2019.3. 6 14:05

この上ない

自然ツアー一本で独立する、なんて物好きなガイドはなかなかいないので、独立当初は『どうすればやっていけるのか・どうすべきなのか』、ワタシなりによく考えました。


自分が思う自然ツアーの楽しさって何よ?というのが、「ツアーについて」ページにある、あの最初の文言。


自然の美しさに感動し、
みる楽しさに気づき、
知る喜びを味わう。


標語のような文言ですが、一応オリジナルです。
理想は至極当たり前で、シンプルがいい。
独立以来ずっと、すべてのツアーで必ず目指すようにしています。


ワタシの技術不足のせいで結果的に提供出来なかったことはあっても、ツアー前にはここを目指せるツアーをご提案し、どうやっても提供出来ないであろうツアー形態は始めからやりません。ここは10年以上、譲らないトコロ。
だからたとえ、林道の道端だって、一般的な ”自然の美しさに感動” は出来ないけれど、”見て・知る” ことが出来るのなら、ワタシ的にはそんな場所での自然ツアーもアリなんです。


この日はピーカン。
大展望のような美しさもあり、小さな美しさもあり――最高の一日。
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でも、ただ美しい自然に感嘆するだけではなく、キチンとみる楽しさを味わい――、
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知る喜びを。
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翌日は急遽お友達を連れて来てくれ、3人で自然散策。
ゆるゆるな雰囲気の中でも、キチンと見て楽しんでました。
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こんなツアーは、大人数でのツアーや決まった場所だけでのツアー、プログラムされたツアーでは実現出来ないと確信しています。
だからオリジナルになります。こんなスタイルを自分の色にしたい。


ツアーが終わってから、参加してくれたお客様がこんなトコロをぼやーっと感じてくれたなら、ワタシとしてはこの上ない喜びです。

2019.3. 3 17:27

冬のツアーについて

今年は、2月の三週目頃から急に春になりました。
それまではマイナス10℃を下回る日が多くて新雪も毎日豊富だったのに、このあたりを境に日中はプラスの気温になり、それ以降ほとんど雪が降っていません。
2月下旬はまだまだ厳冬期のはずなんですが、晴ればかりの毎日でした。


例年ならこんな春陽気は3月半ば以降くらいからなのに、今年は異常に早く春が訪れています。
仲間内でも、
「さすがにこのまま春ってワケはないよね~」
なんて言っていたら、冬に逆戻りする日もないまま、今日まできています。


となると、雪解けも早いペースで進んでいます(特に山麓では)。


現段階では山麓でも1m以上の積雪があるのでツアーに問題ありませんが、例年はGWまで催行可能な冬のツアーも、このままいくと、4月以降に雪はあるのか?!という雰囲気です。


こればっかりは今の段階で「○月○日までならOKです!」と断言出来ずに歯がゆいのですが、3月いっぱいは大丈夫だろう、と思っています。


残雪の多い場所で催行する、ということも場合によっては可能ですので、4月以降で冬のツアーをご計画されている方は、一度お問い合わせ下さい。
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2019.3. 1 17:44

樹木をみる

この日も春陽気。
朝はマイナス9℃ほどで5cm程度の新雪があったけど、日中は青空でポカポカ陽気、道路からは雪が消え、森では鳥がさえずり、足跡もたくさん残っていて……春です。


いつもツアーに参加してくれているお馴染みさんなので、自然の見方も一歩も二歩も進んで、いつも以上にじっくり自然観察のスノーシューツアーでした。


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この日は、「樹木それぞれの違いを知り、名前を知り、森の姿を知る」という樹木観察。


名前を決めることがすべてでは決してありませんが、「名前が分かる」ということもやっぱり楽しいもんです。特に森全体を見たり、科学的に自然を見るには、名前が分かることはとても大事なこと。


そんな名前を決める観察となると一般的には冬芽観察に興じるものだけど、ワタシの場合、冬芽を観察するのは一番最後の確認作業の時のみ。(当然、冬芽を感覚的に「可愛い」だとか「造形美」を愛でるのであれば、最初っからどんどん冬芽を観察しましょう)


冬芽を見る前に、枝ぶりや枝の延ばし方・樹姿や色味・生育環境・地形・雰囲気(?)まで、見るものは色々とあります。これをヤブキ用語的に「パッと見分類学」といいます。


こんな見方は、実際に見ていないとまったく分からない世界なのでここではちっとも書けませんが、自分の感覚と様々な見方を総動員して一本一本の違いに気付き名前がアタマに浮かぶ、というのも自然をみる楽しさのひとつに間違いありません。


ということでこの日のお客様には、ヤブキ的樹木検定2級を差し上げました。審査基準も副賞もありませんが。
だけど、自分の中で「なんか見れるようになった気がする」という感覚って、良いですね。


そんな名前が分かるようになった木が、どんなトコロにどんなふうに生えていて、それからどんなことを読み取れるか――樹木を識別することでここまで見られるようになったら、楽しいものですよ。


相変わらず、他の人が聞いたら意味の分からない、分かりにくい写真ばかりを撮ってました。
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2019.2.27 15:15

エゾシカ調査

今年もこの季節がやってきました。
洞爺湖中島のエゾシカ調査。
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洞爺湖に浮かぶ中島で、シカと森林植生の相互関係を明らかにし、適正な管理・保全のためのデータ集積のため、1980年からずっと行われ続けている調査です。
ワタシも毎年手伝わせてもらっています。


ワタシにとっては、大学生や先生方、研究者の方々と年に一度顔を合わせられる機会でもあります。
話したり・飲んだりしていても、ガイド仕事とは毛色の違った会話と刺激がためになります。


自然をみる行為は「その場・その時」を見るだけではなく、実は「見続ける」ことが最も大事でムズカシイ。
“蓄積する”ってとても大変な作業で、毎年そんな姿勢を見習わせてもらっています。


今回は調査だけでなく、ちょっとしたセミナーなんかも担当させてもらって、アタマも身体も活用。
3日経っても筋肉痛に襲われることもなく、今年も「まだまだワタシ、動けるぞ」と確認出来てよかった。
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2019.2.25 16:47

春陽気

この日はワタシの都合に合わせてくれての、ツアー催行。
ありがとうございます。


この日のお客様は、偶然に去年とまったく同じ日でのツアーでしたが、昨年はいかにも厳冬期の雪を味わい、今年すっかり春陽気です。
なので、そんな季節はずれの春を味わいながらのツアーでした。
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鳥もさえずりを始め、新雪がないので動物の足跡も残りやすくなり、エゾリスもなんだか活発に動き回ってます。
遠くにエゾリスを見つけ、そんなチャンスには、「どうやって相手にインパクトを与えずに近づくか」なんてことを実践しながら、時間をかけてじっくりと観察。
超ラッキーです。
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なんだかホントに、急に春です。
一週間、雪が降ってません。まだ二月というのに……。


その分、休憩ものんびりと、観察もじっくりと、穏やかなツアーの毎日です。
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