2013.6.30 20:24
今日の夕方、アンヌプリの山が水墨画のような雰囲気でした。
ということで、モノクロで撮ってみた。
2013.6.30 20:24
今日の夕方、アンヌプリの山が水墨画のような雰囲気でした。
ということで、モノクロで撮ってみた。
2013.6.28 21:37
今日も山へ。
マイヅルソウが満開。
2013.6.27 17:27
ありがたいことに、夏休み期間も含めてちょくちょくとツアーのご予約が入ってきています。
私のツアーでは、周囲の自然を見ながらの、(かなり)ゆっくりペースの山歩きなので、
限られた時間内で最大限ゆっくりとするためには、常に登山道の状態の把握が欠かせません。
「ゆっくりしながら歩いていたら、思いのほか登山道が荒れてて、時間がさらにかかっちゃって・・・」
「あっ、日が暮れちゃいましたね・・・」
ってわけにはいきませんもんね。
ということで、今日もニセコの山の下見。
この時期は一週間もあれば状況がどんどん変わってしまうので、空いている日はすべて下見(フィールドワーク)の日。
今日は用事を済ませて、午後2時過ぎから大谷地湿原から大沼付近へスッタカターと下見。
沼のすぐ近くを登山道が通っているので、水没しがちのルートです。
やっぱりね・・・
でも自分の目で見たいタチなので、通れないのを覚悟して出発。
大谷地湿原は「フサスギナ」の生育地。
フサスギナは日本で北海道だけに分布する植物。
ここ大谷地湿原で初めて発見され、当初は国内ではここにしか生育していないと考えられていました。
その後の調査で、道内のほんの数か所に分布していることが確認されましたが、とにかく貴重な絶滅危惧種。
だけど、かなり地味です・・・。要は ”ツクシ” の親戚なのでね・・・。
ツマトリソウ
オオバタチツボスミレ
ハクサンチドリ
登山道には多少の雪もありますが、問題なく歩けます。ただ、ぬかるみ多し!
登山道脇にはミネザクラ。
大沼に着くと、案の定・・・・・・道は水没。
かなりの水没具合でした。
ちょっとがんばれば通れる、っていうレベルでもないかな・・・。
7月半ばくらいまでは、五色温泉(イワオヌプリ)方面から大谷地・神仙沼方面に縦走することは難しいかも、です。
2013.6.26 18:36
今日はシダの観察のため、羊蹄山麓へ。
普段のネイチャーツアーでは、花をはじめとする植物全般・鳥だの風景だの、と、広く自然をみるものですが、
今日はシダを見ることにこだわります。
まぁ、こんな会があってもいいのかと。
美しさを見つつ・・・
ルーペで細かい所を確認しながら、識別にもチャレンジ。
シダの美しさを再発見し、識別にチャレンジしながら、みる楽しさと大事さを感じて、難しさと奥の深さを改めて感じる。
そこにまた面白さがあるもんで。
そんな歩き方もまた一興。
2013.6.23 21:29
今日は一年で最も月が地球に近づく、スーパームーンらしい。
一番大きく見えるらしいけど、よく分からなかった。確かに大きいような・・・。
でもキレイ。
2013.6.23 16:40
先日、町の観察会でイワオヌプリ周辺を歩いてました。
いやいや、今年の残雪は手ごわいですね。
いまだ場所によっては、ずいぶんな雪です。
イワオヌプリ登山道の途中(昨年秋)。
現在の同じ場所では・・・、
場所によっては、こんな↓。
道が完全に埋まっているので、迷わないように注意!
視界が悪くなってきたら、さらに要注意!!
雪が溜まる場所なのか、雪解けが早い場所なのか、で、植物の状態がまったく違います。
雪解け直後の場所はこんな状態です。
やっとマイヅルソウの葉っぱが開き、シラネワラビは展葉前。
尾根などの雪解けの早い場所では、ツバメオモト満開!
周りの植物も青々してます。
歩きに行く方は、そんなフシギな季節感を味わいつつ、ルートに気を付けて歩いてくださいね。
2013.6.21 21:56
3月半ばから続いていた、今年度分のニセコ鳥類調査が昨日終了。
夏至のこの時期は、午前2時半に起きて3時出発・・・。
それからツアーだのなんだのやっていると、午後にはもう夜の気分、の毎日でした。
ただの、ワタシの趣味と興味で始めだして、今年で10年目になりました。
取っているデータそのものに大きな変化や出来事はないのですが、
「大きな変化がない」というデータ自体が非常に重要なわけで。
ニセコエリアで、私自身が”間違いなく確認”している鳥は150種ほどですが、まだまだ20種以上は増えるはず。
あと10年も積み重ねれば、それらしいモノになりますかね。
これから取ったデータをまとめる作業。
9月には倶知安風土館で「ニセコ鳥類調査報告会」と称して、
鳥に馴染みのない方にも出来るだけ分かりやすいように、講座を開催する予定です。
2013.6.19 16:40
昨日、どんよりとした雲が立ち込めるなか、行ってきました。
神仙沼。
ほんの一週間前には、雪で壊された木道がうねうねと波打っていましたが―
すっかり補修されてました。
森林管理署の方々、大変お疲れ様です。ありがとうございました。
ただ、湿原までの木道は未だ傷みが激しいので、歩くときにはしっかり下も見て歩いてくださいね。
遅い雪解けのために緑の青さもなくフニャ~とした植物たちも、今は少し青々してきてます。
そしてチングルマもすっかり開花。彩りが増しました。
この日はあいにくの天気だったので、途中出会ったのは3人のみ。しかも知り合い(笑)
とにかく静かなのです・・・。
静かにひっそりと花が咲いてます。
ミツバオウレン。
木道脇にあるんですがなかなか気づかれない、オクエゾサイシン。
静かで霧に包まれた湿原の風景は、個人的にはイチバン好きなのです。
こんな情景こそが湿原の風景、って気がします。
こんな天気を狙って行ってみるのもアリですよ。
2013.6.17 9:35
一昨年からご予約いただいていたのに、その時々の諸事情によりなかなか催行できなかったお客さまの
ツアーが、とうとう実現。
半日でソフトに登れて、花の多い白樺山を歩いてました。
いまだに登山道の一部は雪に覆われています。
下山時などは特に道が分かりにくくなりますので、注意が必要です。
あと一週間もあればなくなると思いますが。
ゴゼンタチバナ
ツバメオモト
ミヤマアズマギクとミヤマオダマキ
お客さまは、通常も単独で山歩きを楽しみつつ、草花にも詳しい方。
今年の白樺山は、
カタクリの花の終わりやミズバショウといった早春の花も残りつつ―、春の花がいまだ咲きつつ―、
初夏の花も咲いている―。
という状態。
他の地域では終わりかけているシラネアオイなども、今が旬。
残雪の影響なのでしょうかね。季節感が凝縮している雰囲気でした。
そんなトコロを感じながらの、ゆっくり山歩きなのでした。
2013.6.15 21:30
ここ数日間の動向。
まずは、道北で植物調査のお手伝いから始まり―、
帰ってきたらまた道北へ再出発して、1泊2日で室内講習会&観察会。
毎年のように呼んでもらっているのですが、皆さん相変わらず真剣。
こちらもいい刺激になります。
ニセコに帰った次の日は、ガイド仲間からフィールドワークのお誘い。
マニアックな話題多し!といったフィールドワークなのです。
(ひざまずいて観察中!)
その日の午後は、雪の状況確認のため、鏡沼へ。
まだ遊歩道の一部が雪に覆われていました。
途中の沢を渡るポイントでは、水量が豊富すぎるほど。
6月末以降くらいがいいでしょうか。
(鏡沼遊歩道)
そして、今年から自然関連の専門学校で講義も担当しています。
そんな日は一日、学生たち相手に室内講義と野外実習。
そんな間に、パノラマラインが開通。
早速下見へ行きたいのですが、来週まで時間が取れないので、ウチの奥さまに写真撮影だけお願いしておきました。
木道上に雪はなくなっているそうですが、ずいぶんと荒れています。デコボコ多数!!
木道整備はこれからなので、通行注意です。
これから花の時期に少しずつ入っていくので、間に合うといいですね。
そして、カヌーガイドに変貌する日もあり。
いつもの「かのあ」のツアーのお手伝いで、支笏湖出張。
この日のツアーでは、今年の冬にワタシのツアーにもご参加いただいたお客様が、「かのあ」のカヌーツアーにご参加。
ちょうどワタシが手伝いに行っている時にツアーに参加されるとは、なんという偶然!
驚いちゃいました。
こんな風にガイド同士が繋がって、お客様が繋がる、っていいですね。
さてさて明日は、何度もお申し込みいただいているのに色々な理由で催行できず、、、
が続いていたお客様のツアーがついに実現。
2年がかりのツアーです。
なぜか今週は、いろいろな仕事が重なりまくりで、いろんなワラジを使ってます。
2013.6.11 19:06
今年の残雪量の多さのため、ずっと通行止めだったニセコパノラマラインが
6月13日(木)10:00から通れるようになります。
これで神仙沼・岩内方面にも行けるようになります。
開通次第できるだけ早くに神仙沼の状況も確認・お知らせします。
2013.6.10 10:28
この時期になるといつも朝3時過ぎくらいから家を出て鳥の調査やらをしているので、
近所の農家さんからも、
「鳥を追っかけているガイドさん」
などと知られてます。
先日、ウチの玄関先に鳥の卵がふたつ・・・。
近所の農家さんの倉庫にでも作られた鳥の巣に何かトラブルでもあり、放棄された鳥の卵を
「ヤブキくんの勉強の参考に」
という感じで、そんなご近所さんが置いていってくれたもんだと思いました。
後日、ご近所さんに尋ねてみると、「いやいや、してないよ」とのこと・・・。
???
なんなんだ??
卵のヌシはハクセキレイなんですが、いくらハクセキレイといっても、
玄関先のコンクリートの上に、巣も産座も作らずにじかに卵を産む、っちゅうのは聞いたことがない。
それとも、どこかの巣の親鳥が我慢できずに、
「うーーーん、、、まっ、ここでいいや」
って、産んじゃった??
いやいや、そこまでテキトーじゃないでしょ。
なんなんだろ?と考えつつ、そのままにしていたら、先日さらに一個増えてました!!
なんなんだー!?
やっぱりおそらく、親鳥が産んでいったんだろうけど、ワタシにどうしろっていうのー?
2013.6. 9 17:09
今年は雪がなかなかなくなりません。
町では暑い日も多くなりすっかり初夏の雰囲気なのですが、山の登山口周辺はまだまだ残雪期。
昨日の、五色温泉付近アンヌプリ登山口周辺です。
尾根上は雪はほとんどなくなりましたが、歩き出す付近の森にはいまだ雪が・・・。
残雪の上を慎重に歩けば問題なく登れますが、イワオヌプリなど岩があるような場所は雪が抜けたりするので、
注意が必要です。
神仙沼方面へと通じる「ニセコパノラマライン」は、まだ通行止めの状態。
さすがにそろそろ開通の知らせが来る頃かと思いますが、ニセコへお越しの際はご確認ください。
→通行止め道路情報
ニセコの初夏の山歩きは来週以降くらいの方が無難かもしれませんね。
ちなみに、羊蹄山比羅夫コースの山開きは6月15日(土)の予定です。
2013.6. 8 21:49
いまだニセコ鳥調査が続いています。
夏至が近づくこの時期は、朝の4時にはすでに歩き出すころ。
そんな調査中にちょっと気になるものがあり、調査終了後に再び
いつもの自然ガイド仲間とフィールドワーク。
1時間かからずに歩けちゃうような道のりを、あーだこーだ話しながら、じっくり観察してたら、
気づけば4時間近くかかってました。
その後、やっぱり気になるものを解明すべく、日没直前にもう一度同じポイントに出動!
結局、いまだ「気になる」ままですが、
同じ場所でも、違う視点で歩いたり、違う時間で歩いたりすると、また違う発見があるものです。
春植物はすでに種をつけて次の準備をしています。
ミズナラ(どんぐり)が芽吹きは、とってもミニミニでかわいいもんです。
いつでもヤブの中に入れるように、プロ仕様(?)の恰好です(笑)
2013.6. 5 8:59
6月に入って、やっと天気がいい日が続いてます。
だけども、ニセコではいまだ残雪のためニセコパノラマラインは冬季通行止めのまま。
車の通行ができる五色温泉方面から、アンヌプリやイワオヌプリの山に登ろうとしても、登山道は雪だらけです。
そんな中、いつものリピーターの方がお申し込み。
ニセコでの山歩きは難しいので、1dayフリーツアーで遠征ということに。
フリーツアーなので、ご要望をお聞きしつつ、体力と経験を考えて行き先をご提案します。
今回はニセコから車で一時間半ほどの移動し、海を見ながら・花を見ながらの山歩き、がテーマ。
普通に歩けば往復3時間半程度の山なのですが、5時間半ほどかけて相変わらずのじっくり歩き。
天気は快晴!花もよし!雪は当然なし!風は爽やか!
の、最高の山歩き日和なのでした。
2013.6. 2 21:06
今日はカヌーガイドの日。ニセコのカヌー会社のお手伝い。
「昔取った杵柄」というやつです。
天気はそこそこによかったのですが、相変わらず風が強い。
10年近く前のワタシがカヌーガイドだったころ、ワタシがツアーに出ると必ず風が強く吹き、
そんな状態を「ヤブく」なんて冗談を言われたり、
「今日もずいぶんとヤブイているね~」などと揶揄されていました。
カヌーガイドの一線を退いても、いまだ健在。
雪解け水もまだまだ大量に加わっているので、水量も夏よりも1m以上あがってます。水も濁り気味。
サーッと川の流れに流されつつ、風にも翻弄されつつ、、、
だけども、修学旅行生たちは元気で元気で。
川から眺める新緑もキレイで。
だけどもワタシはちょっと身体のふしぶしが疲れて・・・。筋肉痛か!? 情けなや~。
2013.6. 1 17:00
なんだかんだと、もう今年も折り返し。
早いもんですね。
6月になったので、トップ写真の更新。
ふつう、この時期のトップ写真ってもっと明るい初夏の山!的なものを選ぶもんですが、
ワタシはそうはいきませんよー。
森のシダ。
ワタシをよく知るリピーターのお客さんは、ニヤッとしていることでしょう。
だけど、キレイじゃないですか?