2015.4.30 18:23

地味花

講義のため札幌へ。天気もいいので歩いてました。


サクラが満開。
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ミヤマスミレも咲いてました。
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こんな地味な花も好きなのでよく写真を撮るけども、ちょー小さい花で、しかも花らしいパッとした感もないので上手く撮れた試しがありません。
全てがボケボケ過ぎ(笑)絞りを開き過ぎか。
レンプクソウ
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う~ん・・・
ツルネコノメソウ
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「写真のキレイさは二の次なのでこんなもんです。“みる” ことが仕事ですんで。」
と、いつものように言い訳したくなるほどです(^_^;)


地味で小さな花をキレイに撮っている人、ウラヤマシィ~です。

2015.4.29 17:03

グリーンシーズンモード

先週22日に札幌でもサクラの開花となり、北海道でも各地で桜満開の便りが聞かれています。
ニセコ界隈のサクラはもう一息といった感じですが、もう時間の問題でしょう。


まだ少し標高を上げれば雪はあるのですが、今月いっぱいで冬の通常ツアーは終了です。
夏の通常ツアーは残雪量をみながら、5月下旬頃から催行出来るようになるかと思います。
それまでは1dayフリーツアーや随時ご相談の上でのツアーとなります。
お気軽にお問い合わせ下さい。


4月ももうすぐおしまいになりましたので、ここのHPもグリーンシーズンっぽくトップページの写真を更新しました。
最近はミソサザイの高らかなさえずりがよく聞けるので、ミソサザイに決定!
しかもワタシのロゴにもご出演してもらっているし、このブログにも毎回出演してもらって、お世話になっています。
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ちなみに、今日のその他は後ろ姿ばかり。
後ろ姿美人のオオタカ。
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奥ゆかしく振り返り気味のホオジロ。
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あっ、ちなみに今日のニセコ、
オオルリ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、コマドリがいらっしゃってます。
シーズン初認でした。

2015.4.28 21:15

森を知る

この数日は地域のガイド同士でニセコエリアの森を見に、歩きまわってました。
その目的は・・・、


“個々の動植物のリストアップをして、それぞれの森の全体像もキチンと記録する”


ごく簡単に言えば、こんなことです。
が、これってやろうとするとムズカシイもので、お師匠さんのアドバイスの元、ニセコエリアの森をキチンと見て、地域の自然ガイドの数人で3年ほどかけて地道にやっていく計画です。


今回は、まずは雪があるうちに、羊蹄山の気になる森まで登る計画。
羊蹄山は高山植物帯ばかりに目を向けられますが、標高に伴って森の姿が変わっていく―垂直分布―が天然記念物にもなっている山。
そんなところをキチンと把握する目的。となると、森を見に登るしかありません。


ガイドがこれだけ揃えば、道具も多種多様に揃いますね。
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春を感じながら、だけどキチンとシビアに見ながらの歩きです。
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冬だから見られる、デカ・エゾマツ。
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冬だから見られる、デカ・ダケカンバ。
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羊蹄山750m付近の森。
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当然、山ばかりでなく里の森もキチンと見ます。
地域の先人たちの歴史と今の森の姿、というところも知ることが大事なのです。
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ワタシのツアーや学校の講義でも大事にしていることですが、
“そこにある個々の動植物を見分けられることが何より大事。だけどそんなことを通して、自然全体をキチンと見れるよう” にワタシも精進なのです。

2015.4.27 20:24

怪鳥ロプロス

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ニセコでもやっとカタクリが見頃になりだしています。


前に観察会で、
「カタクリの蕾って、怪鳥ロプロスみたい」
と言ったら、分かる人がひとりふたりいました。


ワタシもこんな下僕が欲しい。


怪鳥ロプロス↓
Google画像検索


バビル2世↓

2015.4.26 14:56

鳥の季節

最近は植物を求めて遠出ばかりしていたので、この日は地元の公園で鳥をチェック。


ニセコとはいえ、さすがに4月下旬ともなればもう鳥の季節に突入した感があります。
ただしこの日のワタクシ、写真はどれもイマイチですんで(^_^;)


エナガ(シマエナガ)は、巣材集めに一所懸命でした。
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ルリビタキはそこかしこにいます。笹かぶりばかりでしたが。
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ミヤマホオジロ。見えますか~?
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やたらとたくさんいるので何かと思ったら、クロジでした。
見つけられますか~?(^_^;)
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オオタカも飛んでた。写真がまったくもってイマイチなのは不問で。シルエットクイズみたい。
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クマゲラもいた。写真では頭が少しだけ見えてるけど、見えますか~?
内向的なクマゲラだったようです。
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マヒワもたくさん。これだけいれば、適当にシャッター押しときゃどれかに当たります。
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群れを見てたら、んっ?と思い・・・ベニヒワもいました。マヒワの群れに混じるのですね。
しかもジャンプしてる。なんか嬉しかったのでしょう。
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他にも、カシラダカやシロハラなんかも。
ウグイスやアオジ・クロツグミもさえずりを始めています。
当然、カラ類やらキツツキ類、カワラヒワやらアカハラ・ツグミなどのお馴染みさんはいつものようにそこかしこにいます。
日によりけりとはいえ、このくらいは出会える季節になりました。

2015.4.25 16:01

ニセコパノラマライン開通

先日24日に、ニセコパノラマラインが開通しました。
今年はG.W.に間に合いましたね。
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毎年G.W.に開通を間に合わせる算段なのですが、自然相手のことなのでそうもいかないことが多く、ここ数年はいつもG.W.明け、ヒドい年は6月半ばまで開通せず、なんて年もあったくらい。


“早いですね~。今年は雪が少ないから―、”
と思いがちですが、山の残雪量は例年とさほど変わりません。去年のこの時期の同日と比べると、今年の方が30cmほど多いくらい。
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さらに少し古い記録を見てみると、2008年前後はずっと4月末には開通していたようです。
2008年といえば、サクラの開花が観測史上最早の年(札幌4/21、倶知安4/23)。
今年はいまだ、その年の倍くらいの積雪が残っています。
となると、開通に向けて除雪にずいぶんと頑張って頂いたようで、除雪屋さんお疲れ様です。
ワタシ自身も、今年は極端に雪が少ない、なんて感じたりしてますが、意外と人間の感覚なんてテキトーなものです。


神仙沼の入り口はまだこんな。2m以上の雪です。
ゆっくりと歩けるようになるのは5月末くらい以降でしょうか。
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「同じような時期の過去の写真がないかな~」
と思って探してみたら、ありました↓。
2011年4月29日。雪の量は今年の写真の方が多いくらい。(だけど雪が降った直後のようですが・・・。)
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とはいえ山麓ではウグイスも鳴き出して、その他の鳥もずいぶんと見られるようになってきてます。ここいらはまた後日にご紹介。
ニセコでも、カタクリなどの花がもうすぐ見頃となりそう。
お次はサクラですね~。

2015.4.23 17:26

早春から春

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ただいまのニセコ、
町はさすがに雪はほとんどなくなってきていますが、ちょっと町から外れてしまえば上の写真のように雪がたんまり。


雪やら花やら求めて色々な場所を走り回っていると、ワタシの季節感もずいぶん混乱します。


突然ですが、この時期の個人的な季節感はこんな感じ↓。


まずは、
1.トップバッター、フクジュソウ

2.ミズバショウが咲き出したら・・

3.キクザキイチゲやらカタクリが

4.これに微妙に遅れてエゾエンゴサクが増えてきて・・

5.エンレイソウが咲き出す頃に、ニリンソウやらスミレ類もちらほらと目につき出して・・

6.入れ替わり立ち代わり花いっぱい、緑いっぱい。この頃には鳥も盛んにさえずりだして、楽しさいっぱい。


個人的には、4.あたりまでくると早春(残雪期)から春になった気がします。
あくまで個人的な感覚ですけど。
ウグイスの声がよく聞かれるようになるのも、3.から4.あたり。


ただいまのニセコは、2.から3.あたりでしょうか。まだ早春の感覚。


昨日、
「さすがにニセコじゃまだ早いよな~」
と思いつつ、めぼしい場所を歩いていたら、スミレが咲いてました。
アオイスミレ。
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里の林縁や道端などの毎年環境の変動があるような環境に咲くスミレなので、意外と見る機会が少ない気がします。普通は、そもそもそんな場所をみて歩くことが少ないし。
さらにこんなに早咲きなので、気にしていないと見つけられません。
周囲は、花なんぞ何にもなさそうな雰囲気ですし。


早咲きのスミレとはいえ、早春からいきなり春になった気がする花との出会いでした。

2015.4.22 18:01

エンレイソウ

先日は、ニセコで雪の上を歩いていたので、この日は土の上で。


陽が差しているとテッカテカのオオウバユリ畑。
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花弁とがくが3枚揃ったコジマエンレイソウは少ない、なんて聞いたことあるような気がしますが、意外とありました。記憶違い?
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ヒタキの気配を感じたら・・・ルリビタキ。
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ヒナスミレが満開!美しゅうゴザイます。
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エンレイソウは花を咲かせるまで10~15年ほどかかる、なんて言われますが、このエンレイソウが花を咲かせる頃はワタシは何をやっているんだろう・・・
なんてことをふと考えちゃいました。別に病んでません。
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2015.4.21 20:05

最高でした

先日のブログで、この時期のスノーランブラーがいい!なんて書きましたが、
この日は、つい3ヶ月前にスノーシューツアーで来てくれたお客さまが、今度はスノーランブラーのツアーに来てくれました。
ありがとうございます!


実はこのお客さまの当初のお申し込みは3月末だったのですが、その時は季節外れの吹雪。
せっかくの春を楽しみに来てくれる予定だったので、中止になりました。


そしてその後、再度お申し込みのこの日は・・・
前日の夜中まで大雨!しかも肌寒い!
当日朝になっても霧雨!やっぱり寒い!


・・・
・・・
・・・


悩んだ結果、
「ツアー時間をずらせば晴れ間に当たるか!?」
という読みの元、急遽、ツアー開始時間変更のご相談をして、決行!!


大当たりでした。


ツアー開始時は、どよよぉぉ~んとした天気で肌寒かったのですが、それでも森に入れば静かでいい雰囲気を味わいつつ(ワタシの心の中では天気の回復を祈りつつ・・・)、
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お?!きたか?
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大当たり!!天気は回復!青空です。
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こうなればもうこっちのものです。
自然をみながらも、何度も登り返したりしながら春のザラメ雪を堪能。
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遠くに天然ゲレンデを見つければ、、、
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Go!
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あくまで自然ツアーなので、当然ひとつひとつの自然や森をみているのですが、やっぱりそれは楽しく遊びながらなのです。
静かな、遊びやすい森の中で、ニセコらしい春を満喫なのでした。


いや~、結果的に最高のコンディションとなりました。
めでたしめでたし。

2015.4.20 16:45

ニセコの春雪

近頃、自然好きな人の各種ブログなどを見ていても、花や鳥と春爛漫な感じです。
かくいうワタシも、植物やら鳥やら求めて歩き回っています。


が!


実はニセコは違う!
つい先日は、スノーランブラーでニセコの山の麓を歩いてました。当然まだ一面の雪ですよ。


最高です!
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街中ではさすがに雪はほとんどなくなってきていますが、車で10分も走った山麓の森はまだ2m近い雪でした。
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しかも、雪はザラメで板が気持よくズレやすくて滑りやすい。
だけども適度に雪の抵抗もあるのでスピードも出すぎず、まったり感たっぷり。
まさにスノーランブラーにピッタリ!
これよコレ!って感じのコンディションでした。
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この時期は札幌でさえもう雪がない季節なので、道外の人にとってはなおさら雪遊びのイメージはすっかりなくなってしまう季節かと思います。それだけに、雪の森に入るとだ~れもいません。近頃入った形跡すらありません。


そんな中、半日程度の森歩きなら、天気さえよければ手袋なし上着なしの軽装でのんびり歩けます。
ポカポカと暖かい陽射しの中、だれもいない静かな森を自由にふらふらと歩く贅沢です。
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さらに、車で1時間程度走ってニセコを離れれば、当然春爛漫。一度に二度美味しいわけで。
ホント、最高のコンディションなんですが、ニセコ全体を見ても今時期はお客さんの少ない時期。こんなニセコの春雪の楽しさはなかなか知られていませんね。
モッタイナイな~、楽しいのにな~。


※山を滑るバックカントリーならまだ1ヶ月近く滑れるでしょう。とはいえ、特に山麓は日に日に雪解けが進む時期なので、ワタシの冬のネイチャーツアーはあと1週間程度で終了です。

2015.4.19 18:17

天気

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野外を歩きまわってばかりのワタシは、自分のサイトよりも天気予報サイトの方がよく見ます。


yahoo!やらtenki.jp、気象庁にウェザーニューズ・・・色々とありますが精度はどれもパッとせず、外れた時に天気予報サイトにあたっても精神衛生上良くないので、天気図を読んで自分で判断するのが一番です。
→気象庁天気図


とは言っても天気図を読む、ってのはちょっと手軽ではないので、パッと見れるサイトでここ数年の個人的一番はコレ。
→GPV気象予報


雲量や風速など5kmメッシュの細かさで見ることが出来ます。


ただ、このサイトはPCサイトとして作られているので、スマホやタブレットではちょっと扱いにくいのが難点。


なので実はワタクシ、タブレットで見る時用に自分のブログの過去分に貼り付けて利用しています。
→フォレストレックブログ(2015.1.1)


スマホやタブレットで道央・道南の天気が見たい時は、このページをブックマークしておけばOK。小さな画面の中でも時間を進ませたりするのが扱い易くなります。


ワタシはこのページのショートカットを、タブレットのホーム画面に直接おいています。
道南・道央圏の天気予報をスマホやタブレットで見たい人は、このページでどうぞ。
手前味噌ですが(笑)

2015.4.18 21:32

「早春の鳥見」

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今年は毎年実施している鳥見の会をお休みしているので、こちらで鳥見のご紹介。


鳥を見るのにベストな時期は、繁殖期にあたる5月あたりから。
その時期は活発に動く上によく鳴いてくれるので、初心者でも姿を発見しやすく、観察できる鳥が増える時期です。


だけど実は、“鳥を覚えたい” という人にはこの時期がベストではありません。


というのは、
5月の繁殖期に半日も歩いたら、確認出来る鳥はかるく20~30種は越えます。
これって初心者には間違いなく頭が混乱してしまう数。
「二兎追うものは一兎をも得ず」ごとく、「二羽追うものは一羽も得ず?」状態になりかねません。


実は、ワタシの「鳥見の会」も必ず、“あまり鳥が見られない時期”からスタートするようにしていました。
そうすることで、少ない種数から除々にプラスしていってアタマの中を整理する作戦。


鳥も植物もそうですが、何度も見て調べていくうちに、頭の中で、
・時期別に―
・環境別に―
・分類別に―
グループ分けが自然と出来てきてくるタイミングがあるものです。
こんなアタマの中の整理が、“ある日突然” 出来るようになるものなんです。


この、ある日突然が訪れると、
「急に分かるようになった気がして、嬉しい!楽しい!」
と感じる瞬間なのだと思います。


植物や鳥の名前を覚えるために、まるで英単語を詰め込むようにひたすら覚えるのは、とてもつまらなくツラい作業で、グループ分けしながら記憶したり、いかに季節や環境と繋げて理解していけるかが、楽しく覚えていくこととの境い目となります。


そこでおすすめは、残雪の時期からキチンと鳥見歩きをすること。


残雪の時期は夏鳥がまだ渡ってきていないので、半日歩いていても出会える鳥は10種あるかないか。
もしかすると、観察出来る鳥が少なくてつまらなく感じるかもしれません。
だけどそんなふうに同じものを何度もみることが、 “これから先” の季節ために大事なのです。
アタマの中と鳥の声への事前練習みたいなものです。


まずは、
残雪期に、繁殖に向けてひと足早く活発に動き回るカラ類と呼ばれる留鳥の仲間たち。さらに、冬はカラ類と混ざって見ることの多かったキツツキの仲間たち。これをひたすらノック!
雪が溶けるにしたがって、除雪脇などにたむろするホオジロ科の仲間たち。
そして次に冬鳥や旅鳥のアトリ科の仲間たち―。
さらに季節が進むと夏鳥の渡りも次第に本格化し、ウグイスやらセンダイムシクイやら・・・。


こんな風に、アタマを整理しながら観察して段階的に記憶にとどめておくと、季節が進むにしたがって観察出来る鳥の種数が増えていってもアタマの整理が進みます。


ただ
「○○が見れた」
だけではなく、
「この時期に、こんな環境で、○○が見れた!こんな行動をしていた!!」
という意識を持ちながら観察しましょう。


するとある日突然、アタマの中で整理出来るときが来ますので。

2015.4.17 20:34

ガン見

もう数日前のことですが、この日は本格的にガン見(マガンの観察)。


数日前にピークを迎えていて今が見頃(当時)、との情報を得て、ラムサール条約にも登録されている道内屈指の渡りの中継地、宮島沼へ。
今まで何度も来ている場所ですが、渡りの時期にじっくりと観察をしに来るのは2~3年ぶりです。


マガンたちの壮大な風景が見られるのは、日の出頃か日の入りの頃。
日中は分散しているので、周囲の自然観察ポイントを下見がてら花観察です。


エゾエンゴサクがたくさんでした。
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日の入り時刻が近づくにつれて、遠くから集結。
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日没を迎える頃には、まさにピークの様相。6万羽近いマガンが集結している風景は圧巻です。
だけど周囲はどんどん暗くなるので、写真を撮るにはシャッタースピードとのせめぎあい。
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たまに一斉に飛び立つ瞬間は、迫り来るような鳥たちと羽音の迫力がスゴい。
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相変わらずの、素晴らしい風景でした。

2015.4.16 12:38

楽しい講習会

昨晩は、楽しい講習会でした。
“楽しい”といっても、ワタシが、です。スミマセン。
とある宿のおなじみさん相手に、夕飯前後の数時間を使って植物の講習会です。


参加者は、札幌の自然公園で長年にわたって自然に携わり、保護管理から植物のリストアップ、ガイド的活動にまで携わっている方。


ワタシも通常の講習会では絶対に触れないような話しから図鑑・本まで、内容を選ぶことなく全開です。
講習会というよりも “自然座談会” 形式でお話ししてました。
座談会形式だとこちらも話す内容の準備も出来ず、難しくもあり楽しいものです。


自然の楽しさから見方、個々の植物についての話しなど、互いに思うトコロを話しながらの濃い時間でした。

 
自然ガイドってどうしても観光のお客さまだけを相手にしがちですが、こんな方ともこんなふうにお話し出来ると、また違った刺激になります。
ワタシももっと色々と見んとなぁ~、と感じます。


夜の室内で話しっぱなしだったので、写真を撮るのをすっかり忘れました。

2015.4.15 11:12

南へ

この日は、ふと函館へ。


夜景で有名な函館山は、遊歩道もたくさんあって春に花を見ながら歩くにはとてもいいところです。
ロープウェイで夜に行くだけではもったいない!


遊歩道歩きには何度も行っていますが、やはり色々な時期に色々なルートを歩いてみたいので、ふと行ってきました。(夜景を見に、は行ったことないのですが・・・)


狙っていた植物を見るにはまだまだ早い感がありましたが、“いかにも北海道” とは少し違う森の姿は、東北を感じさせる森の姿でもあります。


行動力を発揮させれば、こんな森も手軽(?)に見に行けます。
季節が進んだら、あと1~2回は見に行きたいと思っているのですが、日帰りには微妙に遠いのがネックです・・・。


ヒナスミレ
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コジマエンレイソウ
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ルリビタキだらけ
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2015.4.12 18:16

「古道」

かつて、北海道への移住は海辺から始まりました。
ニシンやイワシ、イカやウニ、アワビやマグロなど、豊富な資源に囲まれていた時代です。


断崖絶壁が続く海岸地域では孤立するかのように集落が点在し、行き来する唯一の道は険しい山道(さんどう)のみ。今では車で10分程度で越えられる峠も、当時は険しい山道を一日がかりで歩いていました。
そんな古道の多くは、今では歩く人もいない獣道になっているところもあります。


冬の間のインプットの時期にワタクシ、そんな道について江戸時代に書かれた文献や資料を読んだり、その町の図書館に行って町史を読んだりしてました。別にツアーを企画しよう、とかいうワケでもなく、単なる個人的興味です。
そして、明治~大正・昭和の地形図と現在の地形図を見比べて道を調べているうちに、いにしえの人々が歩いた道を色々と歩いてみたくなり・・・この日はまずは手ごろな場所へ。


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花や山菜採りにはまだ早い時期なので、いるのはクマとシカくらいなもので、誰も歩いていません。
日曜だというのに、一人も出会いませんでした。
カケスがたくさんいたくらい。
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現在の国道が出来る数十年前まで使われていた旧国道は林道として残っており、これも知らないとただの林道。
途中、古道を含む森が伐採の憂き目にあっている所も多々ありましたが、旧国道に絡むように江戸時代の道も残ってます。
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現国道が下に見えます。いにしえの人々もこんな山々を見ていたのでしょうか・・・
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峠に近づくとやっぱり雪!
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今日は一人で来たので、ゴールに車を置いておくなんて気の利いたことは出来ず、あまり行き過ぎると引き返すのがタイヘン。ここから先は知った場所なのでまた今度来よう、ということでUターン。


ついでに海岸も行ってみよう、とまた思いつき。
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つい40~50年前までここに何世帯もの集落があったとは、知っていないとまったく想像できません。


国立公園などの自然は誰の目にも美しい分、ある意味で分かりやすく守られやすい自然ですが、こんな歴史を含んだ自然は、“知っている”人にしか価値を感じにくい自然の姿です。
一部の物好き(?)な人たちが歩くだけで、地元の歴史保存会のような有志の方々の苦労でなんとか今でも歩ける状態を保っています。
古道の存在を意識することなく無計画に伐採をして明るい森になったら、数年後にはさらに植物が侵入し、ヤブに埋もれて二度と歩けなくなる可能性もあります。
先人たちが色々な思いで歩いた道が、理解されずに埋もれていくことに少々寂しさを感じてしまいました。


現代は自然に立ち向かわなくとも生きていける時代。むしろ深く知り、共存する術を模索する時代。きっと木を伐り尽くさなくてもやっていけるでしょう。
“自然の雰囲気を味わいながら、気軽に楽しく歩ける自然環境を維持する”
という方法も共存のひとつのあり方かと思います。


今となっては一部の人間しか知らず、歩く人が少ないから必要のない道―だから森を丸裸にしてもだれも文句は言わず―、というのも寂しいものです。
ヒガラの声も心なしか寂しげに響いていました。
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2015.4.11 17:14

ウグイス

今年はニセコ鳥類調査を実施していない分、いつものように鳥を躍起になって探す、というよりも、純粋にみて楽しんでいます。


ただ、楽しく気楽な分、どうしても見られる数は少なくなっています。
いつもより撮影出来た鳥の写真が少ないことからも、出会いの少なさを感じます。
我ながら、調査をやっていた今までは、いかにみていたのかを実感できます。


今日は、たまにはいつもの調査レベルでキチンと探してみよう、とニセコ界隈を車で流しながら鳥探し。


すると、いました。
ウグイス。
今年初です。
まだニセコ周辺ではまったく声を聞かないので、着いたばかりかもしれません。
(今年は毎日チェックしていないので分かりませんが)


過去の記録を見ると、ニセコでのウグイスの初認日は平均して4/20前後なので、ずいぶんとお早い到着。
2009年にも4/11に初認、という年があるので、今年が特別に早いわけではありませんが。


写真はまったく撮れず。
一応ここいらにいる、という写真は撮りましたが、ササしか写ってませんでした(^_^;)
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2015.4.10 17:22

フリーの日

久しぶりに一日フリーの日。
となると、例のごとくフィールドワークの日。なのです。


函館でも行こうか、とニセコを出発して南下しているうちに、
「そういえば、あそこの状況はどんなだろ?」
と、前から気になっているけど行ったことのない場所を思いついてしまい、途中から計画変更。


ひとりでフィールドワークをしていても、やっぱり思いつきです。
まぁ函館よりは近場なんでいいか。


到着してみると、一部にまだ雪が残っていて、春の花々を見て歩くにはもう少し後の方が良さそうでした。残念。
だけどワタクシ、こんな感覚を大事にしているので、ハズレそうでもとりあえず行く!のがポリシーなのです。
とはいっても雪のない所は、ナニワズ畑がキレイでした。
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本州では日本海側多雪環境を特徴づけるヒメアオキ。北海道では道南の太平洋側にもあります。
この時期の常緑と赤色は目立ちますね。
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ニセコでは白花以外はほとんど見ませんが、ここでは紫青系のキクザキイチゲばかり。何が違うんでしょう?
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主張しまくっているカタクリだったので、一応撮っておきました。
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肌寒くて曇っていたので、フクジュソウは開ききっていません。
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だけど場所によっては、ニリンソウも咲いてました。
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よしよし、あと10日くらいしたらまた来よう。その頃には多分、春爛漫の風景となるでしょう。


こうなれば、ついでにもうひとつ。
気になっているけど、まだ行ったことのない場所へ。


ここは、ベストな時期にはどう考えてもあと1ヶ月近くあるところなので、下見みたいなものです。
常緑のシダくらいあるかな~、と。


やっぱり、まだ早すぎ!氷がありました(笑)
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そんな中でも、青々とした一帯があると思ったら、ツルネコノメソウ。こんなに早いんですね。
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あったあった。常緑シダ。道内では少し珍しめの、イワイタチシダ。
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晴れ間を狙って、逆光のオシャグジデンダ。
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オーソドックスなものばかりでも、行けば色々とみられるものです。
だけどまだまだスキーも滑りたいし、やることたくさん。
どうしよう・・・。

2015.4. 9 18:11

年度初め

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今日から学校の講義が始まりました。


担当は例年と同じく植物の講義。
当然のように、初回の講義はほぼ雑談。


グリーンシーズンは野外実習がほとんどなのですが、野外実習だろうと室内講義だろうと、専門的な知識や識別能力の獲得に躍起になるのではなく、幅広い自然の知識や見方・経験の獲得を目指します。
さらには、得た知識のアウトプットの方法まで。


充実した2年間となるよう、こちらも気合入れてお手伝いせねば!なのです。

2015.4. 8 18:51

どっぷりじっくり

3日連続の1日ツアーが終了。
いや~、どっぷりじっくりでした。


ニセコは山麓でも未だ1mちょっとの雪で、山では4mほど。
当然花の季節ではありません。昨日にいたっては、雪が降ったくらいです。


なので、いつもの機動力を活かして、
ニセコの冬と北海道の早春を楽しもう!計画。
とはいっても、相変わらず、毎朝車内会議をして行く所を決めるスタイルでした。


当初は、ワタシのツアーのあまりの機動力に戸惑いを隠せないお客さまでしたが、結局、羊蹄山麓に始まり、雪一面のニセコ連峰の山々を眺め、海鳥を見て、鳥のさえずりに春を感じ、満開の花を見て・・・と数百kmの移動でした。
しかもいつものように、個々を観察しながらも森全体の姿や地形などの全体も観察して、自然観察三昧の日々。


ニセコの冬のツアーで。
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この日は雪の日だったので、山は冬!
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花を求めて・・・・・・ここはまだ早い。
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さらに花を求めて・・・・・・ここならどうだ!と行ってみたら、バッチリ!!
キバナノアマナが満開!フクジュソウは実をつけているのもあるくらい。
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エゾエンゴサクも。
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カタクリまで咲き出しています。
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ヒナスミレもちょっとだけありました。
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季節感、いいとこどりの3日間でした。

2015.4. 6 18:02

一日ツアー

今日から3日間連続で同じお客さまと一日ツアー。
3日あれば、どこでもなんでも行けます。
こちらでのご紹介は、後日に。

明日はどこ行きましょっかね。
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2015.4. 5 14:10

決起集会!

この日は、
「今年度の商売繁盛と現場での安全を願って、決起集会を開こう!」
という言い訳をして、いつもの植物調査員の方々といつもの札幌飲み会。


前回は北の歓楽街すすきのに繰り出しましたが、今回は札幌郊外のキャンプ場が会場。
常設テントというよりか、遊牧民テントのような素敵な家?を貸し切りです。
数人で泊まれば一人あたり1,000円以下で、帰ることを気にすることなく一晩中飲んだくれることができる、という何とも素敵な飲み会。
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まだ日が落ちる前から飲みだして、いつもの植物トークに華を咲かせっぱなし。
オジサンが集まりながら、話している内容は、
「今年はどんな植物が見たい~?」
といった内容。
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そんなこんなで夜は更け・・・
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寝たのは深夜3時!
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決起集会のハズが、次の日のワタシは、
胃が重く・・・頭が重く・・・身体が重く・・・
ノックダウンです。

2015.4. 3 17:41

百聞は一見にしかず

ご存知、カワセミは水辺で生活する鳥。


魚を主なエサとし、水面に突き出た枝から魚を探したり、空中でホバリング(停空飛翔)しながら探したりします。
そして狙いを定めると、翼をすぼめて身体に密着させ、嘴で水面を切り裂くように一直線に水中へ急降下します。
水中でも動かしやすいモリのような細くて長い嘴で魚を捕らえたら、翼を広げて水面に浮き上がり、少し羽ばたいて水面上の枝に戻って魚を食べます。


そんな生活を反映して、翼は腕が短く翼が扇型の「短腕扇翼(たんわん・せんよく)」などと言われます。
飛翔の際は障害物の少ない水面上を直線的に飛ぶので、空中の姿勢を制御するための尾羽も短くなっていて、空中での飛翔よりも水中での行動に適した身体の作りになっている鳥なのです。


この日は雨だったので、博物館で鳥の仮剥製作成作業の日。
珍しくカワセミを作成。
生活域が水辺の鳥なので衝突死なども少なく、持ち込まれることの少ない鳥なので、観察しながらも慎重に作業します。
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まさに、でした。


その上、羽の色は純粋な “青” ではなく、光の角度によって青から緑へと変わる構造色と言われるもの。
嘴はとても骨化していて硬く丈夫。
解剖していると、顔周り(首)の筋肉が他の鳥よりも多い感じもありました。水への突入の成果?でしょうか。


足は止まり木に止まるためだけのものなので、中趾と外趾が癒合している合趾足(ごうしそく)と言われる足です。これも実物をじっくり見たのは初めて。
↓合趾足
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モノを掴むには指はそれぞれ独立していたほうがいいですが、水をかくにはくっついていたほうが有利です。これもカワセミの生活を物語る身体の作りになっています。


やっぱり、百聞は一見にしかず。


こんな機会(仕事)を与えてくれる、地元博物館に感謝です。

2015.4. 2 17:02

流し

ワタシの場合、鳥を見るときには3パターンくらいあります。

・じっくり
・サクサク歩き
・流し


じっくりは、まさに “じっくり” です。
動かないときは何時間もその場に留まったり、たとえ歩いてもほんの少しだけ。
まさに、動かざること山の如し。
鳥が出現するまでひたすら待ったり、猛禽類や水鳥観察、鳥の行動観察などはコレ。


サクサク歩きは、そこの環境とそのときどきの鳥の出現パターンを読みながらサクサクと歩いて森の中のポイントを繋ぐ、といった歩き方です。何か見つけたら初めてじっくり観察、というパターン。
一般的にはコレが一番楽しい観察の仕方かもしれません。観察出来る種数も増えることが多いですし。
ワタシの場合、鳥を探す時には “常にゆっくり歩く” ってことはあまりありません。森の環境を見ながらサクサクと歩いてます。


流しとは、渡り鳥の確認などで車で流しながら地域全体をひと通り確認したい、という時の観察の仕方。
当然、見落としもかなりある見方ですが、広い地域の全体像の把握にはぴったりです。
ただし、運転しながらの脇見は危ないし、誰かに運転してもらって助手席で見ながら―といっても車の移動スピードの中での識別となるので、一瞬で見極める “心眼(!?)” が勝負です。
識別に違和感を感じたら停車して、じっくり観察に切り替えるパターンです。
車で流しながら観察していると移動範囲が広い分、意外といい出会いもあったりします。


この日は流し。


今年はそこかしこにいるアトリ。だけどいつも、地面にいるか、空抜けの写真ばかり。いくら記録用とはいっても鳥の写真は背景次第で鳥の見やすさが違います。
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黄色い花!?と思って止まってみたら、エゾヤナギでした。意外とキレイ。
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おっ!?と違和感を感じて停車。やっぱり、このコ。
ハシボソガラスとミヤマガラスとコクマルガラスの揃い踏みです。
どんより曇り空の空抜け、が惜しいところ・・・。
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2015.4. 1 12:27

新種発見

とうとう新種を発見。
ニリンイラクサと名付けました。
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・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・


分かる人にしか分からない、分かりにくいウソでした。
(ニリンソウとムカゴイラクサが重なっているだけ)

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