2012.8.31 22:07

ありがたや、ニセコファン

ニセコが大のお気に入りで何度も来訪し、かなりマニアックな場所まで知っている本州からのお客様。
ニセコの “フィールド” と “人” が何よりのお気に入りのようです。
そんな中、プライベートガイドを探している、とのことだったので、最大限ご要望に応えられるように対応させていただきました。


山歩きの今日は、高曇りの一日。
強い日差しもなく、だけれども展望は邪魔されず、絶好の歩き日和なのでした。


相変わらずの、登山道の周りをじっくり見ながら、立ち止まりながらの歩きです。
ワタシのツアーとしてはいつものスタイルなのですが、お客様には新鮮に感じていただけたようで、
新たな楽しみ方を発見していただければ嬉しいですね。


ニセコのダケカンバ林が、たいそうお気に入りのよう。通ですな~。
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景色を眺めれば、
「あそこは〇〇、あっちは〇〇」
と、ワタシが説明しなくてもご存知です(笑)
こちらも通ですな~。
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唯一行ったことのない場所へ。
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山頂!
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ニセコ三兄弟(羊蹄山・ニセコアンヌプリ・チセヌプリ)にも、出会えました。
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小さなトラブルもありましたが、それも含めていい思い出になるといいですね。
またお待ちしてます!

2012.8.30 22:17

朝・夕・晩

今日は、この夏最後の「かのあ」お手伝い。カヌーガイドの日。


天気よし!
水もよし!
の、気持ちのいいラストでした。


雨上がりの清涼な水。
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夕方は、いい夕焼け。
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夜は、月がこれまたよかったので、長時間露光でチャレンジ。
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暑い夏も来週あたりで落ち着きそう。
これから寒くなるのはあっという間です。

2012.8.26 18:13

水陸両用

ちょいとご無沙汰しちゃっておりました。
ここ数日の仕事は多種多様。


調査仕事のため、相変わらず道なき道をひたすら歩いていたと思いきや・・・、
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カヌーガイドとして「かのあ」のお手伝いの日も。
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昨日は、「かのあ」イベントの日。
楽しむためには安全が第一、ということで、レスキュー講習会。
「ひっくり返った時の対処法」の講習なので、みんな “あえて” ひっくり返って水の中へ。
気温も高い日だったので、気持ちいいくらい。
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(かのあブログより転用)


そして今日は、自然ガイドとして山歩き。
馴染みのお客様と、ニセコの山を一日のんびり歩き。


出発当初は天気が心配でしたが・・・、
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天気予報は見事にハズレて天気は回復!
静かな山歩きと秋めいてきている自然を見ながらの歩き。
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ちょっとマイナーなルートを歩いたので、夏休みの最終日曜といっても、
一日歩いて会った人は二組のみ!
思いっきり雑談しながら、思いついた場所で立ち止まり、気ままな歩きなのでした。
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道もない藪こぎから、水の上・水の中(?)、静かな気持ちのいい登山道、
いろんな場所に出没していた数日なのでした。

2012.8.21 16:38

草で・・・

そこいらじゅうにあるススキの葉っぱで、バッタを作成。
仲良しバッタができました。


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2012.8.17 19:35

「いい道具の要素」

テント泊など、多くの荷物で長い間歩く場合、大型のザックが必要となります。


今年もずいぶんと悩みました・・・。
というのは、ワタシの大型ザックはこれ。
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好日山荘(山道具専門店)のバイレスザック。90 リットル。
とある中年山ヤさんに、思わず、
「うわぁぁ~、懐かしぃぃ~」
と唸られてしまったザック。
ということは、ワタシもすっかり中年ということか!?
かれこれ20年以上使っているもので、いまだ現役なのです。


パットもヘタっていて、ザック自体の重さも今のものとは比べものにならないほど重い。
しかもコンロやテントなどの各道具がよくなっている今は、たかが数泊の山行なら
これほど大きなザックは必要なくなってきています。
何より、今となってはこのザックに満載して歩き続ける自信もありません(笑)


とはいっても、使い勝手がすこぶる良く、頑強な作りで安心して使え、
チャックやベルトの類もいまだトラブルは一度もなし!小さな破れすらなし!
なかなかの名品なのです。
どうも買い替える気にならず、今年もこれで日高に行って来ました。


このザックで北アルプスや南アルプス、八ヶ岳・・・などなどのテント山行、
さらには、1ヶ月以上に及ぶ “歩き旅” もこのザックと共にありました。


ワタシにとっての道具って、機能性・使い勝手などとはまったく別問題のレベルで、
“愛着” という要素が大事なんです。
「使い勝手のいいモデルが発売されたら買い替える」
という経済力がないこともあり、こんな “愛着” を理由に使い続けている道具がたくさん。


野外道具では、「愛着をもって使える」道具を選ぶことも、とっても大事かと思っています。


とはいっても、野外道具は命に関わるモノ。
楽しむためにはある程度の余裕も必要です。


“現代の機能性” を重視して新しいモノを使い、出来るだけ余裕をもって楽しむことも大事。
“愛着” のある道具、使い慣れた道具を長く使い続けるのも大事。
「ボチボチ買い換えた方がいいかなぁ~」と悩みまくりの日々なのです。


そんな悩みも、道具の楽しいトコロ。ということで。

2012.8.15 18:50

お盆でも・・・

お盆の時期です。
夏休みももう少しでおしまいですね。
いつもは交通量が少ないニセコの道路も、さすがに混んでいます。
混んでいる、といっても渋滞するほどではありませんが・・・。


ニセコの山々もいつもよりずいぶんと歩いている人が多い。
なのでこんな時は、少しイレギュラーなルート取りをして、人の少ないエリアへ。


ツバメオモトのコバルトブルーの実がなんとも綺麗でした。
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狙い通り、山頂はずっと独り占め。
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空と雲がキレイだったので、撮りまくり。
ゆっくりの歩きでした。
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2012.8.11 16:21

山でのお仕事

日高の山より帰って来ました。
テントを担いでエッチラオッチラ歩き続け、植物調査のお仕事でした。


細かいことより、写真をたっくさんどうぞ。


日高の山といえば、ひたすら沢を渡り、ひらすら沢を歩き続ける “遡行” からスタート。
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ザックの重さが身にしみる・・・
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ここまですでに5時間ほど。やっと目指す稜線が見えてきましたが・・・
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日高名物の、うんざりする斜度の登りがまだまだ続きます
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歩き出した場所ははるか遠く。まぁよく歩いたモンだ。
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日高の稜線は美しく・・・
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雲が広がっても、なお美しく・・・
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足元には小さな花が咲き、
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夏休みといっても、天上の楽園を独り占めなのであります。
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まさに楽園
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キレイだー!
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天上の楽園はクマにとっても楽園で、ここかしこにクマ糞が・・・
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クマに警戒しながらテントで宿泊。次の日は小雨の中のお仕事。
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沢を歩いてきた・・・ということは、
“雨がたくさん降って増水すると帰れなくなる”
ということなので、急いでお仕事。
かといって、雨でしっとりした岩場はことさら慎重に。安全第一。
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増水するほどの雨ではなかったので、一安心。
帰りの沢歩き中、「自分の写真を撮り忘れたー!」といまさら気付き、せっかくなので自分撮り。
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いい山でしたー。さぁ、片付け・片付け。

2012.8. 7 16:00

明日から

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明日から3~4日間、ネット環境からいなくなります。


今回は、日高の山へ。
プライベートでの登山ではなく、植物調査のお仕事。
ずっと山の中でのテント泊となりますので、ネット環境からも離れます。


お問い合わせなどの返信は11日以降になると思いますので、ご了承下さい。


さぁ、準備、準備。

2012.8. 6 21:28

変わりつつも変わらない

去年も今時期に申し込んで頂いたお客様。


去年は、5歳と7歳のお子さんと一日かけて山歩きにチャレンジ。
グチひとつ言わずに頑張りつつ、登山道に咲く花々の写真を撮る姿に感心しきりのワタクシなのでした。


今年はひとつ大きくなって、足取りはしっかりとなりました。雨上がりのグチャグチャ道でもなんのその。
一方で、4時間も歩き続けても、グチや弱音をひとつも言わない姿は変わらず。
花や生き物を見るたびにカメラを構える姿も変わらず。
頼もしくなりました。


撮影中
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またまた撮影中
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ズボンと靴を泥だらけにしながらも、しっかりとした足取り。
すっかり歩き方もうまくなりました。
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気持ちのいいポイントではさらにゆっくりと。
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帰り道では、よくワタシが木の枝を持ちながらプラプラ歩いているので、みんなでマネして棒を持ってプラプラ。
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通常の倍の時間はかかりましたが、たくさんの写真を撮り、たくさんの花を見て、たくさん歩いて頑張りました。
またお待ちしてます。


2012.8. 5 22:41

道端ツアー

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美しい自然風景や高山植物を見たりする、だけでなく、
町のすぐそばの林道脇や農道、果ては駐車場脇のような、
いつも見ている自然をじっくり見るツアーが出来たら楽しいだろうな~・・・
と、常々思って日々フィールドワークに励んでいます。


今日は、地元の方がまさにそんなご要望でツアーを申し込んで頂きました。
しかも20人の団体様。


道端の外来種やいわゆる “雑草” まで カバーしなければならないので、
そんなフィールドでも強いガイドさん、マウンテンガイド「コヨーテ」古市氏と二人体制で実施。


ワタシの班は、植物大好きグループ。
スタートから駐車場脇の植物をじっくり見ちゃって、駐車場から離れるまで20分!(笑)
毎日道路の脇で見ているような自然を改めてじっくり見て、改めて再発見。
みんなで「あーだこーだ」と話して、また観察。
ちょっと歩いては、「これな~に?」の質問が始まり、また観察。


ワタシとしても、とっても楽しく、自然ガイドとしてもやりがいのあるツアーでした。


「これこそ美しい自然風景!」
とか、
「これぞ北海道!」
っていうモノを見るツアーではないので、一般的にはなかなか魅力が伝わりづらいかと思いますが、
これこそ日常生活での楽しさにつながる自然ツアーなのかと思っています。


いや~、楽しかった。
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2012.8. 3 20:01

「調査のご報告2012」

もうすでに明後日ですが、、、
ニセコで今年も行なっていた鳥調査の今年度分の報告会を開きます。


日程:8月5日(日)
場所:倶知安風土館
時間:18:30~20:30
参加料:200円(入館料+資料代)


今年の調査・観察で見られた鳥たちや、それぞれの鳥の観察しやすい時期、
ニセコで見られる様々な鳥について、雑談なども交えて気楽なお話です。
申し込み不要ですので、お気軽にどうぞ。

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2012.8. 2 21:49

共に考えて、楽しんで・・・

何かのレベルアップを目指すとき、一人で考えて研鑽することも大事ですが、
周りの人と考えや技術や知識を共有したり、刺激しあいながら質の向上を目指す、
ということもとっても大事。


自然ガイドという面では、自然に対する知識や情報、ガイド技術などを
「ニセコネイチャーガイドネット」という団体を通じて共有することを目指しています。


今日は、今年カヌーツアーをお手伝いしている支笏湖のカヌー会社「かのあ」と、
質の高いカヌーテクニックやガイド方法などについて共有。カヌーミーティングの日でした。


日常から高い知識と技術の体得を目指すのは当然のこと―、
それが一体どういう楽しさにつながるのか、
それをどう、体験として伝えるのか・・・。
そもそも、カヌーを漕いだり自然を歩いたりすることを自分自身が楽しむこと。


そんなところは、カヌーであろうが、自然であろうが、ガイドである以上一緒です。
そんなところをキチンとマジメに話しながら研鑽しあえることはありがたいことです。


自然ガイド同士だけでなく、カヌーガイド・山岳ガイド・乗馬ガイドなどの
分野をこえた信頼できるガイド仲間が近くにいるのは、この地域のいいところです。


(「かのあ」ブログより借用)
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