2016.5.31 17:32

まとめてフィールドワーク3

華やかなランシリーズの次は、地味シリーズ。
ほどほどにしますんで。


『ヤブにも負けずダニにも負けず、蚊にもブヨにも負けない丈夫な気持ちを持ち・・・』
微妙に違いますが(^_^;)、こんな所を見つけては何かないか探索。
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南に来るとよく見ます。「ホソバシケシダ」
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陽の光シリーズ復活。「コタニワタリ」
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陽の光シリーズは「ホソバナライシダ」がキレイ。
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ミヤマイタチシダに比べるとぐっと少なめの「イワイタチシダ」
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イネも見て歩いてました。「イブキヌカボ」
こんなのに比べたら、シダはずいぶんと派手に見えます。だって写真にすら上手く写りませんから。
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昔、なかなか特徴が掴めずに苦労した思い出のある、「イッポンワラビ」。
道内では特段珍しいシダではありませんが、かといってどこでも見るものでもありません。
そんなトコロが、「たまに見るのに、なかなか ”見る経験値” が上がらずに見分けられない」という、もどかしさですね。
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サカゲイノデと思いきや、「イワシロイノデ」
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「ナツノハナワラビ」が胞子嚢穂を付けてました。
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「キヨタキシダ」でいいのかな。
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今回の目的のひとつ。「ヒメノキシノブ」
道内では一度だけ、あとは東北でしか見たことありません。
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その他、当然ハズレも多数。


もうこのくらいにしておきましょう。
今月中旬に遠征ツアーがあった上に、こんな遠征フィールドワークが多かったこの二週間。
走行距離は二週間で3,000km。日本縦断しちゃいますね。
我ながら驚異的な伸び率です。


たかが二日間とはいえ、泊まりがけで朝6時から歩き―、
時にクマしか歩かないようなヤブ道を行き―
時に急斜面を登り―
時に見つけられるまで行ったり来たり―
こんなふうに動き回れば、それなりに見れるものですね。


帰りの運転中に菜の花畑がふと目に入り、また寄り道。
キガラシのようでしたが、畑モノなので私的にはどっちでもいいです。
こういうものは風景美を愛でればよし、ということで。
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おしまい。

2016.5.30 18:05

まとめてフィールドワーク2

さぁさぁ、ラン祭りが始まるよぉー。


まずは、注意すればよく見つかる「ノビネチドリ」
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前回投稿分でも紹介しましたが、やっぱり “ラン祭り” で紹介しないと。
「エビネ」
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「ギンラン」
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「ササバギンラン」
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「ユウシュンラン」
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「クゲヌマラン」。この二日間でギンラン系が揃いました。
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「コケイラン」
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「イチヨウラン」
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「サルメンエビネ」
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「コアツモリソウ」
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「アケボノシュスラン」ロードを見つけた。なかなかスゴい群落でした。
花期は晩夏ですが、来れるのかな?
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鈴虫がいた。さすがに鳴いてません。「スズムシソウ」
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「分かラン」
キンセイランかな?と思いますが。
あと2~3週間もあれば咲きそうです。この株のためにまた来るか?いつ来れるの!?
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たかが二日間でも、動き回れば見れるものですね。
尋常でない動き方をしてますが(笑)


まだつづく。

2016.5.29 16:38

まとめてフィールドワーク

ありがたいことに、明日から6月下旬までハマっちゃいました。
ツアーやら調査仕事やら、講義やら出張やら……ワタクシわらじが多いもので、明日から1ヶ月近くの間、休みがなくなりました。
会社勤めの頃なら、
「もう、イヤになっちゃう……」
なんでしょうが、個人事業主としてはお仕事が頂けるだけありがたい限りです。


ただそこで問題が!
いつものフィールドワークが出来なくなります。
今までは飽きるほど出来たのに、ムラがありすぎます。北国の夏は突然やってくるのですね。


となれば、この時期に気になっているモノをまとめて見に行く、という強引な計画を決行。
「今月は道南に何回来ているんだろ?」
なんてことには気づかないフリをして、思いつくまま移動を繰り返し、
「道南2日間・車中泊無理やりフィールドワーク」
開催です。


まずは準備。車をシングルベッドモードにチェーンジ。
(→2015.8.30投稿「快眠へ」
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金曜日の夜に出発。“決戦は金曜日” なんて、昔誰かが言ってましたから。
ひとまず南を目指して、途中で寝る計画。
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ここから先、紀行文的に書いていたらキリがないので植物の写真をつらつらと上げまくります。
鳥もたくさん見聞きしたのですが、写真が撮れなかったので植物ばかりです(^_^;)


そこかしこで「コンロンソウ」が盛り。”だらけ”でした。
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踊り子も踊りまくってます。「オドリコソウ」
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「ミツバウツギ」
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「サルトリイバラ」
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「キンギンボク」
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「オオバナノミミナグサ」 岩地になると出てきます。
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「ヤマシャクヤク」もたくさん
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「オオバヤシャブシ」の果穂。”やしゃぼっくり”と呼んでます。
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これがひとつの大きな目的。「エビネ」
北海道では見られる場所が非常に限られている上、今まで花期には行けなかった。
情報をあまり持っていなかったので、ひたすら足で稼いで見つけました。
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前に遠征ツアーでお客様と見に行ったのは、イワカガミ。
こちらは「オオイワカガミ」。ギリギリで花期に間に合いました。
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陽の光シリーズ、「ユキザサ」
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陽の光シリーズ、「ツバメオモト」。花はもう終わってます。
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「タニギキョウ」
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坊主がいた。「ギョウジャニンニク」のネギ坊主。
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ミヤマスミレって花期が終わると葉っぱがデカくなるんだっけ?
存在感ありすぎな「フイリミヤマスミレ」
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久しぶりの「タチカメバソウ」
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海まで立ち寄ってます。
なんか派手派手しい色があるな、と思ったら「ハマエンドウ」がスゴいことになってました。
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これも目的のひとつ。「スナビキソウ」。
初めて見れました。
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写真がタイヘンなことになってきたので、今日はここまで。
今回の投稿は、「(一般的な)花シリーズ」から。
次回は、「ラン祭り」開催予定。
つづく。

2016.5.27 16:01

数日前のあれこれ

5月も下旬となり、春から初夏の花へ除々に移り変わっています。
鳥もさえずりの季節というよりか、子育て真っ只中という感じです。


こんなふうに有無を言わさず季節は進んでいくので、
「この花、もう来年まで見れなくなっちゃう!」
となる前に、いつものように走り回るのが大事な仕事(というか、趣味というか・・・)。


(以下の写真は、ニセコで撮ったものではありません)
10日前にはまだだったサクラスミレは、もう終盤。何とか間に合った。
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久しぶりにシロスミレを見つけた。
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八重咲き的なオオヤマフスマ。
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遅咲きスミレも咲き出しました。エゾノタチツボスミレ。
エゾノタチツボスミレは全道に分布していますが(分布の中心は胆振~道東)、ニセコを含む北海道西部の日本海側ではあまり見ない気がします。
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これからはシダの展葉も進み、シダも楽しめる季節となりますね。よしよし。
ニッコウシダの森。
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ヘビノネゴザの森。
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タガネソウもたくさん。
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ミツバツチグリも咲き出しました。なんだか初夏のよう。
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クリンソウと水辺がキレイな季節となりました。
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ふと上に目をやると・・・・・・、
「!?」
「シノブだぁー!」
とひとり大盛り上がり・・・・・・・
に、なりそうだったけど、よく見たら木の股に着生したセントウソウでした(笑)
妄想が過ぎます。
道内でシノブを見つけたらちょっとした話題になるのですが、残念。
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花や鳥がいいということは、ブヨやらダニやらも多くなる季節ですので、キチンと対策して散策しましょう。
ワタシは、ダニを連れて帰ってました(笑)

2016.5.25 17:03

「水恋鳥」

先週の道南遠征ツアーの最中、3年ぶりにアカショウビンとの出会いがありました。


アカショウビンは古くは「水恋鳥(みずこいどり)」とも言われ―、
前世の罰・報いをうけて全身が真っ赤な羽色になってしまい、そのために、谷の水を飲もうとしても水に映った自分の身体が真っ赤な炎に見えて水に近づけない。
故に、いつまでも水が飲めずに雨露を口に受けて渇きをしのぎ、いつも水恋しと啼いている・・・と、柳田国男は書いています。


そんな悲しげに聞こえるこの声ですが、久しぶりにアカショウビンに出会ったワタシはそんな風情をすっかり忘れてお客さまと大喜び。
まだまだ自然の風情を噛みしめる心の余裕が足りません。


(かつてニセコで出会ったアカショウビンの声↓)

2016.5.23 19:10

探索ツアー?

お客様に「地元をご一緒してくれませんか?」と相談され、どこでも行っちゃうワタシは早速お呼ばれしてニセコから車で2時間弱。日本海に面した町の森を歩きまわってました。


特に「これを見よう!」
というわけでもなく、
「何かないか、お客様の地元で探しましょー」
的な散策。
このお客様は、ソフトに遊歩道だけを歩くタイプの方ではなく、見るためにはしっかりと・どこでもOKな方なので、良さそうな環境を見つけては道から外れたり・ヤブに突入したり(笑)
“散策” というには、かなりイメージが違うかもしれませんね。


こんな沢や……
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こんな沢や……
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こんな所を突き進み……
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林道を行く。
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道端ではずっと、シャクがキレイでした。
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2016.5.21 18:13

心のおもむくままに

昔の自然ツアーって、ニセコに来た “ついでに” 参加してくれるお客様が多かったのですが、独立してからはツアーのためにわざわざ来てくれる、というお客様も多くなりました。
自然を見る目的でツアーに来てくれる―って、当たり前のようですが、ガイド的にはウレシイものです。


今日も小樽のホテルに泊まっているお客様が、ツアーにためにニセコに朝イチで来てくれました。
ツアーが終わればまた小樽へ。
ありがたいことです。


そんな今日のお客様は、森を歩きながら個々の花や鳥を見るというよりか、感性のおもむくままに森全体を見て・感じて写真を撮る、という楽しみ方をしてらっしゃる方です。


そうなるとワタシとしては、ニセコらしく、今時期ならではで、かつ美しい森にお連れして、あとはいつもの放置プレイ。
ワタシはワタシで、ニリンソウの森や―
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雪の中のツクシを撮ってました。
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もうすでに森の自然とお客様なりに向き合ってますんで、個々の花や鳥などは別にどうでもいいのです。
ワタシが花や鳥の種名を言ったのは、ごくわずか。たまに、「美しく見える大事な要素となっている個々の自然」をちょっと観察したり・解説するくらい。
種名なんぞ、これから先に興味が出てくればその段階で知ればいいのかと。
これもひとつの楽しみ方ですね。


1dayツアーで、しかも1対1のツアーだったので、
じっくりと歩くべき所では時間をかけて、移動の途中でも見るべきものにはいちいち車を停めて見て、様々なタイプの森の姿を見ながらフルに動き回ってました。
時にはキレイな森ばかりでなく、“いただけない森” というのもキチンと見て、正しく自然を見る目と感性を大事に。


二人して、個々の鳥や花や雄大な自然風景といったものには目もくれず、ひたすらに森の姿に着目する一日でした。

2016.5.19 21:05

4日間ツアー

遠征ツアーで、道南を4日間どっぷりと歩いていました。
連日天気が良く、狙っていたモノも見れて、いい遠征でした。
写真を抜粋して、ご紹介。


「火山が好き」なお客様だったので、まずはこんなトコロへ。
観光地ではまったくないので、GPSと記憶を頼りに砂利道を入り、看板も何もない一見ただの崖へ。
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噴火によって軽石が降り積もり、当時の森の木々が蒸し焼きにされ地中に保存されています。
“当時の森の木々” といっても、3万2千年前のアカエゾマツです。
そんな壮大な歴史が目の前で観察出来ます。
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函館を拠点に宿泊しているのに、函館山ロープウェイに乗って夜景を見に行くことはなく、日中は歩いて登って花を見たり、歴史を知ったり。
朝も函館朝市に行くことはなく、朝5時から鳥見をして、日中は日本海方面に行ったり噴火湾方面に行ったり。
ニセコにはない植物をたくさん見ながら道南の自然を感じ、シダまで見ながら歩いてました。
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ヒバの巨木の森。
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コアツモリソウ
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松前藩の殿様も通った、江戸時代の山道(さんどう)をゆく。
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ニリンソウロードとなっていて、とても良い雰囲気の道でした。
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チゴユリもたくさん。
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今回は、体力的・年齢的にも「登山」となるとツラいお客様。
となると、見れる植物が決まってきて、高山モノには出会えません。
ならば!ということで、ワタシ的に「ここなら見れる!」という場所に行って山モノの花にも出会ってきました。


イソツツジ
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ミネズオウ
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イワカガミ
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函館空港でお見送りをして、ついさっきニセコに戻ってきました。
天気に恵まれ花々にも恵まれた、道南自然ツアーとなりました。

2016.5.17 17:01

遠征ツアー中

昨日から、道南にて遠征ツアー中です。
3泊4日で、お客様と道南の自然を見て歩いています。


情報誌に載っているような観光地には一切行かず、自然を楽しめるベーシックな所から、知られていないような場所まで、歩きまわってます。


出会ったモノのあれこれは、帰ってからまたご報告します。


ちなみに今日は、シダレクジャクが綺麗でした。
※“シダレクジャク”なんて植物はありませんよ。クジャクシダの展葉前です。
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2016.5.15 16:59

鳥見の会?

今日は鳥見の会の日・・・ですが、この一週間で参加者が増えたり・減ったりを繰り返して、結果的に現役自然ガイドさんとご一緒。
となると、
「鳥はだいぶ分かっているものね~、じゃぁ・・・」
ということで、数日前に急遽フィールドワークツアー(?)に変更。


ニセコから1時間半ほどの遠征です。
当然、行った先で鳥も見るので、鳥見の会超イレギュラーバージョン。
ある意味でお得なツアーです(笑)


ニセコとは違った自然を見ながら、ワタシ的にも開花状況が気になっている場所を連れ回して、自由この上ないツアー(?)でした。
こんなのが得意です。


思いつきで何気ない場所を連れ回していたら、セントウソウがいい時期でした。地味ですが。
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展葉前のコウヤワラビも目立ちます。
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一昨年に見つけたサクラスミレの群生地へ、様子見。
完全にワタシの個人的興味です。スミマセン。
しかも、ヤブ漕ぎまでさせて(笑)・・・一輪だけ咲いている状態で、これからでした。
だけど葉っぱだけで分かるようになると、そこかしこにたくさんある場所なのです。そんな “目” を養います(と言っておけばカッコイイ)。
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ハマハタザオをバックに、Theスミレがたくさん。
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鳥見の会というにはちょっと強引な、フィールドワークツアーなのでした。

2016.5.14 16:07

過密スケジュールな二日間

ありがたいことに、明日からしばらくツアーが立て続けにハマって、テトリス成功(テトリス?→2015.5/4投稿)。
フィールドワークやら下見ができない日が続きます。
となれば、昨日・今日と泊まりがけで走り回ってました。
2日で合計800kmほどの道のり。
今回の中身は内緒です(^_^;)


こんな所をうろちょろしてました。
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気になっている場所を全部回るには時間がないので、朝5時からひとりでうろちょろ。
シラネアオイが朝日を浴びてキレイでした。
(ヒグマの危険があるので、朝夕の単独歩きはおススメしません)
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遥か遠くに羊蹄山を望む。
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2016.5.12 19:00

野外実習

講義の一日。
緑がここまで揃ってくれば、ワタシとしては一日中野外実習です。
室内での勉強も大事ですが、うんちくを勉強する前にモノを見ることの方が大事なのです。


1年生にとっては、初めての本格的なフィールドワークとなります。
歩きながら分からないものを見つけて・調べる―でもいいのですが、経験値が少なければ、“それなりに” しか見えてきません。
もっとキチンと “フィールドワークの進め方” を知って実践した方がより深く知ることができ、一回のフィールドワークを有意義なものに出来ますね。


見るべきトコロ・今の段階では見ちゃいけないモノ・それぞれの違いの見つけ方・環境との繋がり、までをキチンと見て・考えて・調べて……、
さらには、
記録すべきコト・記録写真の撮り方・採取の方法・その後の図鑑とのにらめっこまで、網羅的にフィールドワークの方法を実践していきます。


初めのうちは、見れるようになる楽しさを実感しながらも時にはツラい作業をひたすら頑張る、ということに慣れるしかありません。


実際に野外を歩きながら、見る楽しさ・知る喜びを感じていってもらえれば何よりです。
頑張れ!

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2016.5.11 17:11

いつまでたっても……

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4月~5月上旬は仕事が落ち着いている時期&これから仕事ラッシュの時期なので、今のうちにフィールドワークとインプットの繰り返しです。


フィールドワークは野外を歩いているので楽しいのですが、インプットは図鑑と格闘となるのでさすがに疲れてウンザリすること・眠くなること多数。


そんな時の気分転換に、
「過去の写真を見直そう」だとか、「過去の野帳を見直そう」だとか思ってやっているとまた、これはこれでヘコみます。


というのも、改めて見直していると、
過去に写真を撮っているにも関わらず、「なんだこりゃ?」と思ったり、
野帳に書いているにも関わらず、「へぇ~、そんなんだ~」と今さら思ったりすることがよくあるわけで……つまり忘れていた、ってことですね。


さらには、過去何冊かの野帳を見ていると「毎年同じことを書いている」なんてことにも気づかされ、自分のやる気を疑います。
それこそ、
ヘビイチゴ・ヤブヘビイチゴ・ヒメヘビイチゴ・エゾヘビイチゴ・エゾノクサイチゴ……とか、
クスダマツメクサ・テマリツメクサ・コメツブツメクサ・コメツブウマゴヤシ……など、いつも混乱しちゃう識別点なんて、もう何年野帳に書いているんだろ、という状態。


きっとワタシの深層心理では、諦め半分で「別にどっちでもいいや」と思っていて、覚える真剣さが足りないのでしょう。
まぁ、ツアーで話すことはまずないし、道端の植物なんてフツーはどうでもいいかもしれません(笑)
「自然のコトにどうでもいいことなんてない!」なんてカッコイイこと言いたいところなのですが……。


でも、過去の野帳を見ていると、自分なりに覚えようとした努力の形跡はあります。
数年前に意味不明の “覚えるためのポーズ” を編み出してました。身体を使って覚えよう、作戦。
今年こそは覚えよう、と思っているので、ツアーに参加した人は積極的に足元の植物を質問して下さい。
意味不明のポーズが始まりますよ。
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2016.5.10 17:14

ガイド研修

この日はニセコのガイド仲間数人と、ニセコから3時間ほどかけて遠征フィールドワークです。
ガイド研修という名の下、日高方面で花見。
花見といっても、植えられたサクラを見ても写真を撮る人は誰もいません(笑)


まだカタクリが咲いていました。ニリンソウとのコラボがキレイ。
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ホソバノアマナ
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ヒカゲスミレがひっそりと
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サンカヨウ
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ニリンソウは形態の変異幅が広いグループで、花弁が緑色に色づくと “ミドリニリンソウ” などと言われます。
八重咲きが進むと “ギンサカズキイチゲ” 、完全な八重咲きになると “ヤエザキニリンソウ” などと呼んでいる人もいます。
全部品種レベルなのでワタシには「ニリンソウ」でいいのですが、花冠サイズが小さくてここまで八重咲きになっていると、確かに分けたくなりますね。
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オオバナノエンレイソウ大群落。
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オオバナノエンレイソウと言えば・・・・・・
「♪はなー、はなー、はなー♪」(六花亭CMより)←北海道の人にしか分かりません(^_^;)
(何のことだか知りたい人は↓)


サクラソウも咲き出しました
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コラボレーション
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いい年したオジサンが地面に寝っ転がってスズメノヤリを撮って、「スズメ目線だぁー」などと喜んでます。
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これを探しまわってました。シラオイエンレイソウ。
エンレイソウの雑種はたくさんあって、これまた難しい一群ですが、このシラオイエンレイソウは確かに形態が違う。
エンレイソウの雑種の中には、かつてあったであろうエンレイソウの仲間との種間雑種もあり、そんなことまで知ると非常に興味深い話し。しかも、新たな組み合わせだって現在進行形かもしれません。
雑種なので名前を決めるのが最難関なのですが、こんなふうに植物が好きな人同士で歩いて、皆で話し合いながら違いを見い出す作業って、とても楽しく勉強になります。
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2016.5. 8 16:36

鳥見の会

7年近く続けていたフォレストレック恒例「鳥見の会」は、昨年は一時お休み、今年はリクエストにより小規模開催中。
今まで多くの地元の方々と一緒に鳥を見て歩いてきたのが、この鳥見の会。
最近は町内でも鳥を見ようとする人が増え、嬉しい限りです。しかも皆さん、ずいぶんと詳しいし。


昨日・今日の鳥見の会は、そんな、もうすでに鳥を見れる人達の少数精鋭でした。一般の自然好きな方から、元自然ガイド・現役自然ガイドの人まで。
昨晩の室内講座は、より幅広く鳥を理解したり、より深く知って見るための予備講座。
今日の野外観察は、多様な環境をしっかり歩いて、“数”をキチンと拾っていくスタイルでの観察です。


例年の鳥見の会では、ひとつの鳥の行動や生息環境をじっくりと見るためほとんど歩かないような観察を主体にやっていますが、さくさくと歩きながら環境に合わせた鳥を拾って多くの種類をかせぐ、という鳥見の方法もアリなのです。
そんな観察法のためには、「それぞれの鳥が好む環境」と「人間が観察をしやすい環境」が両立した場所をいかに多く見極められるか、というのが勝負です。


和気あいあいと話しながら楽しく歩いても、誰かしらがキチンと鳥を見つけてくれます。私はトークしているだけで、あとは最終確定用にいるだけです(笑)
みんなでキチンと観察すると新たな発見もあり、小鳥たちの求愛行動までじっくり観察。
花や鳥を愛でていい年のオジサンが喜んで、小鳥の求愛を見ながらほのぼのと・・・平和ですな。


そんなこんなで、出現種は30種。
場所によっては、キビタキ・オオルリ・ウソなど「スミマセン~、通らせて頂きますよぉ~」というほど。
その上、クマゲラ・ハイタカまで。


天気のいい中、気の知れた地元の人たちと地元の自然を再認識して、ワタシもたいそう楽しい観察会でした。

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2016.5. 6 16:19

ニセコパノラマライン

ニセコパノラマライン(ニセコ町~岩内町)は、G.W.に冬季通行止めが解除となりました。
日中に走る分には、もう夏タイヤでOKです。


だけれども、この道路の途中の神仙沼湿原などはまだ2mほどの雪の中なので、通常は歩けません。
場所によっては3m近いの雪が残っているところもあります。


ニセコパノラマラインの残雪量
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今日(5/6)のニセコパノラマラインと神仙沼入口の状況です。
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この雪の下に遊歩道が……
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今年のこの残雪量、特に多いわけでも少ないわけでもありません。
5月下旬にもなれば、湿原までの遊歩道上に残った雪の上を歩いて、湿原まで行けるようになるかと思います。


その頃は、ショウジョウバカマ・ミズバショウなどの早春の花のみ。まだ花が咲くには少し早い季節です。
6月上~中旬以降にもなると、生き生きとした湿原が見られますよ。

2016.5. 5 16:26

サクラ×2

昨日のブログの予告通り、サクラが開花しました。
宣言通りで、ひと安心。


本州でサクラと言えば「ソメイヨシノ」ですが、道南以外の北海道ではこの「エゾヤマザクラ」が花見の対象となることが多く、ソメイヨシノは公園内などに植わっているだけの少数派。
エゾヤマザクラは、野生の山桜の仲間です。
本州の方々には、「オオヤマザクラ」と言ったほうが分かる方もいるかもしれません(同じ木です)。
まぁとにかくやっと、サクラサク、となりました。
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さて本日はガイド仲間と一緒に、もうひとつの “サクラ” を探しに行ってました―ヒダカイワザクラ。


ヒダカイワザクラは日高山脈固有種で、アポイ岳が手軽に見れる有名な場所ですが、手軽と言っても登山です。山地の岩場に生育する植物なので、当たり前なのですが。
(↓アポイ岳のヒダカイワザクラ)
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それが何故か、平地に一箇所だけポツンと分布点が落ちているのが気になっていて……。
自然関連の報告書やら地形図やらを調べて見当をつけていた場所に行き、いつもの宝探し。


ありました。
けれども近くで見れる場所の個体はまだ蕾の状態で、その上、数個体程度しかありません。


「ならば!」ということで、遥か頭上の岩も探しながら、さらに奥まで探索。
別に、花を目の前で見て写真を撮ることが目的じゃありませんから、目の前でなくてもいいんです。
咲く環境や咲き方、咲く時期を実際に見たいだけです。
すると絶好調に咲いている花を発見!
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キレイに群れて咲いてました。
だけど、鳥用に使っているカメラを最大望遠にして、これがやっと。
70度くらいの崖を15m~20mほど登れば目の前で見れます。
ワタシは花を見るために命を賭けたくはないので、行きませんでしたが。
人の行けないところにあるからいいのでしょうね。


咲く環境を一度キチンと見て、”そういう目で見れば”、遥か頭上の崖にポツポツとありました。
実物を見て、気付く目を持てば気付ける―といった場所。
みんな似たような環境で、似たような姿で咲いています。
レアものばかりを追いかける趣味はありませんが、限られた生育場所にしかない植物を、環境を読み取って探しだす “目” は大事にしたいところです。


それにしても、なんで日高山脈だけの植物がここにだけあるのでしょうね。
残存個体なのでしょうか?
永く生きながらえてもらいたいものです。

2016.5. 4 15:18

サクラサク

受験じゃありません。
やっとニセコでも明日あたりに桜が咲きそうです。
“私的・町内標本木” の観測なので、公式情報ではありませんが。
関東周辺から遅れること一ヶ月以上、日本列島の長さを感じますね。
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そういえば、ニセコで桜が咲くゴールデンウィーク後半の頃、ここいらのナガハシスミレも咲くはず……。
ナガハシスミレは道北のごく一部を除けば、道内では西南部のみの分布で、主に道南日本海側がメインのスミレです。特徴的な長い“距”から、別名テングスミレとも言われます。


距(きょ)とは……
花冠やがくの一部が筒状に突出したもので、スミレでは花の後方に延びる筒状の器官。スミレの仲間では重要な識別点のひとつとなっている。
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以前まではニセコ近郊では見たことがなく、数年前にはわざわざ道南まで見に行ってました。
それを昨年、ニセコの隣町で手軽に見られる場所を見つけて、ひとりで大喜び。
その場所へ偵察。


やっぱり咲いていました。天狗様。
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「まさに今が旬!」といった感じで、花色も姿もみずみずしく、バッチリなタイミングでした。
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近くでは、オオバナノエンレイソウも盛りを迎えてました。
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ついでに少しプラプラしていたら、ルリビタキもプラプラしてました。
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2016.5. 2 17:28

雪と花

G.W.中は道路も混雑しているし、スピード違反に目を光らせているパトカーもたくさん出没するので、あまり遠出はせずに、おとなしくニセコにいます。


私にとっての冬シーズンも、もうそろそろ最後でしょうか。
毎回そんなことを言いながら、滑ってます。
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ニセコとはいえ、下界に降りれば当然春。
ニセコのメジャー所のカタクリはもう終盤を迎えています。
でも雪どけが遅い場所に行けば、花々の開花は当然遅れます。やっぱり、まだまだキレイでした。
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普通、ニセコでカタクリの良い時期は鳥には少し早い、といったタイミングなのですが、開花の遅い場所ではカタクリやエンゴサクといった早春の花と渡ってきた夏鳥たちを同時に見れる、という特典付きなのです。
↓ルリビタキ(♀)
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↓キビタキ
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↓アリスイ
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誰もいない、楽しい散策でした。

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