2020.5.11 16:19

田舎のサクラ

「有名な花見スポットで花見」というのは私の場合はやったことがありませんが、小さな神社のサクラが綺麗だったので車を止めて花見散歩。
ごく小さな集落にある、ごくごく小さな神社。
100年以上前に原野を切り拓いて入植した先人たちは、こんな小さな神社に集まって桜を眺めながら酒を酌み交わし、日々の開拓の苦労を癒やしたのでしょうか。
こんな場所に咲くサクラが好きです。
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カラマツ林も綺麗でした。
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誰もいない。
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2020.5. 9 17:29

「キビタキのディスプレイ」

オオルリに続き、数日前にキビタキもやってきました。


キビタキはとても縄張り意識の強い鳥。
縄張りの侵入者に対して ”パチパチパチ” と嘴(くちばし)を鳴らしたり、”バリバリバリ” と羽を鳴らしたりしながら威嚇の行動をします。
時には人間に向かってすら、肩口をかすめながら飛んで威嚇してくるくらいです。
ワタシも何度か「出てけー」とばかり、ヤラれたことがあります。


こんな鳥が渡って来た直後にまずやることは、縄張りの確保。


同じ種同士での様々な意思疎通の行動は「ディスプレイ」とも言われ、「求愛ディスプレイ」や「威嚇ディスプレイ」などと言われます。


シジュウカラは、オスが巣穴に入りながら自分の頬の白斑をメスに見せつけて「巣穴紹介(求愛)のディスプレイ」をします(”白斑のフラッシュディスプレイ” Hinde,1952)。
『こんな巣穴を用意してみたけど、いかがッスかー?』
といった感じでしょうか。


(シジュウカラの頬の白斑)
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キビタキの威嚇ディスプレイは、先の ”音” 以外にも、腰の黄斑を膨らませたり、尾羽を扇状に広げながら振ったりします。
キビタキの腰にある黄斑はコレ↓。黄斑が膨らんでますね。
(15年近くも前の写真なんで、画質が悪くてスミマセン)
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キビタキを今年初確認した一昨日、まさに、キビタキのオス同士が威嚇ディスプレイをしながら争ってました。
右キビタキ(オス)が左キビタキ(オス)に向けて、盛んに尾羽を広げながら震わせてました。
左のキビタキ(オス)の方が若い個体だったので、チカラの上下関係が見えるようでした。
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鳥も植物も「名前が分かったらもう見るのはオシマイ」ということがよくあるのですが、自然の面白い世界は名前を知った後にあります。
双眼鏡を使って名前が分かっても、双眼鏡を下ろさずに、いつもより数十秒長く眺め続けてみてください。
こんな行動に気づけるかもしれません。

2020.5. 7 16:28

(極)疎

相変わらず「密」とは程遠い所ばかりを歩いていますが、さすがに最近は、近所の森林公園ですら例年よりも歩いている人が多いような気がします。
とはいっても、いつもなら「3時間歩いても誰にも会わない」ところを、「4~5人に会った」という程度なんで、やっぱり「密」とは程遠いのですが。


しかし念の為に、GW中は名の通った自然遊歩道は避け、遠出はせずに家から30分程度以内で「どっかないかな~」と、日頃のフィールドワークの積み重ねを思い出しながら…。


この日はこんな所。
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「この一ヶ月の間に10人歩いたのかな……」くらいの雰囲気です。
山野草が遊歩道上を覆っちゃってます。つま先立ちで花々を避けながら歩く始末。


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当然誰にも会いませんでした。
多分一週間後にまた来ても、その間私しか歩いてないかも……。


奥深い山奥の道でも何でもなく、町から10分程度の散策路、といった道なのに、花に溢れ・鳥に溢れ・誰もいない、予想以上に気持ちのいい道でした。


登山でもトレッキングでもなく名の通った自然探勝路でもなく、特に景勝地というほどのキャッチーな景色も広がっていない―だけれども、足元には里にあるべきフツーの植物が当たり前に咲いている。


通常の観光だったら見向きもされないこんな道を、人間側が自然を見る目を磨いて楽しむ、というのも、これを機会にもう少しピックアップされてもいいのにな、と思います。
私の思う、自然ツアーのひとつでもあります。
(こんな状況で突然ピックアップされても困るので、場所はあえて書きませんが)


私自身は、これまでもこれからもこんな場所の自然ばかりを見て歩いていますので、終息した際には、また皆さまとこんな道をのんびり歩けることを願っております。


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クルマバツクバネソウがたくさんでした。
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ミヤマシケシダのチビが可愛らしい。
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2020.5. 5 16:42

きた

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今日、ニセコでもサクラが咲きました。
とはいっても町内の街路樹の桜など、場所によってはすでに2~3日前に咲いていた所もありましたが、ワタシ的標本木での開花です。


本州で桜といえばほとんどが「ソメイヨシノ」ですが、北海道では桜といえば「エゾヤマザクラ」という地域も多くあります。(道南ではソメイヨシノを、道東ではチシマザクラを桜と言っているかもしれません。)
ソメイヨシノは、オオシマザクラとエドヒガンの交配種であって自生種ではありません。花つきがいい上に葉の展開よりも先に花が咲くので見た目が美しく、全国各地に植えられています。


だけど個人的には、エゾヤマザクラの野性味あふれる趣きが好きです。
花もソメイヨシノに比べるとまばらで、花と葉が同時に展開するので見た目がパッとしないという人もいますが、森の中に立つ野生のエゾヤマザクラは、ソメイヨシノとは違う力強さがあります。


街路樹として綺麗に並んだものや、植えられた数百本のソメイヨシノよりも、森の中の一本のエゾヤマザクラの方が、何か本来の自然の趣きを感じるのです。
そんな、エゾヤマザクラが咲きました。


そして…


「もう来てもいい頃なんだけど…」
と、ここ3~4日、一日に何度も歩きに行っても見つからなかったコイツ。
本日、やっと確認出来ました。
これだけ歩いて探していたのだから、かなり精度の高い初認日でしょう(笑)
自信なさそーに小さな声でさえずってました。


オオルリ
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サクラも咲いて、オオルリもやって来て、初春の花々は終わりを迎えてきて……本格的な春がやってきました。
メジロもサクラの密を吸いながら喜んでます。
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2020.5. 4 12:20

近所の公園で

近所を散歩。
というか、毎日どこかしら(町内の公園やら河原やら)を歩いて鳥と花のチェックしてます。
ガイド的パトロールと呼んでます。


アトリだらけ。
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昨日、キタコブシが咲きました。
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近所の散歩で、野生の花がこれだけあるって幸せな環境です。
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2日に、センダイムシクイとエゾムシクイがやってきました。
明日にはサクラが咲きそうです。(ヤブキ標本木調べ)

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