2019.8.13 12:48

新刊『さっぽろ野鳥観察手帖』

197万の人口を擁する札幌市。
北の大都市として知られる一方で、数多くの緑豊かな森林公園や自然林が身近に広がっている自然環境も魅力の街です。
そんな札幌で見られる鳥を集めた図鑑が刊行されました。


さっぽろ野鳥観察手帖』(河井大輔)
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まず目を引くのは、”ミシュランガイド” のようなシャレたデザインの表紙。
バリバリの鳥類図鑑のようなイメージではなく、居間の窓際にさりげなく置いておくだけでもカッコいいかも(笑)


当然、見た目だけではありません。
『北海道野鳥図鑑』の執筆に携わった河井大輔氏の本だけに、しっかりとした識別ポイントも分かりやすく書かれています。


そして写真が美しい。
いわゆる図鑑的な鳥写真ばかりでなく、鳥の表情までも感じられるキレイな写真が多用されています。
それぞれの鳥についての解説も、識別点が中心の文章ではなく、鳥を楽しむための読みやすい文章となっています。
そんな写真と文章がページ内で区分けされることなく、写真集的に1ページ内にまとめられています。


実際に鳥に出会えて名前を知りたい時には最低限必要な情報があり、たとえ鳥に出会えなくてもペラペラとページをめくって「こんな鳥を見てみたい」と妄想するのにいいですね。


掲載されている鳥は「札幌の…」となっていますが、当然道内の他地域でも使えます。
特別レアな鳥や地域性の強い鳥は掲載されていませんが、むしろ「市街地近郊と代表的な森で見られる鳥」という点でまずは身近な鳥を知る意味で、有意義な図鑑となるかもしれません。


手に取りやすいサイズ感もいいですので、これから鳥を知りたい、という方々は、手元に一冊いかがでしょうか。

2019.8.13 10:38

掲示板終了のお知らせ

長らく当サイトに併設していた『Ftre-掲示板』ですが、大元の掲示板サービスの終了に伴い、8月12日に閉鎖となりました。
お知らせが遅くなり、申し訳ありません。
ご利用いただいた皆様、ありがとうございました。

2019.8.11 17:24

実がなってきた

先日、イワオヌプリに登ってました。
暑い一日だったけど、なんだか秋の様相になりつつあって、季節の歩みを感じます。


マイヅルソウの実はうずら模様。もう少し経てば真っ赤になります。
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ツバメオモトの青がキレイになってきています。
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アカモノ
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コケモモ
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ガンコウラン
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シラタマノキ
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秋の花、ミヤマアキノキリンソウ(コガネギク)が咲きだしています。
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ツルリンドウも。
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数は少ないけど、探せばこんな花も。アリドオシラン。
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コイチヨウラン
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もう少し夏を楽しみたい。
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2019.8. 9 17:53

東北遠征2

こんなの見れた編。


トガクシソウ(トガクシショウマ)。
花が見たかった…。
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東北に来ると、ノギランをよく見ます。
花がバッチリでした。
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湿原ではキンコウカと共に、イワショウブも。これも北海道にはない風景。
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あと今回、ワタシの中でずっと気になっていたミヤマシシガシラ問題(↓)が解決。


北海道にたくさんあるシシガシラ。
北海道にはこれに似たシダはないので、パッと見でいけます。シダを勉強し始めたらまず覚えるようなものです。
(↓シシガシラ)
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しかし東北にはシシガシラによく似た、オサシダとミヤマシシガシラがあります。
オサシダは数年前に自分的にクリアしましたが、「ミヤマシシガシラは、シシガシラやオサシダとどう違うんだろ?」なんてことを思い続けていました。
何せ一度も見たことがないので、分からない。北海道では見られないので、経験値も上がらない。
せっかく東北に来ていても、「本当に出会えていない」のか「出会っているのに自分が気づいていないだけ」なのか、それすら分からず、いつか認識できるようになりたいな、と思ってました。
今回、気づけました。
(↓ミヤマシシガシラ)
190804-10.05.16_034.jpg


個人的に好きなシルエットの、コミネカエデ。
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エーデルワイスがいた。ミヤマウスユキソウでしょうか。
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「いそうだな…」と思って探しながら歩いていたら、やっぱりいた。
ヤシャビシャク。
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今回も色々と出会えました。
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2019.8. 8 14:11

東北遠征1

今回の東北遠征は、岩手県から秋田県にまたがる南八幡平のあたり。
内陸のエリアなので標高も数百m以上と高めで、標高が高ければ個々の植物も北海道とさほど違和感を感じるほどでもなく、楽しめました(仕事ですが)。


東北の湿原と言えば―
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キンコウカ。北海道には分布しません。
盛りは過ぎていますが、なんとか間に合った。
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道内ではニセコがホットスポットのベニバナイチゴ。
東北でもこれだけ見られるとは知らず、最初は何だかよく分かりませんでした。
秋田から岩手の県境あたりの山では、1000mを超えたくらいで比較的普通に分布しているようです。
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タマガワホトトギスは、岩手・宮城・秋田・山形あたりの1000mに満たないような低標高の山あいの沢に普通。
北海道のごく一部で、この変種であるハゴロモホトトギスが見られます。見た目はほぼ一緒。
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里地ではヤマユリがたくさん。
見た目も匂いもアピールしすぎです。
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「目玉おやじ」的なアキノギンリョウソウがたくさん。
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「こりゃ、面白い」編。
オオバコの葉が群生している中で、クモキリソウが数輪。クモキリソウの葉を見つけましょう。
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アカソの花(奥)とヤマブキショウマの花(手前)。ちょっと似てる。
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つづく。

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