2014.5. 1  0:56

北のリス

北海道には二種類の野生のリスがいます。


ひとつはエゾリス(キタリス)。
こちらは冬眠することなく、冬でも元気なコ。
主に樹上で生活しています。
今月のトップページを飾っているだらしない写真も、エゾリスです。


もうひとつはシマリス。背中のシマシマがトレードマーク。
本州ではペットショップで売られていたりもします。


ワタシも、子供の頃に飼っていました。
エゾリスと違って、主に地上を生活圏として、冬眠もします。


当時のワタシは、野生のシマリスが冬眠することなんぞ知らず、冬が近づくにつれ、
「なんだか動きがリスらしくないな~」
などと思いつつ、当のシマリスはカゴに設置した鳥用の巣に新聞紙を詰め込み冬眠体制―。
そのまま春になっても永い眠りについたまま・・・、となってしまいました。
スイマセン・・・。


普通、鳥にしたって、地上性の生き物はピカイチの警戒心であることが多いのですが、このコはなぜかおっとりめ。
この日も、目の前の数メートルでこちらが気づいて、ワタシの方が後ずさりしてあげたくらい。
その間このコは、身体を掻いたり、ポーっとしたり。
完全にあさっての方向を見てます。


本州では、太平洋側の一部にタイワンリスが隔離分布し、勢力を拡げつつあり問題になっています。
先日、本州を歩いているときにも、何度か見かけました。


とある公園にあった、
「エサをあげないで!」
のポスターに書かれていたタイワンリスの顔の、なんと可愛くないこと!(写真は撮り忘れちゃいました)
人間のうがった見方があふれてましたが・・・。


やっぱり、本来の野生の姿がイチバンです。
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