2020.12.31 12:40

2020年

今年もありがとうございました。


今年は日本中が経験したことのない一年でしたね。
私も考えさせられることも多く、だけれども結局のところはツアーの何かが変わることもなく、色々なあり方を考える一年でもありました。
激動の一年であり、変わらぬ一年でもありました。


来年は、マスクをせずに笑顔の見える会話を楽しみながら、自然の中をご一緒出来ることを願っています。


---
以下、ワタシ的抱負。


『雨にも負けず…』
200712-11.45.31_0001.jpg


『コロナに負けず…』
200817-11.44.15_0001.jpg


『雪にも…』
201229-12.49.02_0001.jpg


『冬の寒さにも負けない丈夫な体を持ち…』
191226-10.36.58_0001.jpg


『欲はなく…』
191208-15.58.20_0001.jpg


『いつも静かに笑っている…』
200215-12.01.17_0001.jpg


そういうものに わたしはなりたい。


---


2021年も、よろしくお願い致します。
181228-14.48.06_0001.jpg

2020.12.29 19:46

雪の森

今年の年末のニセコは雪の降りっぷりがこの数年にないくらいに良く、森がキレイです。
「雪の降りっぷりが良い」とは言っても、別に大雪が続いているわけではなく、自然ツアーに好条件の降り方が続いているのです。


歩くのに難儀するほどの積もり方をするわけではなく、溶けるような暖かさはまったくなく、青空はないけども真冬らしい雪を堪能できます。
微妙に湿っぽい雪質で風も穏やかなので、森の木々に積もった雪がまた美しい。
201228-14.12.39_0002.jpg


201228-12.58.26_0001.jpg


201228-13.23.33_0002.jpg


201228-13.33.00_0001.jpg


相変わらずの、観光とは程遠い数人だけの極少ツアーですが、その分静かにのんびりと美しい雪の森を味わい、年末年始も毎日歩かせてもらっています。

2020.12.26 17:56

本気になっちゃった

201226-12.43.25_0001.jpg


先日は「青空のスノーシュー」なんてことを書きましたが、やっぱりニセコはこうだよねー、という天気。
ニセコの空が本気だしてます。
雪がずっと降り続き、風も強く、寒い。道路でも時折雪が舞い上がって視界不良になり、まぁ、一般的にはこれを吹雪といいますね。


フツーのお客さんだったら引くような天気ですが、もう何度も(6回目?)来て頂いているお客様だし装備も体力もやる気も十分なので、こっちも思う存分、雪がわさわさ降る森だろうが突っ込んでいきます。
201226-14.32.16_0004.jpg


こんなコンディションでも元気。こんなコンディションだからこそ、足跡ひとつない静かな森を歩く。楽しむには人間のモチベーション次第なんだと改めて思います。
特に今年のニセコはここ数年に比べると静かになっているので、独り占め状態です。
完全防備で来て頂いているので表情はよく分かりませんが、3人して笑顔で豊富な雪を(吹雪を)満喫してます。
201226-14.31.48_0003.jpg


ラッセル状態で歩き続けると疲れちゃうので、自然ツアーっぽく、自然の話しもたまにしてました。というか、それが本来なハズなんですが(笑)
ネイチャーツアーらしい写真。
201226-14.21.22_0002.jpg


低い雲の中の吹雪なんで写真もブレブレになる暗さでしたが、明るいツアーでした。
201226-15.52.21_0005.jpg


やっぱり私は、こういう機会に広報だとかツアースタイルだとか仕事のありようを考えて、変化や見直しやチャレンジを……なんてことよりも、今まで通り、私の思う自然の楽しさや自然ツアーの良い所をキチンとツアーで表現して、それを良しとしてくれるお客さんと自然の美とフシギに感嘆しているのがいい。


そんなことを感じさせてくれるツアーでした。
201226-15.06.46_0001.jpg

2020.12.23 20:33

整いました

整いました―雪のコンディション。


山麓でもササはほぼ埋まり、雪も1mは軽く超えています。


雪の多いニセコでは、青空の中のスノーシュー、なんてことは3月にもならないとなかなかありませんが、青空と雪の森はやっぱりいいものです。
冬のツアーがいつもこんなだったらいいのにな~、なんて思っちゃいました。
あっ、厳冬期のニセコでこんな天気はなかなかないので、この投稿を読んでツアーに参加予定の人はあまり過度の期待をしないように(笑)


空の青と森の白。
201223-12.47.28_0001.jpg


エゾヤチネズミ徘徊。
201223-14.06.30_0001.jpg


シナノキの種いっぱい。
201223-14.33.01_0001.jpg


ぐにゃぐにゃ。
201223-12.49.02_0001.jpg


夕暮れのツルアジサイ。
201223-14.39.13_0001.jpg

2020.12.20 12:27

これからこれから

今週ずっと降り続いた雪も、やっと落ち着きました。
寒さもこれからが本番、なハズなんですが、今朝はマイナス19℃の冷え込み。
近所の羊蹄山麓ではマイナス25℃だったそうです。
肌が痛い……。


もう冬本番の寒さでした。


201220-09.08.35_0001.jpg


201220-10.30.49_0001.jpg


201220-10.27.53_0001.jpg

2020.12.17 15:53

寒い一週間

今週に入ってずっと雪。
全国的にも寒く、東北北陸では災害並みの大雪となっているようです。


一般的に、「上空1500mの寒気がマイナス6℃以下」が平地でも雪の目安で、「上空5500mの寒気がマイナス36℃以下」になると大雪災害にも警戒、なんて言われています。
今週はずっとマイナス36℃を下回る寒気が東北地方まで南下し、マイナス30℃の寒気が北陸地方まで覆っていました。平地で雪になるような寒気は、ほぼ日本中を覆っていたくらい。
こりゃ寒いし、大雪になるわけだ。
↓なんだか絵面がもう寒そうです。
(上空5500mの寒気団)
2020-12-17%2015.33.45%20www.windy.com%20291c75675dc2.jpg


ニセコ・羊蹄山麓の今はこんな。
積雪は70~80cmで、日中の最高気温はマイナス6~7℃ほど。
201217-10.59.58_0001.jpg


こちらは我が家ではありませんよ。
羊蹄山麓の半月湖遊歩道にあるトイレ。
201217-11.04.36_0001.jpg


シーズン初めなのに、寒いっす。

2020.12.14 14:27

ツアーが始まります

今朝は、夜明け時間から除雪。
私の車がハイエース・ハイルーフみたいになっていました。
一気に50~60cm近く積もり、風で吹き溜まった所ではさらにもっと。
ニセコらしく、いきなり来ましたね。
201214-06.28.56_0001.jpg


それなりに大きな車なんですが、すっかり埋もれています…。
ひとまずこれだけ降れば、スノーシューツアーは全然OKですね。まだ数日は雪が続きそうだし。
12月15日からツアー実施可能となります。


除雪が大変だ……。

2020.12.12 16:38

こんなの色々

写真を整理していたら、今年も色々と見てるな、と改めて。
しかもここ1~2年は「ネイチャー写真の撮り方」なるものも色々考えていて、花と光のタイミングと、さらにはピントやら構図やら何やらがすべて上手くハマるのは、ホント難しい。


キンセイランにスポットライト。
200711-14.40.41_0001.jpg


アクシバ自体はちょくちょく見るけど、花にぴったりなタイミングが意外となかったり。
200711-15.14.30_00102.jpg


ギンリョウソウの写真なんかは大量にあるけども、まともなものが少ないです。
200712-10.15.39_0001.jpg


これは写真うんぬんではなく、ニセコで嬉しい発見。
道内の数か所でしか見たことがない、イワイヌワラビ。
200807-16.43.16_0003.jpg


モノクロな雪の中、黄色い実が花のようです。
ホザキヤドリギ。
201129-12.44.28_0001.jpg

2020.12. 9 14:25

雪はもう少し

数日前は、雪のない地域にお呼ばれしてツアーをやっていました。
ニセコから車で2時間ほど。
雪がないとはいえ、さすがに寒くなってきました。
こんなツアーのカタチもありなのです。
201207-12.40.18_0001.jpg


201207-13.30.34_0001.jpg


ニセコではすっかり根雪になっています。とはいえ、まだ20cmほど。
もう少し雪が積もったらスノーシューツアーが出来るようになります。
積雪の様子を見ながら、お知らせしますね。

2020.12. 6 17:05

こんなの見た

キレイだな。
シラトリシャジン


モイワシャジンの蛇紋岩タイプ。
200711-16.43.35_0001.jpg

2020.12. 3 15:17

「最近買ってよかったもの」

お客さんからリクエストがあったので、久しぶりに道具ネタです。
ここ数年で、「買ってよかったな」というものをご紹介。


1.おにぎりケース


おにぎりケース おにぎりポーチ 保冷 保温 チョコっと便利なおにぎりバッグマリン


中には断熱アルミが貼ってあり、保冷剤付きな上に保冷剤入れまであるので、夏の食中毒予防に便利です。
セイコーマート・ホットシェフの大型おにぎりも2個入っちゃいます。
→分からない人、スミマセン…。ローカルネタです(笑)
冬はさすがにポカポカおにぎりのまま、というわけにはいきませんが、暖かいおにぎりを入れておけば、スノーシュー程度のフィールドなら凍っちゃうなんてことはないでしょう。
さすがに北海道の厳冬期の山では凍ることもあるので、そもそもおにぎりはヤメたほうがいいかと思いますが。


またチャックが真ん中についているので、野外で開けた時に中のおにぎりがちょうどふたつに分かれて安心。不用意に開けても ”おにぎりコロコロ” しにくい、というのがミソ。
さらにはチャックのリングが大きいので、グローブをつけたままでも開けやすい、というのも意外なポイント。


とまぁ、お客さんとこんなことを話していたら、
『ヤブキさん、おにぎりケースごときにこだわってますねー』
と笑われました。
今年、 ”ヤブの中で立ったままおにぎりを食べるしかない” なんてことが何度かあって、このおにぎりケースのノンストレス感に気付いたのでした。


2.ナルゲンボトル


nalgene(ナルゲン) OTFボトル 650ml


夏にちょっとした低山歩きなどをすると、500mlのペットボトルではちょっと心もとなく、1Lだと多いんだよね、とよく思ってました。
このビミョーなサイズ感がいい。
そういえば、『山専ボトル』にも750mlというのが数年前に追加発売されましたね。

THERMOS(サーモス) 山専用ステンレスボトル750ml


3.小型ザック
128683718.jpg
ここ数年の私は、35L・45L・80LのザックをTPOに合わせて使い分けていて、ザックを背負うほどでもないプライベートでのフィールドワークでは、ショルダーバッグを斜めがけして歩いてます。


だけど神仙沼・鏡沼湿原などの半日ツアーでは、ショルダーバッグだけで救急用品その他のガイド装備が入るわけがなく、35Lザックを背負うしかないのがどうも仰々しいけどもしようがない……。
ということで、昨年から20Lの小型ザックを導入しました。


これがすこぶるいい感じ。ガイド装備込みでも、お昼をまたがない半日ツアーにぴったり。
プライベートであれば、ゆるい一日歩きにちょうどいいサイズ感です。
肌寒い季節などはあと5Lくらい大きくても良かったかな、と感じることもあるけど、気軽に背負えるサイズ感はいいですね。


しかもこのサイズのザックの腰ベルトでポケット付き、というのもいい。
小型ザックの腰ベルトなんて、たいていおまけみたいなものばかりですから。


※私の持っている「ナイントレイルバック20L」は現在は廃番のようで、28Lのみのサイズ展開です。
Patagonia「ナイントレイルバック28L」


この他にも、買ってよかったカメラ関連ものやデジタルものなどもあるのですが、ひとまずお財布に優しいアウトドア関連のご紹介から。
リクエストがあればまたの機会に。

2020.12. 1 16:11

オオワシ

探しものついでに鳥見をしていたら、オオワシが飛んでました。
201126-10.15.32_0001.jpg
4歳くらいでしょうかね。なかなか立派な個体です。


翼開長(翼を広げた両端の長さ)は最大250cm近くにもなる大型の鳥なのに、かなり遠くからでもすぐ逃げるし飛んでる間もカラスに追い立てられてるし、イマイチ堂々としている感が少なめ。(と思ってます)
今日も早々に逃げられました。


もう少しカメラを楽しもうと、先日のレンジャクを撮った場所にいったけど一羽もいなくなっちゃってました。

バックナンバー
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年