2011.12.31 17:03

ありがとうございました

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今年も残すところあと7時間ほど。
毎年のことですが、今年も色々な方々に支えられ、お世話になりました。
地元地域の方々、
多くのガイド仲間、
仕事関連の方々、
ご教授下さった方々、
そして何より、私のツアーに参加して下さったお客様の皆様。


ありがとうございました。


今年は社会的にも大きな出来事があり、今までにないほどのご苦労をなさっている方々がたくさんいます。
来たる新年は、まずは何よりそんな方々のご苦労が報われ、幸多くあることをお祈り致します。
そして小さくとも着実な前進を願っております。


ワタクシも来年は着実に前進していきたいものです。

2011.12.30 13:38

イタタ・・・

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今朝は寒い朝でした。
今年3度目(?)くらいの-20℃前後の気温。
12月のニセコ、絶好調ですな。


こんな気温になると、寒いというよりか、痛い。
とってもキレイだったので、カメラを構えると、痛い。
ちょっと休憩、なんて森の中で長い間じっとしちゃうと、痛い。
暖房費もかさんじゃって、イタい。


ツアー中も寒さ対策、万全に。

2011.12.26 15:27

スノーシューツアー

山の上部では3mを超え、山麓でも2m近い雪が積もりだしてるニセコです。
しかも連日バッフバフのパウダースノーなのです。


ということで、スノーシューツアー。
本州からのお客様で、
「スキーはせずに、このツアーのために来た」
なんて、たいそうウレシイことを言って下さったお客様でした。
ありがたくて、ありがたくて、感謝しきりなのです。
しかも、ご自分のスノーシューを新規購入してニセコデビュー。
光栄です。
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スノーシューを履いてもヒザ~モモくらいまで埋まるほどの雪・雪・雪。
さらにシンシンと降る森は、私から見てもとってもキレイ。


まっさらな雪を独り占めしながら―、
雪景色を楽しみ、
自然観察を楽しみ、
パウダースノーの感触を楽しみ、
会話を楽しみ、
のツアーでした。


「歩く」という単純な行為だからこそ、その楽しみ方で大きく印象が変わると思います。
そんな単純な「歩き」の楽しさが伝わるといいですね。

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2011.12.23 21:55

(激)ホワイトクリスマス

(ちょっと早いですが)メリークリスマス!
ニセコは本日、猛吹雪でゴザイマス。
ホワイトクリスマスなどという、ゆる~い雰囲気ではありません。
横殴りの、ゴォぉーーー!という音を伴った、ホワイトクリスマス。
相変わらず、ウチの前の道は地吹雪のためなくなっております。


しかし、こんなコンディションも関係なくツアーに参加したい、という方のご要望にお応えすべく、出来るだけ風と雪があたりにくい森を選んで、スノーシューツアーの日でした。
雪をまとった木々の中をゆっくり歩き、見て、お茶して、まぁ意外とのんびり。
ある意味、ニセコらしいニセコのスノーシューでした。

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2011.12.20 19:01

深~い雪

相変わらずずいぶんな勢いで降っております。
ちなみにこちらは、道路の電光掲示板。見えません・・・。
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これだけ降っていると、ゲレンデコンディションは最高。
雪も深さもこれでもか!ってほど。昼でもこんな感じ。
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深すぎて、降りすぎて、写真撮影すらままならない・・・。


滑るには最高なのですが、除雪は毎日のように一日2回~3回。
溜めちゃったら大変なことになっちゃいます。

今週末にはまた荒れるようです。
ちょっと休んで欲しい・・・。

2011.12.19 14:17

「スノーシュー」

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今回はスノーシューについて。


「かんじき」ってご存知ですか?
「輪かんじき」とか、「ワカン」などとも呼ばれます。
本州育ちのワタシは、小学校の教科書に「雪国の生活」というくくりで写真が載っていたような記憶があります。だからといって、かんじきで買い物に行ったり、日常生活で使っているワケではありませんよ。
靴底をでっかくする「わっか」みたいなモノ。雪の中を歩くための道具ですね。


スノーシューは、それの西洋版。
日本の「かんじき」に比べると、踵が自由に動き、靴への固定も楽チン、アルミ製なのでほとんどメンテナンスフリーなのもgood!


「アニマルトラッキング」という、動物の足跡を観察しながら動物たちの生活や行動を感じ取る・・・という自然観察も楽しんでいる方もたくさんいます。
そんな時の冬の道具として、ここ10年ほどでずいぶんとメジャーになりました。


ニセコのような軽い雪が大量に積もる場所では、雪の時期の“歩き”にはまず必携。
長靴だけで歩こう、なんてこと思ったら、雪中行軍のような辛さを味わいます。

登山用のハードな作りのものは、アイゼン(滑り止めの爪)やビンディングもしっかりしていますが、自然観察用に使うのなら、そこまでは必要ありません。ソフトなもので十分。
いいバランスで楽~な道具は、ホントに楽~に歩けますよ。
「大は小を兼ねる」ではナイのです。
ここいらの、道具に対するバランス感覚がムズカシイところかもしれませんね。


↓ちょっとしっかり目のスノーシュー。
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↓当社がツアーでお貸ししているスノーシュー(女性用)。
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↓ちなみにこちらは、「日本版かんじき」。(本来は木製なんですが、こちらはアルミ製)
踵が固定されるので、スノーシューとはまったく違った感覚。
サイズが小さいので軽い雪では沈みやすく、ヒモも初めての方には少々締めにくい。
ニセコの冬には不向きです。
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(ワタクシ的)ポイントは・・・、
サイズでは、成人男性なら全長60~70cm程度でないと、厳冬期のニセコのような場所ではツライところ。
当然大きくなればなるほど埋まらないワケですが、扱いにくくなります。
小さな扱いにくさが次第に溜まって、「疲れ」となってきます。ここでも「大は小を兼ね」ないんです。
女性は55~60cmあたりが扱いやすいかと思います。
重さについては、散策用ならば軽いに越したことないので、色々比べてみてチェック!というトコロでしょうか。
あとは、ビンディング(ベルト)の締めやすさと、緩みにくさ。
冬場はどうしても厚手のグローブで扱うことがほとんどなので、こちらも自分にとって使いやすいモノを色々試してみてください。


靴は長靴でもOK。
ただし一日しっかり歩いたり、アップダウンのある行程なら、スノートレッキングシューズがおススメ。
自分のスノーシューをお持ちの方で、「いつも長靴で歩いている」という方は、是非今度スノートレッキングシューズをお試しあれ(冬の靴についてはまた今度に)。



雪を楽しむには、スキーが出来ないとダメ、ではないのです。
スノーシューなら、歩ければOK!
夏はヤブで行けない場所でも、雪が積もっちゃえば歩けるようになります。
ゆっくり冬の森を眺めながら、
―観察や写真撮影を楽しんだり、
―アクティブに斜面を駆け降りたりジャンプしてみたり、
―気が向いた場所で自由にお茶してみたり、、、
いろんな楽しみ方が出来ますよ~。


意外にも、自然をじっくり見るには冬の方がいい、ってことも多いんです。
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2011.12.16 16:29

ごぶさた

久しぶりの投稿となってしまいましたね。
ご無沙汰しております。
常日頃チェックして下さっている殊勝な方は、
「ついこの前まで、ずいぶんマメに更新していたのに、最近どうしちゃったの?せっかくいつも見てるのに・・・。」
などと思って下さっていたことでしょう(というか、そんな風に思ってくれるとウレシイんですが)。


何していたんでしょうね?ワタクシ。
・・・
・・・
仕事で道東へ行っていたのもあり、、、
滑ったり歩いたりしていたのもあり、、、
年賀状作ったり、、、
PCと格闘していたり、、、
・・・
・・・
とまぁ、こんな感じ。なのでした。


さてさて、ここ数日ずいぶんと降っております。山麓でも1mほど積もってます。
こんな天気が一瞬広がったと思えば・・・、
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10分もすると「本気の降り」がやってきます。
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おかげで、ゲレンデコンディションもバッチリ、森の中もすっかり雪。
室内にいると、「雪に閉ざされた憂鬱な・・・」かもしれませんが、滑ったり歩いたり、楽しいトコロがたくさんですよ~。

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2011.12. 9 14:09

厳寒

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今朝は全国的に寒かったようですが、ニセコもずいぶんとしばれた(寒い)朝でした。
家を出るときは-15℃、夜明けあたりは-20℃ほどだったようです。
そんな「しばれた朝」の風景はとってもキレイなのですが、なにせ道路はいつにないカチカチ路面。
車でゆっくりまっすぐ走っていても滑る滑る。
写真を撮ろうとちょっと路駐、なんてこともできず、残念ながら「しばれた朝」の写真が撮れませんでした~。


そんな中、ガイド仲間の家を訪問。乗馬をやっているガイド仲間。
なんと、冬でも体験OKです。
馬の飾りはカチカチでしたが、馬は白い息を吐きながら雪景色といいマッチングでした。
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雪の中での乗馬、他じゃなかなか出来ませんよ~。いかがでしょう?
K2ステーブル

2011.12. 8 15:42

居間のカーテンを開けたら、ずいぶんとキレイなこと。


なので、連続投稿。
たった今のニセコです。

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2011.12. 8 12:43

本領発揮

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ここ数日ずっと降り続けております。
雪雲さん、がんばっておられますな。
ウチの周りも40~50cmはカサ上げされたでしょうか。
ということで、朝からひと仕事、「ニセコの雪チェック」と称して(?)滑ってきました。


今朝はずいぶんとよろしいニセコパウダーがたっくさん。
たいそういい雪でした。


森の中はまだササが多少出ていますが、これだけ積もればOK!
本日よりスノーシュー、スノーランブラーツアー開催OKです。

2011.12. 5 18:07

「スノーランブラー」

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スノーランブラーとは、『雪の森をゆっくりと楽しむための自然散策用スキー』


「ゆっくりなら、もっと楽しめる。」
「とにかく、滑りすぎないスキーを。」


というコンセプトで、自然ガイドが自然をみるために作ったスキーです。
(※特別に加工して作った道具なので、一般的な商品にある「スキーシュー」「スノーハイク」とは違うものです)
スキーが出来る人のための、「滑るためのスキー」ではありません。あくまで自然を “みる” ためのスキーなんです。


板の裏面に特殊な加工を施してあるため、
 ・森の中の軽い上り斜面はそのまま登れて
 ・下りは適度にスピードを抑えながら滑ってこれる
という、スグレモノ。


また、スキー板は短く・軽くなっていて、固いブーツも必要ないので、
気軽に遊びながら・観察しながら散策できます。


よほど急な斜面でなければ、滑っていてもスピードがどんどん増していく、ということがなく、
「スキーが苦手・怖い」という人にも楽しめます。
まさに、“冬の散策のため”の新しいアイテムなんです。


―「自然をみながらゆっくり歩くことが好きな方」
―「写真を撮るために冬の森に入りたい方」
―「スノーシューよりも少しアクティブに、もっと行動範囲を広げたい方」・・・などにぴったり。


冬の森歩きの楽しさに、ちょっとだけスキーの「滑る楽しさ」をプラスして楽しめます。
※当ブログでの過去の紹介記事
→「ニューアイテム」
→「スノーランブラーの性能は?」




スキー裏面の特殊加工(オリジナル形状のステップソール)。
多少の登りなら、一般的なシール加工よりもスイスイ登っていけます。
シールのように、落ちている枝を踏んでしまった―、なんて気を使わなくて使用できます。
下りも適度なブレーキがかかりながら滑っていくので安心です。
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踵が自由に動くので、スムーズに歩くことが出来ます。
平坦な所は、スノーシューよりも楽チン。
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クロスカントリースキーや、テレマークスキー(ステップ付きテレマーク+3ピン)とも全然違う新しい道具です。
冬の新たな遊び道具にいかがでしょう?


2011.12. 5 16:12

更新

ここを見ている、ということは、もう気づいてますよね?
冬モードの更新作業が終わりました。


ワタシのHPは、毎月月初めにトップページの画像を季節に合わせて更新する、などと、
自らの首を絞める“きまり”を作っているのですが、今月は5日も過ぎています。


いつもここのHPを見てくれている殊勝な方は、
「あれ?今月はトップページの更新が遅れているのね・・・」
などと気づいていましたことでしょう。


ちょこちょこと色んなページを少しずつ変えるよりも、
全部の変更が終わってから、一気にすべてを更新した方が「変わった」感が出るでしょう?
だから全部一気に変えました。他が終わるまで、トップ画像も変えられなかったわけ。


残念なところは、ここまで紆余曲折あったはずなのに、この状態を見ると、
「別にぃ~、、、今までと何が変わってるのぉ~?」
ってな感じですね・・・。
まぁ、そんなもんです。
確かに見た目はあんまり変わってないし。


ただ何より、この冬から「スノーランブラーツアー」が新規参入!
「スノーランブラー」については、次の投稿を待て!
ということで。

2011.12. 3 15:38

嵐の前

いや~ここのところキチンと更新してますな。我ながら感心感心。

と自分を褒めつつ、今日もせっせと更新。


ところで、今日の天気図、見ました?
ばっちり「二つ玉低気圧」状態。
晩秋から早春の時期にたまにある気圧配置ですが、コレ、典型的な大荒れ気圧配置。
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両目をくわっと見開いた巨人が日本列島に顔を擦りつけながら、ワシワシ北上してくるような、圧倒的な迫力。
しかも、しばらくすると一つ目の巨人に変身、北海道東方沖で大暴れ、というパターン。
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こんな時は、暴風、雷雨、豪雨、突風、竜巻、なんでもありの天気。
山での遭難事故も多くがこの気圧配置の時に起きている、と言われるほど。
ニセコでいえば、暴風雪、大雪、地吹雪、視界不良、着雪、除雪、腰痛、などなど。


5日あたりまで荒れるようです。
皆様お気をつけ下さいマセ。

2011.12. 2 16:48

穏やかな一日

やっとこさ雪が少しずつ増えてきたニセコでありマス。
今日は文句なく晴れ!の一日。

午前中はスキー場へ行って地元仲間とおしゃべりをしながら滑り、午後は自宅でこまごまとしたお仕事。


のどかな陽射しの中、細かい雪が降る雪原はいい雰囲気です。
そんな陽気だと内業なんぞ進むわけがなく、すぐに脱線。

必要もないのに除雪をしてみたり、車の中を整理してみたり、家の周りをカメラ持ってウロウロ。
雪の風景ではなく、降っている「雪」にピントを合わせて何とかこの空気感を・・・と思ったのですが、ワタシの腕ではムズカシイですね・・・。また前回の「失敗写真」が増えました・・・。
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夕方には一番星がキレイでした。
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2011.12. 1 14:20

「写真集2(失敗編)」

前回に引き続き、今回も写真集にお付き合いを。
しかも、今回は「失敗写真集!」


自然を楽しむための道具のひとつがデジカメ。
失敗を恐れずに撮影して記録を残せる、というのが何よりの強み。
なので、“数を撃つ”のが勝負!というのがワタシの持論。
しかしそんな風にしていると、多数の失敗写真が溜まります。
ワタシの場合、芸術的な雰囲気の「これぞ自然写真!」に執着してません。
意外に、失敗写真にこそ、「実際の見た目」に近かったりすることが多いモンで、となると、失敗写真であろうと出来るだけPCに保存するワケで、それはそれで大変なことになります。


ピンぼけや露出ミスなどは日常茶飯事で・・・、
何を撮りたかったのかよく分からん写真。一応お花畑の色とりどりを撮ったつもり・・・。
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こうなると、もっと分からんですね。しかもボケてるし・・・。
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対象が鳥となると、さらに難易度アップ!必然的に失敗写真の確率もアップ!!
よくある「黒つぶれ」&「点」写真・・・。
(このシルエットで「チュウヒ」っぽい、と思う人はマニアですね~。ワタシ的には「実際の肉眼での見た目に近い」という意味でこういう写真もアリかと・・・)
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距離が遠い上に枝かぶり。PCで見てから「なんだかなぁ~」となります。
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こちらは、この上ないほどの枝かぶり。よく見つけたもんだ、と我ながら感心するほど。
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せっかく近くで撮れても、良い角度で撮れるとは限りません。
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なんで二羽ともそっぽ向いてんのぉ~?
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この瞬間を狙って撮るほうがムズカシイかと・・・。
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失敗を恐れず、「とりあえず」的に数を撃っていると、意外にいい雰囲気で撮れることもあるんです。
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デジタルの世界では、パソコンやカメラの機能を使って、本来よりも明るくしたり、色を良くしたり、演出したり、と自由自在な昨今。だけど、それよりも失敗写真の方が、本来の自然の雰囲気が出るんでないかな・・・、と負け惜しみ・・・。

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