2017.2.19 17:39
「クマゲラ」
クマゲラは日本最大のキツツキ類で、カラスほどの大きさ。
国内では主に北海道に生息している天然記念物の鳥です。
クマゲラの糞は、図鑑によると、
『アリの外骨格からなる、直径5~10mm程度、長さ10~40mm程度の糞である』
とあります。
クマゲラはアリが主食。
あの大きな身体をアリで保っているなんて、そりゃ、大面積の森が必要となるわけです。
他の昆虫やらイモ虫やら、もう少し栄養効率の良さそうなエサもあるのに、なんでこうなったのでしょうかね?
森を歩いていればそんなクマゲラの採餌痕はそれなりに見る機会があるのですが、糞となると今までキチンとと見たことがありませんでした。
それが・・・・・・
こんな採餌痕を探してみたら、ありました。
クマゲラ糞。
アリの外骨格、まさにコレ。
5月12日後志管内にて。