2019.11.14 17:51

ウリノキ

冬芽は樹木が寒さや凍結から芽を守るためのシェルターのようなもので、越冬用の芽です。
普通、冬芽は枝の先端や横(葉腋)に付けるのですが、ウリノキはちょっと違う。


↓ウリノキ
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↓ウリノキの葉の軸(葉柄)
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葉っぱが落ちきっていない晩秋に、そっと葉を外してみると…
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冬芽が葉柄の付け根の中に隠れています。
こんな冬芽を「葉柄内芽(ようへいないが)」といいます。


この、葉がぶら下がりつつ冬芽が隠れている様子を撮る、という撮影に興じてました。
ちょっと力を入れ過ぎると葉が外れて落ちちゃうし、だけど冬芽がキチンと見えているようにしたいし……なかなかこの一枚を撮るのが大変(笑)


他には、プラタナス(モミジバスズカケノキ)やハクウンボクなどが葉柄内芽の冬芽を持つ樹木です。
こちらは写真を撮らないまま、冬の落葉期になっちゃいましたね。
またの機会に。

2019.11.11 18:57

贅沢?道南旅

もう10日ほど前のことですが、道南の最南端にも行ってました。
ちょっと旅っぽく、泊りがけで。


もう何度も行っている鳥の渡りを見るのが目的ですが、まぁー風が強い。
これじゃ渡らないだろうけど、別に植物を見る目的もあったので良しとしつつ、思いつきのノリで出発。


だけど考えてみたら、ニセコから車で4時間以上。
ワタシの中では、気軽に(思いつきで)日帰りする距離は、車で片道3時間まで。
それ以上は、気合が必要となります。


途中で寄り道しながら植物探しをして、いよいよ南端に着く頃にはやっぱりこんな↓。
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仕事の都合上、渡りのピークを過ぎたこの時期しか来れないし、この先の数日間を考えてもこの日しかない。
壮大な渡りも今までに何度か見ているので、まぁまぁ、これはこれでOKです。


それでも翌朝は少し収まり、青森県がハッキリと見えてます。
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海への渡りをしないときは、鳥たちは陸をぐるぐるしてます。
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猛禽とのバトルも相変わらず(ハイタカ)。
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昼前まで鳥をゆっくりと眺め、その後は植物探しにスイッチ。贅沢だけど、忙しいっす。
10年前に歩いたっきりの遊歩道を歩いてみました。


オニヤブソテツならこの時期だろうと見れます。
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道内では道南でしか見られないセンニンソウ。10年前は分かりませんでした。
今なら問題なし(笑)
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こんなエゾフユノハナワラビの集会は見たことない。
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ノゲシとオニノゲシが並んでた。
ノゲシ
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オニノゲシ
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思いがけず、ヒメヤブランがたくさんあった。これも道南でしか見られません。
こんなただの葉っぱ、昔なら絶対にスルーしていたはず。
これに気づける自分が少し嬉しく、ひとりほくそ笑んでました。ヒヒヒ。
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ところで今回、各所の遊歩道がクマ出没のため、閉鎖されていました。
時期的にも歩く人がいないので「どうせなら今年は閉めちまえ」的管理なんでしょうが、最近各所でクマ騒動が多くて、歩けなくなる遊歩道が増えている気がします。
来シーズンの状況が気になります。

2019.11. 9 16:53

とうとう

7日の晩からとうとう雪でした。
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タイヤ交換も済ませているので覚悟の上でしたが、やっぱり…という感じ。


日中でも2~3℃しかなく、寒い…。


だけど今週初めはまた暖かめな予報なのでまた雪はなくなって、また数日後に降って…を繰り返すことでしょう。
プラスの気温なだけ暖かいはずなのに、この時期の寒さは身にしみます。

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2019.11. 7 19:36

晩秋の山行会

この日は、「ニセコ羊蹄山岳会」の秋の山行会。


山岳会と言っても皆で山をガツガツ登る会ではなく、ニセコ羊蹄エリアの登山道・遊歩道の保全・管理を大事な目的のひとつにしている会なので、自然ガイドの私も関わっています。
プロガイドとして活動している会員も多いので、仕事が落ち着く晩秋のこの時期=一般的に登山にあまり適していないこの時期に、実施する山岳会イベントのひとつです。


雪が積もるなかで歩いた年もあったけど、今年は超ソフトなハイキング(笑)
手ぶらでも歩けるような道を、4時間近くかけてののんびり山行(?)でした。


歩きだしてすぐ、道端のキノコ談義。進みません…。
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ハイキング気分でお喋りしながら。
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ワタシは相変わらず自分の趣味を突っ走ってます。
(イヌガンソク)
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ミズキの透過光がきれい。
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ガイドとはいえ、自分が気づかぬままの間違った情報や勘違いがあるものです。
恥ずかしながらワタシもこの20年、そんな勘違いは多数ありました。
この日も勘違い(識別間違い)していたものを、ひとつ修正。


独りでばかりフィールドワークしていると間違いに気づかぬまま、こんな修正は出来ず……。
やっぱり皆で歩くのは良いものです。
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2019.11. 5 16:24

最近の動向

東北の報告ブログが続いていましたが、帰ってきてからずっと道内を走り回ってます。


葉は多くが散ってしまい、カラマツが色づいて…秋もおしまいになります。
(ハウチワカエデとダケカンバ)
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(カラマツ)
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こうなると、狙いは鳥やらリスやら、幅広くなってきますね。
(ハシブトガラ)
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(シマエナガ)
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(ハシブトガラ)
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(エゾリス)
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(ヤマガラ)
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こちらは北海道では珍しい冬緑性のシダ、エゾフユノハナワラビ。
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こちらは、フユノハナワラビ(としました)。
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このハナワラビの仲間は、ここ3年ほど、北海道だけでなく東北でも見続けるようにしています。
図鑑上も分からないことだらけで、ワタシ自身も泥沼地獄にハマっていて、抜け出せる気配なし。
ニセコだけで見ていれば何も問題はない(おそらく一種しかいない)けど、それじゃツマラナイ。
分かったつもりが、見れば見るほどまた分からなくなって…の繰り返しです。


こんなに躍起になって見続けても、ツアーがほとんどない時期なので、お客さんから聞かれたことはほぼありません。
仕事上はどうでもいい問題だし、ガイド仲間同士で話題になることもほぼありません。
植物を見る季節ではないので、このために歩く人もいないし…。


だけど、いちナチュラリストとして気になります。
だからワタシには、この時期恒例。いつになったら、悟りが開かれるんだろ?
まぁたとえ悟りが開けても、それを聞いてくれる人はいなそうですが(笑)
ウチの奥サマだけが、いつも面倒くさそうに聞いてくれてます。


こればっかり気にして歩いていると疲れるので、たまに鳥やリスと戯れているわけです。
雪が積もるまではこんな感じです。

2019.11. 4 15:40

番外~クマのいる風景

おしまいの予定だったけど、思いついたように東北シリーズ・番外編。


ツキノワグマは、別に山奥でなくても里近くにもいます。
個人的には、管理されていない自然の中を歩けば北海道のヒグマよりも身近に感じます(なんの根拠もありませんが)。


杉の植林地でよく見る樹皮剥ぎ。
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ヒグマに比べて小型であるツキノワグマは、積極的に木に登ります。その際、周りの木の枝や”つる植物”の実などを手繰り寄せて食べ、食べ終わった枝を尻に敷くので、それが座布団のように塊状になることがあります。
いわゆる「クマ棚」。
分かりにくいですが(↓)、ふたつのクマ棚がありました。
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こちら↓は、くつろぎ場(寝床)でしょうか。周囲には新旧あわせて糞だらけ。
斜面変化のある尾根の突端のような場所で、よくこんな寝床を作ります。
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いくら万全の注意を払いつつクマ対策装備をしていても、さすがに気味が悪く、気が気じゃありません。
仕事をさっさと終わらせて、立ち去るのが一番。


あー、気味悪かった。。。

2019.11. 3 15:57

植物のある風景

美しい情景をただ眺めるのもいいけど、やっぱり、植物を愛でながらキチンと名前を知って見ているのがいいです。


ヤマホロシでしょうか。
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なんだか分からないモノが目に入りました。調べたら、フジウツギ。
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ムラサキシキブの紫色がキレイです。
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この状態のボタンヅルもいい。
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北海道だったら「キッコウハグマを見に行こうか」となるのに、こちらではフツーにあります。
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これも北海道では、「センブリでも見に行こうか」となりますが、駐車場の横にありました(笑)
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「気持ちワルイ~」と言う人もいますが、ワタシには美しい。
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「なんだ?このスミレ?」と思ったら、テリハタチツボスミレらしい。
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北海道では道南の一部でしか見られないシュンラン。
こっちなら、フツーにあります。
花を見てみたい。
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イワトラノオがさりげなくいました。
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タムシバの葉は揉むとミントの香りがします。
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東北シリーズでした。

2019.11. 1 16:01

森の風景

沢に続いて、森の風景。


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