2017.3.30 17:59

もう4月

先日まで飲み会つづきで、地元で飲んでいたり、札幌すすきのへ繰り出したりしてました。


そんなことをしていたら、もうすぐ4月ですね。
3日ほど前に、ニセコでもヒバリが初鳴きを済ませ、ホオジロもやってきました。
0328.JPG


ニセコのスキー場は例年G.W.終了までオープンしていて、当社のスノーシューツアーもG.W.まで催行しています。
しかし、今年はシーズン通して積雪量が少なかったので、春の残雪を楽しめる時期はいつもよりも短いかと思います。


こればっかりはこれからの雪どけ次第なので、ニセコ以外の場所での花の情報とともに、ニセコでの残雪状況をあわせてこちらでご紹介していくようにしますね。
これからの投稿内容は、雪やら花やらゴチャゴチャになりますんで。


今のところ、4月半ばまでは間違いなく冬のツアーをやりますよー。

2017.3.28 15:33

「フクジュソウとシャク」

先日、こんなのを見つけて「ほぉぉー、こりゃ面白い!」とひとり喜んでました↓。
2017-03-26%2011.33.26_038.JPG

「フクジュソウって、花が咲いてすぐに、こんなに葉を開く個体もいるんだ~へぇ~。」
と思った後に、
「いやいやいや……。」
騙されそうになりました。


上の写真は、シャクの葉の中でフクジュソウの花が咲いている状態で、両種が混在しています。
葉の展開具合によっては、このふたつは間違えやすいので、要注意ですよ。


というのは、シャクは俗にコジャクと言って山菜として食べられます。
フクジュソウは猛毒です……。


食べてみれば確実に見分けられますが、しばらくすると口内が痺れてきて、呼吸麻痺・腹痛・嘔吐・痙攣、ひどい時には死……という、悪質な連続攻撃。
まったくもっておススメしません。


フクジュソウは、前年の秋に蕾を地中に作って越冬、翌春一番に蕾を地上に出します。
なので、開花してすぐではまだ葉が開いていません。
前年分に溜め込んだエネルギーだけで、開花させているわけですね。
2016-03-23%2012.25.54_042.jpg


開花後しばらく経って、やっと葉が展開しはじめます。
170425hukujusou.jpg


一方、シャクは初夏の花。
だけど芽吹きはかなり早く、フクジュソウの時期に地上に出てきます。当然蕾はまだありません。
早春の明るい森の中でいち早く葉を出してエネルギーを生産し、開花に向かいます。
このシャクの芽吹き直後が、フクジュソウの葉を思わせます。
(↓シャクの芽吹き)
2017-03-26%2011.17.02_019.JPG


この近くに、花を付けていないフクジュソウがあったら・・・
(↓花茎を付けていないフクジュソウの芽吹き)
2017-03-26%2011.33.48_040.JPG


一見、よく似てますね。
周りにシャクがあれば “シャク” と言い、フクジュソウがあれば “フクジュソウ” と言って、決めつけちゃいそう。


じゃ、違いは?といえば、シャクはセリ科植物なので葉をちぎるとセリ独特の匂いがするのが一番の特徴(フクジュソウは無臭)。
また、シャクの葉の根元には茎を抱くような “はかま” があります↓。
2017-03-26%2011.18.32_021.JPG


シャクの葉裏には微細な毛があることが多いですが、これは次第に脱落するようで、毛のずいぶんと薄い個体もいます(フクジュソウは無毛)。
2017-03-25%2013.06.34_032.JPG


さらに、シャクは株状に生えるので面的に広がるけれど、フクジュソウは(面的に生えているように見えても)一本立ちで生えるので、茎の根元を見ると分かります。
あとは、フクジュソウの葉の方が白っぽくて鋭角な印象、シャクは赤っぽい傾向にあるように思いますが、これは個人的感覚なので参考程度に。


そして5月も半ばを過ぎれば、葉はすっかり大きくなります。
フクジュソウの葉は茎に流れるようシャープな見た目。
(フクジュソウ葉展開後↓)
2013-05-25%2010-28-11.JPG


こちらはシャク展開後↓。
P6140046.JPG
葉が展開してくれれば、葉だけを見てもこれらを見間違うことはないでしょう。
まぁ、ここまで大きくなったら食べる人はいないと思いますが。


実際に野外でこの二種が「似てるな」と思うのは、この、
『芽吹き直後で葉が開いていないシャク × 芽吹き直後の花茎を付けていないフクジュソウ』
が同時に見られるタイミングかと思います。


特に山菜好きな方は、ご注意を。

2017.3.26 15:35

読み通り

この日も空いた時間で、フラフラと。


やっぱりまだいた。いつものコクガン。
2017-03-25%2011.06.32_002.JPG


読み通り、フクジュソウは満開。
2017-03-26%2010.18.18_001.JPG


数株だけ何とか咲いているのはあったけど、イチゲはこれから。
2017-03-26%2010.35.24_007.JPG


キバナノアマナは数株だけ咲きだした。ボケてます……。
2017-03-25%2012.24.32_016.JPG


エゾエンゴサクは当然まだ。
2017-03-26%2011.02.23_017.JPG


ニリンソウも当然まだまだ。やっと芽吹き。
2017-03-25%2012.24.52_017.JPG


“いつも通り” が何よりです。

2017.3.24 14:37

出張観察会

「私の地元で、観察会をやってくれませんか~?」
というリクエストにより、お客様の地元へ出張して観察会。


当日参加される方々はそのお客様が集めてくれてたので、ワタシはすっかりおまかせ状態。
当日歩く場所も、安全管理上問題がないので、ほぼぶっつけ状態。
参加人数も、おおよそ程度にしか分かりません。
当然、そこにある動植物もニセコとは全然違うものばかりなので、完全アウェイ。
だけどまったく気にしません!


呼ばれれば、どこでも行きますんで。ハイ。
そもそも、アウェイなんてない、つもりでいますんで。


で、実際どんな所でツアーをしていたかというと……林道(笑)
相変わらず、自然景勝地やら自然遊歩道とかではないです。
2017-03-23%2010.55.28_005.JPG


ワタシ的にツアーで大事にしているトコロは、
『お客様自身の自然の見方・楽しさが広がり、お客様が自然をより深く見れるようになりたい、と思うようになる』
ことですので、別にメジャーな自然景勝地とか、貴重でキレイな花とか、大展望とか、なくても関係なしです(あるに越したことはありませんが)。


逆に、日常的に散歩で行けるよう場所を改めて見れるようになることの方が、地元の人にとっては新発見かもしれません。
歩いているうちにすっかり、林道脇の森の姿とその個々の植物の変化に、自分から “気づける” ようになっていました。
これって、100個の花をただ識別出来ることより、スゴいことかと思いますよ。
そんなふうに意識を向けているので、鳥やら痕跡やら、さらに色々なものに自ら気づいてくれて、話題は尽きません。


見まくってました(笑)
2017-03-23%2010.11.40_003.JPG


花見中。ケヤマハンノキの超地味な花ですが(笑)
2017-03-23%2011.06.42_009.JPG


ワタシ的に、「ここにいい木がありそうだ……」と思って、林道から外れて森に突入したら、やっぱりいい木が残ってました。
町のすぐ裏ですが、斜面が急過ぎて伐採を逃れた森でしょうか。
シナノキの大木がたくさん。
2017-03-23%2011.59.30_015.JPG


こんな発見も楽しいものです。
ブログやホームページでは、なかなか楽しさが伝わりにくいのですが……。

2017.3.22 15:30

春の使者

春になって我が家の前の畑から雪がなくなる頃、ヒバリの声が響きます。
まさに春を告げる声。


その年の初めてのさえずりを「初鳴(初鳴き)」なんて言いますが、ニセコ(倶知安町)では、ヒバリの初鳴が例年3月30日前後となります。


ただこれはあくまで「さえずり」を始める日なので、鳴いてくれれば人間にとって格段に気づきやすくなる、というだけで、実際にニセコに渡ってくるのはもう少し前。
目を皿のようにして探し回れば、いつもこの2~3日ほど前に “鳴いていない” ヒバリを見つけられます。


そんなヒバリを、昨日21日に見つけました。
さんざん走り回って、この一羽だけ。当然、鳴いてません。
例年よりも一週間は早い、ニセコ到着です。
2017-03-21%2015.31.16_012.JPG


倶知安町の町外れ、畑周辺の道路にはまだ1m近くの雪壁があり、畑にもまだまだ雪が残っています。
除雪された道路の端っこに見えている数十センチの土の上で、何とか採餌してました。
まだ食べるものも少なさそうだし、寒いっしょ。
今日はまた雪が降ってるし。


がんばれー。
何はともあれ、春の使者のご到着は済みました。

2017.3.21 15:40

まだまだスノーシュー

この日も快晴!
こんな最高の天気にツアーです。ツイてますね。


3連休といっても静かに歩ける場所を選んで、相変わらずの独り占め状態で森を散策。
静かで明るい森が素晴しい!


初めてのスノーシューツアーだったそうですが、キチンと自然をみて、森をみて、当然お喋りを楽しみながら。
北海道の森と、ニセコらしい森、一本一本の樹木や動物の足跡……などなど、細かいものから全体まで。


何より、青空と誰もいない白い森の静かさが、とても気持ちいい!


札幌や本州では、もう雪から春の季節。
『もう、雪遊びって気にならないのよね~』
って気分かもしれませんが、ニセコの雪の森はとても気持ちの良い季節を迎えています。
まだまだですよぉー。
2017-03-20%2011.27.23_020.JPG


2017-03-20%2011.58.53_034.JPG


雪の大地と青空を悠々と飛ぶオジロワシ。
コンパクトデジカメじゃ歯が立たないくらいの高さを飛んでましたが、翼を広げれば2mオーバーの鳥なので、肉眼では真っ白い尾羽もキチンと見えてます。
2017-03-20%2011.09.58_012.JPG


2017-03-20%2011.40.53_024.JPG

2017.3.19 15:57

いつもの春の森

今日は、ツアーというのかプライベートというのか、はたまた下見というのか打ち合わせというのか、ビミョーなスタイルの自然散策。


まぁそんなビジネス的なことはどーでもよくて、とにかく天気がいいからいいの!
しかもポカポカ。
誰もいない静かな森(だけど、町からすぐ)。


気持ちが良くて、昼寝も出来そう。
”いつものように” 、静かで気持ちのよい散策でした。


最近、立場的にも、
『観光的・ガイドビジネス的に、もっと自然ツアーを発信して、お客様を呼び込んで……』
なんてことを言われたりするのですが、ワタシ的には、観光産業よりも、地域の自然が「いつもと変わらず」という方が大事です。


自然ツアーが流行って、
・人が一年を通してたくさん来て―、
・人間の足跡ばかりの森を歩いて―、
・鳥の声に耳を傾ける静かな空気感もなくなり―、
・ガイドは、(お客さんが来てくれるから)ルーチンワーク的に解説をするだけで常に勉強をする必要もなく、正しく・深く自然を見ようとするお客さんを増やそうともしない。
なんてなったら、ワタシの思う自然ツアーとは違う……と思います。


やっぱり、一部の好きな人だけに流行れば充分です。
そんなふうに思いました。
まぁ、そもそも大流行するようなツアーでもありませんが(笑)


その上で、ガイドもなんとか食べていければ、なおよし。
なのですが、ココが最大の問題(笑)
2017-03-19%2011.52.53_015.JPG


いつものように、山がキレイでした。
2017-03-19%2011.53.04_017.JPG

2017.3.17 16:43

恒例

2017-03-17%2012.28.01_005.JPG

今週はツアーもなく・講習会もなく・学校の講義もなく、当然確定申告も終わり、穏やかな日々。
先週から天気もすっかり春めいてきて、晴れる日が多く気温も高め。
この時期になるとたいてい、こんな陽気と仕事ぶりになります。


そうなると、恒例のフィールドワークの毎日です。
この時期の行動パターンは、ここ数年すっかりルーチン化してます。


午前中はスキー場に行ってスキー仲間とお喋りしながら滑って―、
午後には鳥の状況確認のためにひたすら車で流し―、
そんな合間で、ガイド仲間と近況報告やらビジネススタイルについて語り合ったり―、
夜は夜で、知り合いが飲みに誘ってくれたり・・・・・・。


そんなふうに毎日、まったく同じように過ごしてます(笑)


今日は・・・・・・・
「これでもかっ!」
というくらい、鳥が “いません” でした。こんな日もあるさ、というのも恒例です。


唯一出会った、ノスリ。
2017-03-17%2012.30.56_011.JPG

2017.3.14 21:39

「小物入れ」

今日は札幌へ、夏装備の買い出し。


買い出しといっても今年は大きな買い物はなく、こまごまとした小物ばかりですが、こういう小物の方が自分に合ったものがなかなか見つからないものです。


私、ツアーの時でも、個人的にどんな山に行く時でも、常にザックに入れているものに「救急用品セット」と「山セット」なるものがあります。
それぞれを防水袋に入れて、どこへ行くにも常にこのふたつの袋を持ち歩いています。


救急用品セットは、ガイドなので当然、一般の人よりもかなりしっかりめなセットになっています。
山セットは、ヘッドライトやコンパス・ナイフなどの一般的な装備の他、道具の多少の不具合にも対応できるように色々なものが入っています。
ツアーだろうが、個人的山行だろうが、調査仕事だろうが、基本的に常に持ち歩くセットです。


ガイド同士で話していても、「ここに何を持っていくか」にそれぞれの経験が反映され、とても面白いところでもあります。


その山セットの、(中身ではなく)“収納袋” がずっとイマイチでした。


今までの収納は、小さなスタッフバッグに小分けにし、さらに大きいジップロック袋で防水をする、というやり方。
中身が見えていいのですが、出し入れがしにくい。
当然、ジップロックは破れる。


山セットからものを出す時はたいていさっさと取り出したい時なので、出し入れに手間取ると、ものをなくしたり・落っことしたり、イマイチ機能的でありません。


そこで今回、良いのを見つけました。

→イスカ ウェザーテックポーチ

2017-03-14%2021.06.08_001.JPG


横開きの防水ジッパーで、重量も軽く、シンプルな作り。
カヌーのドライバッグのような完全防水ではありませんが、充分な防水(撥水)性能。イメージ通りです。


私の場合は、収納する装備もそこそこ多いし、出し入れのことを考えると収納袋自体に余裕が欲しかったので、大きめの「ウェザーテックポーチ5」を買いました。小物入れとしてはかなりゆったり大きめですが、生地自体が柔らかいので、中身が少なければクチャクチャにしてザックにしまえるのもGOOD。
自分に合わせて選べるサイズバリエーションも良いですね。


横開きというのが、もう最高。
中身が一目瞭然、すぐに取り出せます。
こんな小さなストレスをなくすことが、意外ととても大事だったりします。
2017-03-14%2021.06.49_002.JPG


シンプルなつくりな分、他にも色々な使い方が考えられるので、おススメですよ。

2017.3.12 16:53

春へ着々と

先週は、3月としては奇跡的な深雪パウダーが積もり、外国人の少なくなっている時期にも重なり、昔のニセコを彷彿とさせるニセコらしいバックカントリーを楽しめました。
あまりに良い雪を楽しんでいたので、写真はなし!


と思えば、ウチの周りの畑では融雪剤を撒いて、農作業の準備が始まっています。
こちらは春の風景。
2017-03-11%2012.05.42_027.JPG


でもでもやっぱり、
朝イチはマイナス10℃ほどで、こんな氷の景色。
2017-03-12%2008.44.44_005.JPG


でもでもでも、
もうフクジュソウの季節。
「少し車を走らせれば咲いているんじゃないか」と思って行ってみたけど、まだ蕾ばかり。
「ここならどうだ!」と、場所を変えたら、やっぱり咲いてました。
2017-03-12%2010.22.20_010.JPG

カタクリの開花まではまだ一ヶ月ありますが、「この時期から光を稼いでいるんじゃないか」と思って探しに探したら、やっぱりもう地面から出てました。
カタクリのチビ。
2017-03-12%2011.30.12_025.JPG


クロガモがピィーピィー鳴いて、
2017-03-12%2009.51.10_032.JPG


コクガンも来てました。
2017-03-12%2009.55.07_065.JPG


見上げればマガンが渡り―
2017-03-12%2012.19.57_127.JPG


森の中ではシジュウカラ・ハシブトガラ・ヒガラのさえずりに溢れ、コゲラ・アカゲラは一心不乱に木をつついていました。
2017-03-12%2010.46.52_097.JPG


いい季節です。

2017.3.11 15:50

シダ講座

地元町民向けの自然講座、「木(き)の曜日講座」の担当分が先日終わりました。
主催者の方の粋な意向により、今年は少しマニアックな話題を、ということで、シダについての講座。


こんなマニアな話題にもかかわらず多くの方に来て頂き、質問も多数、嬉しい限りです。


講座でも触れたことですが―、
『意識的に目を向けて、自分の知っているモノとの “違い” に気づき、出来れば名前を判明させる。』
ことが第一かと思います。
意識さえ向けば、シダなんて足元に山ほどありますので。


そんな積み重ねで識別できるものが増えていき、そんな過程に楽しさがあるものです。
識別のために名前や用語を暗記することが最優先になったらツマラナイ。


ゆくゆくはコムズカシイ専門用語の理解が大事になることがありますが、まずは何より「目を向けて」「それぞれの違いに気づく」。
ココかと思っています。


そんなふうにワタシだって……
↓3年ほど前に見た、分からなかったシダ。
それよりも前にも何度も歩いている場所にもかかわらず、この “分からないシダ” の存在自体に気付けませんでした。
存在そのものに気づけるようになっただけマシなのですが、当時は「見たことない」ということしか分からず、名前は決められないまま時間は過ぎ……


昨年改めて見に行ったら、あっけなく判明。
キヨタキシダでした。
北海道では分布のとても少ないシダなので、当時は分からなかったのでした。
2016-05-29%2006.31.33_160.JPG


↓これもかつては分からなかった。
カラクサイヌワラビ。
2016-05-29%2007.06.02_191.JPG


分からなかったモノが分かるようになる。これもウレシイものです。

2017.3. 9 16:13

ヘビーリピーター

この日は、足サイズ10cm弱(?)、股下40cm(?)のお客様。
もう4~5回目のご参加なので、ずいぶんなリピーターさんです。


2017-03-08%2014.20.24_027.JPG


雪が降り続いた後のツアーだったのですが、残念ながらスノーシューの貸し出しが出来ません。
ツボ足で歩いて下さい。


アナタの足の長さだと、
・雪が深ければ登りが特に辛いでしょうから、出来るだけ登りは緩く、だけど下りを楽しめて―、
・一般の人がまったく来ない場所で―、
・何もない雪原で自由に走り回れたら楽しいかな、
と思ってます。
そんな場所で存分に雪と戯れてくれれば何よりです。


のびのびと走り回ってました。
2017-03-08%2015.25.21_052.JPG


ワタシがいくら気を使っても、アナタはペース配分なんてことはせずにいつも全開。
そんな天真爛漫な姿にガイドは慰められますが、たいそうお疲れになったのではないでしょうか。
帰りの車内ではグタ~っとなっているふうもありましたし……。
喜んでくれたでしょうか?
2017-03-08%2014.04.20_015.JPG

2017.3. 7 16:17

火がついた

今週は講座の準備のために途方もない数の写真と格闘し、講座が終わっても確定申告が待っています。
よって、内業確定!


そんな作業中、写真を見ていたら
「まさか、ぼちぼちか!?」
と思い過去の写真をさかのぼってみたら、去年は3/10にはフクジュソウが咲いたようです。
ブログにも投稿してました。
→2016.3.11「フクジュソウ」


今年は、つい数日前に函館でマンサクの花が咲いたらしく、噴火湾あたりでも来週の暖かさでフクジュソウが咲き出すでしょう。


ホームページやパンフレットなどの作業・確定申告・アタマの準備・その他いろいろな計画、などなど、マズいです…。
夏シーズンのご予約・お問い合わせも動き出しています。
いい加減、火がついてきた。


そんなになりながらも、滑りに行っているワタシが悪い。
2017-03-06%2009.47.48_003.JPG


花の話題が出る季節とはいっても、まだまだ一ヶ月以上、スノーシュー・スノーランブラーツアーは可能です。
春の陽気と残雪の森でお待ちしてます!

2017.3. 5 12:12

積み重ね

今年もこの時期がやってきました。
洞爺湖中島エゾシカ調査。
調査趣旨など、詳しくは毎年書いているので、そちらを。(手抜きではありません(^_^;))
→2016.2.29 「エゾシカ調査」


今年も若者たちと山を登ったり下ったりハードに歩きながら、夜は美味しいお酒を飲みながら、若者エキスを注入しつつ刺激を頂いております。
また、専門職の方々にも年に一度会える機会なので、ご挨拶。


いい刺激です。


ワタシはこの調査で筋肉痛になるかならないか、で日頃の歩いている量の目安にしていますが、今年も大した筋肉痛はやってこなさそう。
よしよし。
まだなんとか若さを保ってます。
3日後くらいに筋肉痛がやって来たら、悲しいですが(笑)


そんなことはどーでもよくて、今年も滞りなくいつものように積み重ねる、ってことはホントにスゴいことです。
2017-03-04%2012.50.18_016.JPG

2017.3. 3 12:25

雪目に注意

2016-02-08%2010.48.56.jpg


ニセコの冬の天気は通常、大雪か小雪か・強風か微風か、というだけで、雪が降っていることがほとんどです(ここ数年は、少雪な年も多い気がしますが・・・)。
降っていなくても曇天の日が多く、山の山頂までビシっと見えちゃう快晴!なんて日は少ないものです。


それが3月も過ぎれば・・・
晴天率が上がり、数日雪が降ったかと思えば暖かい日もあり、文句なく「晴れ!」という日も次第に増えてきます。


そうなると気分が良くなってきて、いざ自然散策へ!というのは良いのですが、そこで注意しなければいけないのが紫外線。
紫外線による目の日焼けを、通称「雪目(ゆきめ)」といいます。


雪目のツラさは過去に当ブログで書いていますので、これから季節、是非読み直して予防に努めて下さい。
→2016.3.22 「雪の中の紫外線に注意!」


ワタシは今までずっと、ガイド中はサングラスをかけないようにしてきましたが、そんなことを言ってられないので、春先はかけるようにします。

2017.3. 1 15:34

「木の曜日講座2017」

倶知安町で20年以上に渡って行われている、「木の曜日講座」。
冬の一ヶ月間の毎週、自然についての様々な講座が行われます。


私も今までこの講座で、鳥の話しを何度かしてきました。
この講座では毎年、講座全体のテーマが設定されていて、今まで「里の自然」がテーマの時には「里の鳥たち」、「山の自然」がテーマの時には「山の環境と鳥たち」なんて話題。


今年の講座は、“マニアックな自然ネタを” というのがテーマらしい。


そこで、
『今年は、シダの話しなんてしてもらえませんか~?』
と相談されました。


当然、即OK!


その後の打ち合わせの際、
「“マニアック” がテーマというと、シダの中でもさらに何か突っ込んだことを話題にした方がいいですか?」
なんて聞いてみたら、
『(笑~)シダを話題に扱うだけでも十分マニアックなので、シダの魅力やら見分け方といった入り口の部分でいきましょう。そこからさらに突っ込んだら、マニアック過ぎますんで(笑)』
ということになりました。


そりゃそうです。
確かに、町民向け自然講座でシダ、というだけで十分マニアックな話題です。


なので、あまりマニアックになりすぎず、だけどもマニアックな深い世界への扉をご紹介します。
ワタシの回は3月9日ですが、どれも興味深い内容ばかりですよ。
倶知安町近郊でお時間のある方はどうぞ。


%E6%9C%A8%E3%81%AE%E6%9B%9C%E6%97%A5%E8%AC%9B%E5%BA%A72017.jpg

バックナンバー
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年