2016.1.28  8:54

「ニセコのオジロワシ」

ニセコ倶知安エリアでオジロワシが飛んでいました。
1年~2年目くらいの幼鳥、かなり若い個体です。
ニセコ倶知安エリアで見る個体は、たいていこんな若い個体ばかり。
2016-01-15%2011-41-53.JPG


そもそもニセコエリアでは、オジロワシ・オオワシはあまり見る機会がありません。
1年に何回かは偶然に姿を見かけますが、ニセコで “ここに行けば必ずいる” という場所は私は見つけていません。
常に吹雪ばかりで豪雪地帯のニセコは、エサを確保しながら冬を越すための土地としてはあまり適していないのでしょうか。

とはいえ、ニセコでも冬にもなれば極端に珍しい鳥はないので、注意さえしていれば、“偶然に” 程度に見ることが出来ます。


今年も、若い個体が飛んでいるのを何回か見かけています。
ただ、いつも運転中に偶然チラ見、ばかりですので、いつも見ているのが同じ個体かどうかは分かりません。
だけどやっぱり、立派な成鳥、ってなかなか見かけません。


若い個体は全体の中では力が弱い分、越冬にはあまり適していない土地に追いやられるのでしょうか。
若者がひもじい思いをしながら新たな越冬地・エサ場の開拓中、だとすると、やはり厳しい世界です。

●コメント一覧
●コメントを投稿

投稿ボタンを押してから、投稿完了までしばらく時間がかかります。
投稿完了後、管理者が承認するまではコメントは表示されません。






自然のおはなし
「新ツアー」
「管理と維持の実状とこれからのひとつのカタチ」
「クズあれこれ」
「キビタキのディスプレイ」
「器用なカケス」
「春?じゃない…はず」
「ゲジゲジシダ顛末記」
「さっぽろ野鳥観察手帖」
「遊歩道のあり方を考える」
「エゾエンゴサク」
「植物から学ぶ」
「“ハマる” 難しさ」
「バイケイソウあれこれ」
「登れない山」
「いつまでたっても」
「巨鳥」
「スギラン」
「ハルニレ林」
「オカダモ」
「キオンとヒトツバハンゴンソウ」
「比べるシリーズ」
「ヒルナンデス」
「嬉しい出来事」
「盛りだくさん」
「ヤブキ用語」
「アライグマ」
「フクジュソウとシャク」
「クマゲラ」
「サクラソウ色々」
「図鑑ネットサービス」
「クマにご注意」
「蚊と色の関係」
「キバナコウリンタンポポ」
「マキノスミレ in北海道」
「水恋鳥」
「カタクリ~実生」
「古道をゆく」
「雪の中の紫外線にご注意!」
「コクマルガラス~声など」
「コクマルガラス」
「カワガラス」
「図鑑のための図鑑」
「ハクチョウとキツネ」
「ニセコのオジロワシ」
「しだまとめ」
「はなまとめ~2」
「はなまとめ~1」
「とりまとめ」
「顔パスで」
「シダ見」
「耳かき草」
「早春の鳥見」
「古道」
「Ftre掲示板開設」
「コガラとハシブトガラ その2」
「コガラとハシブトガラ」
「今年を振り返る~植物編」
「今年を振り返る~動物編」
「黄釣舟」
「サイシンあれこれ」
「黄から紫へ」
「夏の自由研究?」
「予習もおススメ」
「続・ ? 」
「雪の降る夜は・・・」
「虎落笛」
「秋の声」
「ハズカシながら・・・」
「宵待草」
「朴の花」
「魑魅魍魎(ちみもうりょう)の森」
「鳥・撮り」
「道標(みちしるべ)」
「雁風呂」
「雪虫」
「シジュウカラとゴジュウカラ」
「春の声」
「かくありたい」
「写真集2(失敗編)」
「そらとくも」
バックナンバー
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年