2019.5.24 18:37

北海道産シノブ

道内ではほとんど見ることが出来ないシノブ。樹上の苔などに着生するシダです。
2年がかりで目ぼしい場所を歩きに歩いて、数年前に胆振地方でやっと見つけました。


山奥の大木に着生したシルエットは、独特の美しさがあります。


先日、そのシノブを3年ぶりに再訪。
「天気もいいし、写真を撮りに行こう!」
ということで、誰もいない山奥の林道をひとり歩くと……


シノブが着生していた大木が倒れていました!
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風にやられて倒れたのでしょうか。
倒れた幹を探してみると、乾燥に負けた残骸が…。
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ここにシノブが生育していることは、かつて2人にだけ教えたことがあります。
なので……
ここでシノブが生育していたことを知っている人間は、世の中に3人だけでしょう。
そのシノブが死んでしまったことを知っている人間は、私ひとりでしょう。


何だか寂しいですね。


数年前のスギランに続き(下記ブログ)、貴重な分布の植物がいなくなりました。
自然の営みなので、しようがない。そういうものです。
だけどやっぱり残念だ。


--2017.11.23--
スギランというシダがあります。常緑性で、深山の大木や岩上に着生し、生育適地の本州産スギランは30cm以上の……


在りし日のシノブ(2016年9月24日)
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2019.5.22 17:43

鳥見&花見

札幌からJRで来てくれて、ツアーが終わったらまたJRで帰る。という、私としては大変嬉しいツアー参加のお客様。もう何回一緒に歩いているでしょう。


春が遅いニセコでも、5月20日を過ぎれば木々の葉は開きだして視界を遮り、エゾハルゼミの大きな声が鳥の声を遮り…鳥を見るには終盤の時期になってきてます。


それでもいつものように、おしゃべりしながら誰もいない森を歩き、鳥を見つけては立ち止まり、花を見つけては立ち止まり、春の長閑な散策でした。


観光で行くような自然景勝地ではありませんが、この時期は、こんな春散策の雰囲気が好きです。

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葉が邪魔で鳥の写真がちっとも撮れずに悔しかったので、後日再訪して再チャレンジ。
これがやっと。
キビタキ
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コサメビタキ
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2019.5.20 15:56

今の神仙沼

神仙沼の様子を見に、行ってきました。


駐車場のトイレは、例年6月第一週のニセコ山開きまで使えません。
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入り口だけを見れば、余裕で行けそうな感じ。
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だけど、まだ木道の一部で雪がかぶっています。
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完全に道がなくなる所もあるので、皆さんここいらで引き返してました。
気軽に散策するにはまだかかります。
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しかも、今が一番中途半端な雪の量。
キチンと選ばずに迂闊に足を置くと、雪が抜けますよ。危険があるほどではないですが、少々イラッとくる。
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湿原内は雪はなくなっていますが、当然、木道の整備はまだ。
これも山開きに向けて整備されるかと思うので、もう少し待ちましょう。
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神仙沼
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自己責任で行ったトコロで、植物はまったく始まっていないし、つまらないかも。。。
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探せば、ミズバショウやエゾイチゲがぽつぽつとある程度。
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ということで、「神仙沼ネイチャーハイキング」は6月以降、木道の整備がおおむね済んでからの実施となります。

2019.5.18 15:45

東北遠征~森編

八甲田の山々は雪解けの季節を迎え、ブナの新緑が美しい。
まだまだ滑れそうで、板を持ってくれば良かった(笑)
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ガイド仲間に付き合ってもらって、山麓の遊歩道を歩いてました。
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トウゴクサイシン(2007年までウスバサイシンとされていたもの)
北海道のオクエゾサイシンに比べて葉先が尖り、萼裂片はオクエゾほど反り返らずにつまんだようになるのが特徴的。
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ヒョウノセンカタバミ
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偶然見つけた、オオユリワサビの群生地。
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オシダのフィドルヘッド。(フィドルヘッド=シダの開葉前の姿のこと)
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「背骨が逆に折れちゃった」系は、サカゲイノデ。
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「アッチャコッチャ向いてる」系は、ジュウモンジシダ。
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付き合ってくれたガイド衆。ありがとう。
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帰り道も美しいブナ二次林に立ち寄って、「いいね~」と独り唸ってました。
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奥入瀬に行ってきたのに、奥入瀬渓流を歩いてないことに帰る日に気がついた。
また来よう。

2019.5.16 17:20

東北遠征~水編

初日には、こんなこともやってました。


奥入瀬自然観光資源研究会(通称おいけん)と、十和田湖ガイドハウス 櫂のコラボイベント・カヌーツアーに参加。


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丁寧なレクチャーを聞いてから出発します。(なんか、懐かしい…)
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私はひとり参加なので、当日出会った親子の参加者と組んで漕いでました。
まぁ「昔取った杵柄」で(笑)
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これ以上ない!というくらいのコンディションの中、水面からの美しい新緑の森を見る。
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素晴らしいツアーでした。

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