2013.3.31 20:05
この時期は、
いつもの鳥(留鳥)に、去っていく冬鳥とやって来る夏鳥、
さらには、一年のうちに数日くらいしか見られない、さすらいの旅鳥が見られる季節。
ということで、そんな鳥見。
車で一日中走り回り、いろんな環境を見て、アンテナ全開で探しまくり。
帰りに見た鳥を数えてみたら、25~30種ほど。
まだまだ雪が残る時期ですが、いるところにはいるもんです。
2013.3.31 20:05
この時期は、
いつもの鳥(留鳥)に、去っていく冬鳥とやって来る夏鳥、
さらには、一年のうちに数日くらいしか見られない、さすらいの旅鳥が見られる季節。
ということで、そんな鳥見。
車で一日中走り回り、いろんな環境を見て、アンテナ全開で探しまくり。
帰りに見た鳥を数えてみたら、25~30種ほど。
まだまだ雪が残る時期ですが、いるところにはいるもんです。
2013.3.30 11:54
いろんなことやってました。
いつものお客さんと春のニセコを歩きまわったり、
博物館で鳥の仮剥製作成講座にでたり、
ガイドの大先輩方と夜まで話したり、
さらにはそんなお師匠さんたちと森の中を歩きまわったり。
昨日は、近郊のまちに行って、打ち合わせ&深夜近くまでの話し合い。
天気もすっかり春、なんぞいいながらも今日は雪です。
3日前にニセコにもヒバリが来訪。
セキレイも元気に飛び回ってます。
いろいろなことが、種々雑多に毎日動いていきます。
もう四月ですね。
2013.3.27 22:51
今回は、スノーシューとスノーランブラーの両方のツアーにご参加のお客様。
なので、二日続けてのツアーです。
最近は気温も上がってきて、日中はほぼプラスの気温。
青空の日は暑く感じるくらい。
一日目のこの日もそんな日。いやいや、いい青空ですね。
それが次の日になると・・・冬!
シンシンと雪が降り、また真っ白。木々にも雪が。
ニセコの春と冬を両方感じることが出来て、大喜びなのでした。
2013.3.23 16:52
植物調査のお仕事でいつもお世話になっている方が、お知り合いとともにニセコまで来てくれました。
スノーランブラーのツアーです。
お昼を持って、半日よりも長く、一日ツアーよりも短めに。
普段はあまり行けない距離を歩きながら、見ながら、写真を撮りながら、の自然散策。
さすがにこの時期ともなれば、アスファルトから雪は溶けてなくなり―、というパターンなのですが、
今年は冬将軍様ががんばっておられます。
この日も雪。時々吹雪。ごくたまにちょっとだけ晴れ。
ニセコらしさ全開なのでした。
自然のハナシばっかりしているか、というとそうでもなくて、雑談しながら、時にはカメラ談義などしたり。
そんなことしてワタシ自身もすっかり楽しんでいたら、せっかくの滑っている写真を撮り忘れました!
失礼しました・・・。
だけど、ウレシイことに、お二人ともスノーランブラーを絶賛!
技術が必要な「スキー」でもなく、だけども自然の森の中での機動力を発揮して気楽に歩いて・・・、
という道具のコンセプトにいたく共感してもらえました。
「自然をみるためのスキー」を思いっきり味わっていただけたようで、何よりです。
家にこもっていたら、「今日は外を歩かなくてもなくてもいいかな~」的な雰囲気の天気でしたが、
行ってみるとやっぱり楽しく歩けるものなのでした。
2013.3.22 16:02
自然ツアーって、楽しさが分かりにくいツアーだと思います。
ワァァーー! と感動したり、楽しんだりするものいいし、
ヘェェーー! と知的好奇心を駆り立ててもいいし―。
だけども、ガイドがそんなことを提供し続けていると、ついついただ解説しているだけになったり、
ただ自然風景を見せたり、ってなりがちです。
まぁそれも楽しみ方のひとつとは思うのですが、個人的にはそうはしたくないなぁ、と思っています。
今回は、もう何度目なのか!、ってくらいご一緒させて頂いているお客様とのツアー。
ツアーでは出来るだけ、
「参加しているお客さん自身が、見て・判断して・間違えて・・・」
をしてもらってます。
そこに自然をみる楽しさがあり、決して教えてもらって「へぇ~」だけではないのです。(と思っています)。
ワタシは、ワタシ的に思う判断ポイントやちょっとした見るコツ、覚えるコツなどを最後に補足して、
“自分でみられるようになるための” お手伝いをする程度。
そんなふうにしていると、もう勝手に楽しんでくれます(笑)
ニセコでしか楽しめない自然の楽しみ方ではなく、
自分の家のそばでも楽しめるための “自然の見方や楽しみ方” をご提案する程度で、
自然ガイドの仕事って十分なのかなと思います(ってそれがムズカシイのですが・・・)。
なんて、まじめにガイドらしいこと書いちゃいました・・・
2013.3.21 14:26
今日はまた冬。
ウチの前は相変わらずの地吹雪です。
除雪ついでにウチの前の道で撮影。
視界もなく、ただただ真っ白でした。
いい加減、最後かな~・・・
2013.3.19 19:38
北海道にはエゾリスとシマリスの二種類のリスがいます。
エゾリスは冬眠もしないで、一年中せっせと動き回っているリス。
シマリスは、本州ではペットショップなどで売られているリスでその名の通り背中にシマがあります。
彼らは、冬は冬眠して過ごします。
今日、そんな冬眠明けのシマリスがいました(ニセコでない地域ですが)。
ニセコはまだまだ麓の森でも2mほどの雪。ニセコのシマリスのお目覚めはもうちょっと先かな?
2013.3.17 18:32
なんだか3月に入っても、雪が降り続けたり気温がちっとも上がらなかったり、でパッとしません。
いいかげんこの時期になったら、これぞ春!という、のどかな雰囲気の中でツアーってのもいいなぁ~、
なんて思っていたら、やっと穏やかな一日。
しかもこの日のお客さんは1月にも申し込んで頂いたのですが、ツアーの先約があって対応できず、
泣く泣くお断りしたお客様。
その方がまた申し込んでくれました!
1時間半近い道のりをわざわざ来て頂きました。ありがとうございます。
普段はスキーをしないそうですが、自然を見ながら、だけどもちょっとチャレンジしながら、のスノーランブラーツアー。
日曜日で少々混んでいるニセコなので、絶対に人が入らないであろう場所での独り占めツアー。
当然初めはこわごわなんですが、それぞれの木の個性を見たり、動物たちの足跡を見たりしているうちに、
いつの間にか慣れてきて会話を楽しみながらの、らくらくのんびり歩き。
当然ちょっとしたアップダウンでは滑りながら。
ゲレンデじゃないし、ワタシらしかいないし、気持ちがいいので、転んでも笑顔!
初めてのスキーでもスピードが出過ぎないので、滑ることにチャレンジできます。
何より、一面雪の森の中なので、基本的に自分の滑りたい場所を歩いていいんです。
自信がなければ緩めの斜面を選んで歩けばいいし、まっすぐ下っちゃってもOK。
まぁ、相変わらずの自由行動的ツアー(笑)
サーッとさりげなく滑ってきたもんで、写真が切れちゃいました(笑)
気になるものを見つけたら立ち止まって観察したり、
「おっ、ここはなかなかキレイですな~」
と立ち止まって写真を撮ったり、
滑ることに一所懸命になりすぎなくていいのがスノーランブラーのいいところ。
行きはかなりしっかりと自然観察しながら歩きましたが、帰りはほとんど遊びながら。
最後の最後で、前につんのめって、男らしい転びを見せてくれました(笑)ナイスです!
遊ぶ楽しさと、自然を見たり・知ったりしながら歩く楽しさとの両方を感じていただけたら嬉しいです。
これからどんどん鳥の声も増え、晴天率も上がり、4月末までは麓の森でも残雪が豊富。
まだまだ森の中の散策が楽しい季節です。
2013.3.15 17:48
今日はオフの日。
滑りに行くかどうするか、大いに迷うトコロですが、ちょっと春を先取りしにフィールドワークに決定。
気になる場所へ車で走っていると、だんだん遠くなり・・・ここまで来たらあっちも・・・となり、
気づいたらニセコから2時間以上の道のり。
う~ん、なかなかお目当ての鳥が見つからず、まぁ他の鳥でも見るか、と思ったら、
「ありゃりゃ川が凍ってら」
ニセコでは町でもまだ雪が2mほどありますが、ここいらは数十センチの雪の少ない地域。
ササやらススキやらが見えているので油断していたら、まだ春にはちょいと早いか。
それでも、車で走り回りながら、時に車から降りて双眼鏡片手に歩きながら、などしていたら、
ワタシがジーっと見られてました。
まぁまぁ、フィールドワークなんぞハズレがほとんど。
そうそうお目当てにはめぐり会えません。
それでもせっかく来たので、帰りがてらカササギと追いかけっこして遊んでました。
2013.3.13 15:33
夜景のキレイさは大都会ならではですが、ニセコのナイターゲレンデ、ってのもオツなものです。
冬ならではのニセコの夜景。
2013.3.11 15:53
いや~、この二週間、週末はすんごい嵐でした。
日曜日なんぞ、ウチの前の道路はモモあたりまで吹き溜まっちゃって、除雪車も来ない・・・
となると、もう家から出られないわけで。
おかげで今朝は6時から必死に除雪。なんてったって車が出せないので・・・。
そんな日曜日にツアーをご予約いただいていたのですが、さすがにムリなので、月曜の今日に延期。
それが、、、大当たり!
まだまだ風が残っていて時折地吹雪もあるのですが、そこはなんとか風の当たらないエリアに行ってツアー催行。
3月半ばというのに、厳冬期のような森の美しさに感動!なのでした。
吹雪のおかげで雪は全部リセットされ、一面白銀の世界。厳冬期なみの美しさです。
森の中は風もなく、だけども上空を流れる風の音が心地よく・・・。時折差し込む日差しでさらに美しさアップ!
3人で、「おぉぉーキレイーーー!」と大喜び。
厳冬期っぽい、とはいっても、やっぱり春が近いせいか、こんなに開けた場所でゆっくり休憩しても気持ちがいいくらい。
青空と雪の森を見ながら、楽しくオハナシ。
スノーランブラーのツアーだったので、スキー的な楽しさも味わいつつ、自然の情景にも立ち止まりながら楽しみます。
男性はスキーをやられるのですが、女性はそれほどガンガンは滑らないそうです。
だからこそ、ニセコの雪をゲレンデ以外でも楽しんでもらいたい、ということで、男性が申し込んでくれました。
いいですね~すばらしい!
そんな女性も、初めは恐る恐るでしたが、すぐに慣れてきて深い雪の森をさくさく歩き、休憩後にもなると、森の中の小さなアップダウンを自ら探して、滑って楽しんでいるくらい。
思いっきり自由行動です(笑)
終始、話しながら・笑いながら・歩いていたら、ふとワタシが気づいちゃいました。
「今日は自然のハナシを全然してないな~・・・」 と。
「キレイですね~。おぉぉーあっちもキレイ!」 とかばっかり。
・・・ま、いっか。
自然の美しさに感動し、自然の中に身を置く気持ちよさを味わう、
というのも自然ツアーのとっても大事なところだし、ということで。
さてさて下りの勇姿。さりげないテレマーク姿勢!
新雪を独り占め!
ワタシもずいぶんと楽しませてもらったツアーでした。(ってそんなでいいのか!?)
2013.3.11 15:43
2年前。
いつもどおりの天気の中、いつもどおり朝からスキー場に行き、いつもどおり滑って楽しんでました。
リフトが一時止まり、
「なんだ?」
と思う程度で、またいつもどおり滑り続け、いつもどおり満喫して家に戻りました。
すると、あの震災―。
時間を追うごとに大きくなっていく被害。
いつもどりの生活が一瞬で奪われ、かけがえのない多くの命が失われました。
そして未だ「いつもどおり」を取り戻せていない方々が数多くいる現状。
何が幸せなのか、キチンと考えないといけません。
多くの失われた命から、教訓を学ばなければいけません。
改めてご冥福をお祈りいたします。
2013.3. 9 18:29
二週にわたって、ジオパークボランティアガイドの方々向けのガイド技術講座を担当させてもらってました。
(洞爺湖ジオパークについて→http://www.toya-usu-geopark.org/)
普段も洞爺湖ジオパークで、ガイドとして「伝え手」を担っている方々なので、みなさんやる気・聞く気満々。
室内講習では、ずっとじぃぃーっと真剣に聞いてくれるので、ワタシもまじめに(当たり前ですが)キチンと、
「(ワタシ的)ガイド技術論」をお話させてもらいました。
とはいっても、ワタシも出来ていないことがたくさん、なところ。講師というほどエラそうなものではありません。
だけど、“自然の知識” 的な話しなんぞ二の次の、大事な内容です。
そんな本日の講習は、野外での体験実習込み。
なんてことのない道のりをみんなで数百メートル歩いて、あーだこーだ言って、観察して、
またみて、あーだこーだ言って、、、もう半日。なのでした。
こんな講習会や情報共有の場が、
「お客様に伝えるためには―、お客様の楽しさのためには―」
といったことを皆で考え合う、良いキッカケになるといいですね。
ボランティアの方々がこんなにやる気で前向きに勉強されていると、プロガイドとはいってもオチオチしてられませんな。
ワタシも精進・精進。
2013.3. 8 17:10
今日は地元の方とスノーシューのツアー。
まだ3月というのに、今年ですでに3回目!
というのも、毎月参加していただいています。
最近は雨が降ることすらあり、やっと暖かくなってきて、森の中も春めいてきています。
動物たちの足跡はくっきりとプリントされ、枝やらトドマツの葉やら、雪面に落ちているものも多数。
耳をすませば、ゴジュウカラやキバシリ、ハシブトガラといった鳥のさえずりが聞こえたり―。
一ヶ月前とは大違い。
まだまだ山麓でも雪が2m以上はありますが、確実に春が近づいています。
毎月、しっかりと自分の住んでいる自然を見て、聞いて、感じて、季節の移り変わりを肌で感じている
素敵なお客様なのです。
2013.3. 5 16:35
洞爺湖の真ん中にある中島という島で、毎年エゾシカ調査が行われています。
島という閉鎖的空間の中で、森林とシカとの相関性をみる調査です。
何がすごいって、この調査すでに30年以上続いています。
毎年感じることですが、これだけ長い間にわたってひとつの自然を見続ける、ということだけでもスゴイことです。
調査なので、それにさらに科学的なデータや知見が加わっているわけで、これを進めている方々には頭が下がります。
ワタシも毎年お手伝いさせてもらって6~7年目。
当然ワタシ自身、調査もするのですが、どちらかと言うとガイド的側面で手伝わせていただいています。
エゾシカの研究などをしている学生さんたちと歩きながら、
雪の中のハードなルートを、全員が・安全に・時間内に・滞りなく一日歩けるように、がワタシ的お仕事。
天気もよく、暑いくらい。みんな元気元気。
行軍中(笑)
ひと山越えてもまだまだ元気でした。
まじめに勉強・研究に取り組み、元気な学生さんを見ると、
「ワタシもがんばらねばなぁ」としみじみと感じてしまうところもまた、少々ジジ臭いわけで・・・。
とまぁ、最後まで明るく元気な学生さんとともに歩き続け、夜に帰宅。
次の日の今日は、久しぶりの休み。
いつものように滑りに出動。
朝から一日滑ってたら・・・さすがに疲れてヘトヘトになりました・・・。
トシなのか・・・!?
2013.3. 2 21:09
昨日は札幌出張。ニセコに帰ってきたのは深夜1時すぎ。
今日は、車で1時間ちょっと離れた町で、丸一日ガイド講座を担当。
と、車で走り回らなければいけなかったのですが、昨日・今日と、まぁ荒れちゃって荒れちゃって。
昨日は気温が高めだったせいもあり、市街地はベチャベチャ、帰り道の峠ではツルンツルン、しかも視界悪し!
運転しにくいったらありゃしない。
今日は、猛烈地吹雪。
通常1時間ちょっとの道のりを2時間半かけて走り、その途中では3つの事故。
通行止めも多数。
この荒れ模様の写真でも撮りたいな・・・なんてふと頭をよぎりましたが、そんな余裕はまったくありませんでした。
今も家がキシんでます。