2018.9.29 17:25

カセンソウとオグルマ

一部の人に好評な、よく似たシリーズ。
カセンソウとオグルマが同じ場所に咲いてました。こういうの、ワタシの好物です。


カセンソウ
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オグルマ
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パッと見は、花も葉もそっくり。
花を裏返すのがポイントです。


総苞片の長さが揃っていなくて、葉状ならカセンソウです。
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総苞片の長さが揃っていて、細長ければオグルマ。
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パッと見で「なんか違うような気がする」と思ってキチンと確認したワタシを自画自賛。
”違いの分かる男” でした。

2018.9.27 18:09

~続

先日のブログで触れた、メハジキ。
結局、自分がかつて見た個体は見つけられず、今度は過去の記録を手がかりに探してみました。


「おそらく、ここ」
という場所には今は老人福祉施設が建ち、道も変わってすっかり様子が変わってました。
今はエゾゴマナがたくさん咲いてます。
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というか、「過去の記録」といっても40年前の記録なんで当たり前です。
ダメ元で歩きまわってみましたが、当然もうありませんでした。


時代が変われば町も変化し、自然環境も変わり、誰も気にもしない植物が姿を消すなんてことはよくあること。時には気候の変化や災害でなくなることだってあるでしょう。
なので、そうやって姿を消すことがすべて悪い事というわけではなく(感情的には残念ですが)、そうやって自然は動いているものだと思います。


だからこそ、今ある自然の姿を出来るだけ正しく見たいと思っています。
そしてそんな、”自然を見ようとする” 楽しさ・奥深さをツアーで感じてもらえたら、ガイドとしてこの上ない喜びです。


ホソバウンランの写真を撮って、さすがに諦めた休日。
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2018.9.25 15:47

ミセバヤ

日高地方の秋、海岸の断崖にはヒダカミセバヤが咲きます。


だけど断崖に咲くので、落石などの頭上注意、転落などの足元注意な場所ばかり。
さらに海岸の断崖には落石防止の金網があることが多いので近くで観察出来ず、「アミゴシミセバヤ」と、ありそうな名前で呼んでいました。
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金網ごしではなく、かつ、安全に目の前で観察出来、かつ、花付きの良い個体を、かつ、日陰になりすぎていない写真写りのいい個体を探して……あった。
ホントの「ヒダカミセバヤ」(別に ”金網ごし” だからって、ニセモノではありませんが)
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マツムシソウもギリギリセーフ。
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2018.9.23 19:35

無題

ツアー後すぐに日高あたりに来ています。


久しぶりに見た。ミツデウラボシ。
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ナガボノアカワレモコウ
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ニセコでは見られないものばかりです。


歩きまわっていたら、牛にガン見された。
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2018.9.21 17:55

山の森

最近のニセコでは晴天続きで、今日も晴れ!


本州からのお客様ですが今年だけでも4回目のご参加で、ありがたい限りです。
しかも毎回一日おまかせのツアーなので、里の公園から山歩き、湿原から道端まで、ワタシも色々な場所をご一緒して楽しんでいます。


これだけ数多くご参加頂いていると、お客様自身で色々なモノに気付く目が出来上がり、個々の動植物を見たり、全体の環境を見たりが出来るようになってきます。
誰も気にもしない・気づかない世界を見てますね。素晴らしい!


「じゃぁ」ということで、今日はニセコの山の森を歩いていました。
相変わらずの、「登山」ではなく「自然をみるための山歩き」のスタンスです。


天気も良く、人も少なく、個々を見て、森全体を見て……ワタシも楽しい一日でした。
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ツバメが群れてた。
ツバメオモト。
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似たもの比較写真。こう並んでいれば違う。
アカモノ(右)とシラタマノキ。
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2018.9.19 17:20

番宣

9月22日のEテレ午前7時15分~ の「なりきり」という子供向け15分番組で、カワガラスの紹介があります。


ワタシ自身、この番組自体は見たことがないので内容はよく分かりませんが(スミマセン)、今回一部の画像を提供したこともあり、放送日の連絡が来ました。
お時間のある方は見てみて下さい。
なりきり! むーにゃん生きもの学園

2018.9.17 17:32

講習会

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この日は講習会を依頼され、札幌へ。


今回はガイド向けの講習ではなく、エゾシカ協会の資格取得者のためのフォローアップ講座のひとつを担当させてもらいました。


こういった講習会では、目的に合った充実の内容になるべく講座内容に頭を使うのは当然のこと―、さらには、ガイドのワタシだから出来る話しや講習会の空気感、といったトコロも目指しています。


相変わらずムズカシイ……。
これだけ学校の講義やら講習会やらをやらせてもらっているのに、まだまだです。
がんばろー。

2018.9.15 17:33

知らないこと

もう何年も前、千歳近郊の空き地でメハジキを見ました。
その時は「自分の知らない植物だな」ということで、図鑑で調べて初めてメハジキと分かり、地味な植物だし「ふぅ~ん、そういう植物もあるのね」程度の認識でさほど気にもせず。
当時は今のように、GPSでフィールドワークの位置情報を記録する、という意識もなく、特にメモを残す訳でもなく……。


今となっては…メハジキ、道内で見てみたい…。
それ以来、今でも出会ったことはありません。


ということで数日前に過去の記憶をたどって探しに行ったけども、やっぱり見つからず。
「だいたいここいら辺かな?」という場所は思い出せても、そこから記憶だけで一個体の植物を見つけるのは至難の業なんです。
そもそも、何年も前の記憶なんて怪しいものだし。


あの時、分布などをキチンと調べていたら「北海道レッドデータブック・絶滅危惧種」「道内では稀」ということまで分かってもう少しキチンと記録を残したのだろうけれど、当時のワタシではそんな知識も意識もなく、どうしようもない。


知らないってコワイ、と改めて感じました。いまだに知らないことが多すぎます。


見つけられずに悔しいので、帰る途中、昨年見つけたジンバイソウを見に寄り道。
しかし花は終わってました。
この日はつくづくハズレ……いやいや、日頃ハズレばかりだからこそ、ここ本番のツアーではアタリを引ける、ってものですから。(…と自分を慰めてます)


花が終わったジンバイソウ。
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花が咲けばこんな。
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2018.9.13 18:50

若者たち

今日は、若い学生さん達と一日山歩き。
いつものように、「登山」ではなく「自然をみる山歩き」です。
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なので、パワーあふれる若者たちでも、歩いては立ち止まって「これはなんですかぁー?」などと話しながら、コースタイムを軽くオーバーしてました(笑)


そんな、自然をみようとする姿勢は、ある意味でガイド以上。
まっさらで純粋な知識と経験と姿勢に、おじさんガイドは心が洗われる思いです。
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2018.9.11 17:22

快晴の海

今日のツアーでは私のちょっとしたミスで写真がないので、過去に撮った写真のイメージ画像で。


今日は海で海浜植物を見たり…
ハマニガナ
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干潟でシギチ(シギ・チドリ)の観察。
トウネン(手前)
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せっかく快晴の海がキレイだったのに、写真がないなんて…。
油断してました……。

2018.9. 9 17:49

大文字

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何が起きようが、自然の営みは進みます。
岩壁には、いつものようにダイモンジソウが咲いてました。


花が「大」の字だから、ダイモンジソウ(大文字草)。
そのまま。

2018.9. 7 18:46

その後

地震から2日経ち、今朝早くに停電から復旧しました。
我が家はちょうど24時間程度の停電で済んたので、今朝から日常に戻りつつあります。


しかし、高齢な方が多い地方の山奥の集落などでは、電気のない夜はさぞ不安な夜だったでしょう。
いまだそんな停電から復旧していない地域も多くあり、さらには家屋の被害・インフラの被害が多い地域もあり、一日も早い復興を願っています。


また何より、今回の地震によって人的被害も出ています。
心よりお見舞い申し上げます。


さて、我が家に限った個人的なことを言えば・・・、
ニセコ(倶知安)では震度4程度の揺れだったので、幸い電気以外の水道・ガスは問題なし。
というかそもそも、水は近所に湧き水が豊富にあるし、ガスはプロパンなので災害には強いです。
しかもトイレは汲み取りなので、流すのに水すら必要ありません。
停電のために信号がついていなくても、そもそも信号が少なく車も少ない所に住んでいるので、大した不便もありません。
食べ物は家の畑から野菜を収穫したり、周りの農家さんにじゃがいもを大量にもらったり……。
田舎の強みかもしれませんね。


夜は山道具を持ち出して何も問題なく過ごし、キャンドルランタンの炎と暗闇の星空を眺めてました。
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こんなふうに何も問題のなかった我が家だったので、周囲の皆様にも余計なご心配をかけぬようにと出来るだけ早いタイミングでブログ・SNSなどで無事の報告をしましたが、それでも多くのお客様や友人からたくさんのお見舞いや温かいお言葉を頂きました。


皆様のお気遣いに心温まる思いです。
大変ありがとうございました。
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2018.9. 6  6:59

取り急ぎ

夜中に地震。
倶知安も揺れ、北海道は広範囲で停電中。


今日からまた出張の予定でしたが、自宅待機になりました。


ご心配頂いた方々、ありがとうございます。
何事もなく、無事ですので。

2018.9. 5  9:06

暴風

全国各地に被害をもたらした台風は、昨夜に北海道をかすめて北上しました。


ニセコ(倶知安)もスゴい風。
ただでさえ暴風地帯の我が家は、風が鳴り、家がきしみ、農家さんの鉄の大きなコンテナも動いてしまうほどで、午前2時に最大瞬間風速42.4mを記録したそうです。
9/5 AM2:00
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幸い我が家は特に被害もなく、被害といえば、ウチの畑のとうきび(とうもろこし)が倒れちゃったくらい。
ウチの奥サマは、こんな暴風のなかでも熟睡しているワタシに半分呆れています。
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昨日は台風が来る前の隙間でツアーでしたが、雨・風に当たることなく歩いてました。
時折青空も覗くほどで良かったのですが、お客様は昨晩のうちに東京に帰るらしく、大丈夫だったのでしょうか…。
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今朝は各地で通行止めだらけ。
千歳方面に行く予定だったのですが、支笏湖は陸の孤島状態。動けません。
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2018.9. 3 18:07

タフト

山の中の伐採地に、とある車が捨てられて(?)いました。


ダイハツ「タフト」
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40年くらい前の車です。
こういう質実剛健な車は、いまや少なくなってますね。
ナンバーが「旭(旭川)1」というのがまた時代を感じます。
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ドアは鉄のバーです。
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後ろのゲートは観音開き。
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インパネ
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山で仕事をするための道具としての車。
「働くクルマ」が好きな小さな男の子っていますが、ワタシも子供の頃、大好きでした。
カッコいいっす。(子供か!?)
林業が盛んだった時代、山の中を走り回っていたのでしょう。
車は永久に自然に戻りませんが、ひとつの自然の風景になってました。
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2018.9. 1 17:33

日陰の葛

夏も終わりになると、ヒカゲノカズラが目立ってきます。
漢字で書くと「日陰葛」ですが、日なたの明るい場所、岩が露出したような乾いた場所に多く見られます。


胞子を立ち上げた姿が特徴的。シダっぽくないですが、シダの仲間なんです。
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ツウっぽく言えば、Theヒカゲノカズラ。いかにも、な、ヒカゲノカズラ。
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エゾヒカゲノカズラと言われるタイプ
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タカネヒカゲノカズラ
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違いが微妙なので、ひっくるめて「ヒカゲノカズラ」で良いかと思います(笑)
山歩きをしていると足元にありますので、気にしてみて下さい。

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