2018.4.15 16:34

夏に向けて

4月も半ばになり、冬のツアーのご予約分はほぼ終了しました(お申し込みがあればまだOKですよ)。


北海道のガイド仕事は4月と11月が季節の変わり目のためお客様も少なく、比較的時間のある時期。
ガイド会社はたいていこの時期にスタッフ研修やら夏の準備、休暇にあてるものです。
ワタシも先月末からこの二週間は、近郊の自然ガイドさんが遊びに来てくれて一緒に歩いたり、泊まりに来てくれたり、飲み明かしたりしてました。


こんなふうに誘ってもらうばかりでなく、つい先日はワタシがガイド仲間たちをハシゴ訪問。
ワタシが最も信頼をしているガイドのひとりです。

マウンテンガイド・コヨーテ
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K2 ステーブル
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ガイド会社にいた頃からの10年以上の付き合いで、独立した時期も同じくらいなので、独立当初はよくガイド論を話し合ったものです。
ガイドの分野は違えど、考え方や経験・技術量などの面でもとても信頼しています。
ぜひツアーも参加してみて下さいね。とてもいいガイドさんですから。


そんな仲間たちと、「今年の冬はどうだった~?」とか、「今年の夏の計画・野望はなに?」などの話しで盛り上がってました。


ニセコのガイド業界、こんな横の繋がりも大事にして頑張ってますよ。


さて、
先週まではこんなふうにガイド同士でゆっくりしていた時期なのですが、今週から講義が始まります。
そしてありがたいことに、ゴールデンウィーク開始から休み明けしばらくは、ツアーのため日程がもう空いていません。お問い合わせ頂いたお客様、申し訳ありません。


その後は、現在ご予約頂いているツアーと講義と調査仕事、講習会も数回企画されていて、すでに6月末までの日程パズルをしている状態です。ホント、ありがたや~、です。
ご予約のお問い合わせは、是非お早めにお願いします。お問い合わせだけでも全然OKですので。


そういえば、ニセコでも4/10に早咲きスミレのひとつ、アオイスミレが咲きました。
同じ頃、モズやノビタキといった夏鳥もニセコに到着。
着々とグリーンシーズンへ動いています。
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2018.4.13 16:53

「カメラ運用~2」

先日白状したように、今年の2月に本気カメラをOM-D E-M5 MarkⅡに新調しました。


発売から3年近く経っているしもう少し待てば新製品も出るかもしれない、との予想もあるのですが、すでにこのカメラはずいぶんと完成度が高いし、値段も最近はこなれてきている。
新製品が出たってウチの財布が許さない(であろう)、ということで、「ここぞと思ったときが買い時」なんです。
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このカメラの運用方法の前に、自然ガイドのワタシにとって使いやすいカメラって?という部分をご紹介。


当初、『 FUJIFILM X-H1』などにも惹かれましたが、これなら上位機種のOM-D E-M1 MarkⅡも買えちゃうし、ワタシにはコストバランスを考えてもE-M5 MarkⅡで充分です。


ワタシ的なカメラに対しての考えは、
「写真撮影が趣味ではないので、写真を撮るためだけに自然を歩くということはほとんどない。
だけどシャッターを押して自然を切り取る行為は好きだし、フィールドワークの際に見たものを今までよりも少し良い画質で、いい表現で記録したい。」
という程度です。


パソコンで等倍で見てやっと分かる程度の画質の差はどうでもいいのです。ブログやホームページの写真はすべてリサイズするわけだし。大きなサイズにプリントしたり、額に飾ったりなんてことは絶対にしません。
表現力という面ではフルサイズ一眼とは差が出ますが、やっぱりそこまでのこだわりもありません。
そもそも、自分のイメージを強く持ってシャッターを押すタイプでもありませんし (^_^;)


となると、写真をキチンと撮っている人に比べればテキトーな私には、フルサイズ一眼でなきゃいけない理由は今のところ見当たりません。
ワタシにとって何より大事なのは野外での機動力なんです。
(「じゃ、ハイエンドのコンデジでもいいじゃん」なんですが、まぁそこは色々とありまして…割愛!)


機動力という面では、マイクロフォーサーズの小型・軽量感は魅力的。野外歩きには大変よろしい。
私はレンズを何本も持ったり三脚を持って歩いたりもしないので、カメラ自体が小型・軽量なのは何よりありがたく、その分、より遠くまで歩く気にもなります。


同じOLYMPUSの「OM-D E-M10 MarkⅢ」のページには、こんな写真も載ってました↓。
“同じクラスの一眼レフと比べてひとまわり小さくて軽いボディーなので、重さを気にせずに軽快に持ち歩くことができます”
Screenshot-2018-4-4.png


しかもOM-D E-M5 MarkⅡは、防滴・防塵・耐低温ミラーレス。これもかなり大事なポイントでした。
レンズ自体にも防滴・防塵対応ものが多数あります。


カメラメインでない私の歩きスタイルは、正直、扱いが雑になりやすいです。
ちょっと雨が降り出したくらいでカメラの扱いに気を使うのは、私にとってはストレスなんです。これが今までずっと防水コンデジで済ましていた大きな理由のひとつでもあります。
冬でも気にしなくていい防滴・耐低温性能は魅力的です(過信は禁物ですが)。


とはいえ、もしも「きっちりと写真を撮ろう!」という気になっても、マイクロフォーサーズ機のレンズ群と価格は魅力のひとつ。
→「マイクロフォーサーズ レンズ群


300mm(35mm換算600mm)の超望遠レンズですら数万円で手に入り、フルサイズ一眼よりも遥かにコンパクトで、しかも手持ちで何とか撮れちゃいます。OM-Dの強力な5軸手ブレ補正はスゴいですから。
マクロレンズだってたくさんあるし、単焦点レンズなんかも楽しいでしょう。
私の購入した「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」レンズは、マクロ的な使い方からスナップ写真、レンズの明るさ、総合的な描画力、レンズ自体の防滴・防塵性能、野外使いにはとてもいいレンズかと思います。


「超広角レンズで湿原の風景なんかもいいな~」なんても思いますが、レンズ沼にハマるのが怖くて気づいていないフリをしています。


ちなみにこんな記事も、背中を後押し。ウデがないのでこんな風には絶対に撮れませんが (^_^;)
→「OM-D E-M5 MarkⅡ レビュー


そもそもワタシ、OLYMPUSのインターフェースにも慣れているし、発色も好み。
カメラデザインもいい。無骨感が好き。


こんな理由でしょうか。


この一ヶ月、使いながら設定を色々いじり、カスタマイズもやっと落ち着いてきました。
これをどう持ち歩くか、は次回で。

2018.4.11 14:52

「カメラ運用~1」

これから何回かに分けて、ワタシの自然散策の際のカメラ運用方法をご紹介します。
あくまで「ワタシ流」ですので、ご参考程度に。


今回は、
コンデジ防水カメラ(OLYMPUS TG-5)
GPS(GARMIN GPSMAP64s)
の運用方法から。
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ワタシの場合、カメラとGPSは常にセットで必携です。
防水カメラは記録写真用。
GPSには、自分が過去に出会った植物の場所の座標情報や、過去に歩いたルート・時間を全て記録しています。
出会いはいつやってくるか分かりませんから、歩く時は常に電源を入れっぱなしです。


さてまずは、
・自分は普段、どういった場所をどんなふうに歩くのか。
・自分は道具を使う際にどこが我慢出来て、どこにストレスを感じたくないのか。
というトコロを改めて整理しましょう。
それによって、やり方・使いやすさは大きく変わりますので。


ワタシの場合は―、
・調査仕事では道のないヤブの中を歩き、
・ツアーや登山では、散策路や登山道といった「道」のある所しか歩かない(常に両手が使えて、転倒・滑落などの心配はほとんどない)
ので、各デジタル道具は “それなりに” 保護しつつも、必要な時にはすぐにサッと使える小気味良さが大事です。


ヤブの中も歩くことを考えると、ハダカでぶら下げて歩くとかはナシ。ケースに入れたい。不用意に落としちゃうとか、気づけば傷だらけとか、一番ナシですから。
だけど、「出し入れに両手を使わないとイケない」とか、「いちいち見ながら出し入れする」とかもナシです。小気味よさが大事。


また、プライベートで歩く時はほぼミラーレス(OM-D E-M5 MarkⅡ)を使うため、防水カメラ(TG-5)だけを持って歩くことはありません。多少の雨でも、このミラーレスなら防滴・防塵なのでやっぱりこっち。
“TG-5を持ち歩いている” ということは仕事の時なので、ザックかショルダーバッグのどちらかを持っている時になります。


以上を踏まえて、どうすればストレスなく使いやすく、かつカメラやGPSの落下や紛失を防げるか―。
数年間色々な道具を買っては紆余曲折を繰り返し、最近はこんな風に落ち着いてきました。


ザックを背負う時はカメラケースを取り付けているのですが、私の場合はそれを「肩ベルト」に付けるのが使いやすいです。
取り出しやすい上に被写体にカメラを向けやすいし、この位置ならぶつけることもありません。GPS画面も見やすい。
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しかし、ザックの肩ベルトに付けるとなると、カメラケースのベルトは横方向に付いている必要がありますが、一般的なカメラケースは縦方向にベルトが付いていることも多く(ウエストベルトに取り付けるため?)、肩ベルトには装着出来ません。


そこでベストチョイスが、『グレゴリーパデッドケース』。
シンプルな作りで余計なポケットなどがなく、形がスマート。TG-5にはSサイズがピッタリです。大き過ぎず小さ過ぎず、出し入れしやすいこのサイズ感がちょうどいい。


さらにカメラケース選びに大事なことが、チャックが両開きなこと。
どちらのチャックを使ってどちら方向に閉めてもOKなので、素早く開けたり閉めたりできて、ストレス軽減です。パデッドケースなら、ここもクリア。


ワタシ的には、カメラケースに止水チャックやら防水性は必要ありません。
入れているものが防水カメラなんだし、GPSだって防水です。
どうせ雨の中で一日中ヤブを歩けばどんな防水性も関係ないので、TG-5にレンズキャップを付けちゃえば、カメラケース自体はどれだけ濡れようが気にしてません。


そしてカメラ本体には、通称ビヨンビヨン(私が言っているだけですが)を取り付けます。
ちなみに調べてみたら、ビヨンビヨンは『クリップオンキーコイル』という商品名らしい。
2018-04-01%2014.37.40_010.jpg


これがあれば不意の落下を防げる上、カメラケースを右側の肩ベルトに付けていれば、右手でカメラを自由に扱えます。
(ケースはベルトで固定する他、小さなナスカンでもザックと固定しています。ケースのズレ落ち防止にもなります)
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ちなみに、GPSには “ビヨンビヨン” は付けてません。
GPSは自由にポジションを動かすものではなく落下を防げればいいだけなので、TG-5の購入時に付属していたカメラストラップをGPSに付けてみたらピッタリでした。


GPSにも両開きのカメラケースが欲しいので、同じくパデッドケースを色違いで使用。
ちなみにGPSMAP64sなら、パデッドケースMでアンテナ部分まで収納できます。
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調査仕事では業務内容によってはショルダーバッグで歩く時も多いのですが、そんな時はカメラケースごと引っ越せば済みます。
(バッグが汚らしくてスミマセン・・・何せ「現場用バック」ですので)
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なんてことのない運用方法ですが、カメラケース(パデッドケース)にビヨンビヨンシステム、いいですよ。

2018.4.10 16:24

リセット

春になると、吹雪の時などに折れた枝が雪解けと共に現れてきたり黄砂が降る日もあるので、厳冬期のような真っ白な雪面というわけではありません。


だけど前日に雪が降ったおかげで、この日のツアーでは真っ白な雪面でした。
2018-04-08%2009.39.48_001.jpg


降ったといっても数センチ。
春の歩きやすさは相変わらずなので、ちょっと斜面を登って春の森を見てました。
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札幌ですら積雪ゼロとなったくらいなので、世の中的にはもう雪の気分ではないでしょうかね。


ニセコの町を通る国道近くの森はもう1mを切る積雪量となってますが、この日のツアー場所で測ってみたらまだ2m70cmの積雪量です。
まだイケますよ。
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2018.4. 8 16:09

ガイドさんと

春は足踏み状態の一日。小雪がちらついてます。
そんな日でも、ガイド仲間とマニアックフィールドワーク。


ワタシはNewカメラで植物を細かく観察・撮影&ずっと気になっているものを探索(当然見つからず)。
相棒は600mmの超望遠レンズで、鳥狙い。
ワタシのレンズでは鳥の撮影はハナシにならないので、ワタシの友達はもっぱらカモメでした。
近づいてもまったく逃げないのでいい遊び友達です。オオセグロカモメさん。
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だけどお互いガイドなので、対象は植物だろうが鳥だろうがOKです。


ワタシの趣味(?)で、相変わらず道のない所を歩き回ってました。
一度気になっちゃうと、行かねば気が済まない性分のふたりなんで。
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超望遠レンズなので、花の写真を撮るには離れないと撮れません。
「何を撮ってんだか分からない」という笑える姿です。
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ガイドさんたち、雨&小雪なのに負けません。
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これからの課題や要チェックなモノが増えて、楽しいフィールドワークでした。

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