2017.2.27 16:53

雪チェック?

今日は冷え込んだ朝で、マイナス17℃ほど。
この一週間は、大雪というわけではないけども、毎日のように雪が降り続けてました。


週明けの今日は天気も回復し、だけども仕事はなし。
やることはたくさんある気がするのですが、そんなことには気づかないフリをして、雪のチェックへ。


良い雪でした。
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そんな中、週間予報を見てみると・・・・・・今週の気温はなんなんだー!
プラスの7℃やら9℃って・・・暖かすぎ・・・。
春はもうちょっと先でいいのに。
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2017.2.25 19:30

美しい森を目指して

今日は札幌郊外のSさん。
何度も参加してもらっているお客様で、この日も片道3時間近くをかけて、日帰りで来てくれました。


このSさん、日頃からバリバリと山を歩いて・ガンガン滑って―のパワフルな方なのですが、それだけでなく、自然を見ながらゆっくりと歩くスイッチも持っていて、自然ツアーにも何度も参加してくれています。
ガンガン歩いて滑ることも出来て、じっくり自然を見ながら歩くのも出来るなんて、ガイドさんみたい。
スバラシイ!!!


そんな方なので、体力OK、装備OK、スキー技術OK、寒さ耐性OK、やる気はもちろんOK。
そうなるとどこへでも行けます。


ワタシ的には、
「Sさんはきっと、あまり段取りの整った “それっぽい” ツアーじゃない方がいいだろうな」
と思い、今日は私自身のフィールドワークに限りなく近いツアースタイル。


私が自宅で航空写真と地形図を見ながら、
「ここって、ずいぶんと綺麗そうな森っぽいな・・・」
と目星をつけていた所へ。


ふたりで地形図と航空写真とGPSを眺めつつ、実際の自然と地形を見て、あーだーこーだと言いながら狙った森を目指します。
さらに森を堪能したら、デポしておいた車を目指すので、一方通行の道のりの作戦。
同じ道をたどらないので、目印に設定した雪原にピンポイントで出られるかどうか―。
地形図と自然環境と実際の地形を読み解くチカラが必要です。


さらに道のりは普通の自然ツアーでは行かない距離感で、しかも森を見ながらなので、遠回りも覚悟して・・・となると6kmくらいにはなりそうです。
冬の森の自然ツアーでは少々遠い距離。山に登れちゃいますから。


そんなことも、Sさんならオッケー!


静かに降る雪の美しさに、オトコふたりで盛り上がって感動してます(笑)
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普段だったら、ツアーじゃ歩かない急斜面を、今日はスノーランブラーで登る!
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読み通り、たいそう美しい森でした。
ニセコでは、北海道らしい典型的な針広混交林はなかなか見られませんが、ここはバッチリ!
構成樹種も雰囲気もバッチリな、北の森の姿でした。
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こんなでっかいエゾマツも点在しています。素晴しい。
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ムダに歩く距離が増えつつ、急斜面を登ったり下ったり・・・ずっとこんな美しい森の中。
ニセコにはあまりない森の姿です。
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結局7kmほど歩いて、狙っていた雪原にビンゴで到着!
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超イレギュラーな、マニアック自然ツアーでした。

2017.2.23 16:42

冬と春

今日の気温はプラスの2~3℃。ずいぶんと暖かい一日でした。
だけど先日の寒かった日に降った雪で森の中は真っ白、木々にも雪が積もっています。


鳥を見ていても、春というか冬というか・・・微妙な季節感で、まさに冬と春の境い目のような雰囲気です。


そんな中、今日も歩いてました。
お喋りしながら、笑いながら、ヤブキ用語満載で観察しながら。


観察中
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ここでも観察中
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やっぱり観察中
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なんも写ってませんが、目の前の木にアカゲラやらコゲラやらゴジュウカラやらがいます。
そんな鳥たちも観察中。
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男性は自前のスノーシューでご参加。
購入後初の使用だそうで、それがワタシのツアーで、なんて光栄でゴザイマス。
スノーボードをしに来ながらも、こんな自然ツアーの時間もとってもらえて、そんな所もさらに光栄でゴザイマス。


相変わらず終了時間の曖昧な・・・いえいえ柔軟な・・・ゆったりツアーでした。
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2017.2.21 20:14

無題

見ての通り、今日のブログには写真がありません。
今年度最後の講義でしたが、室内講義なので授業中に写真を撮るわけなく、写真ネタがありません。


そして夜は、またまたいつもの札幌飲み会。
地元で飲む以上の頻度で、札幌で飲んでます。
酔っ払った勢いで撮った駅の写真をいつもブログに上げているので、もういい加減しつこい・・・ということで、特に写真なし!


明日以降はまたツアーで森を歩いてますので、その時にまた・・・・・・・。
と、まったく意味のない、本日のブログ。

2017.2.19 17:39

「クマゲラ」

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クマゲラは日本最大のキツツキ類で、カラスほどの大きさ。
国内では主に北海道に生息している天然記念物の鳥です。


クマゲラの糞は、図鑑によると、
『アリの外骨格からなる、直径5~10mm程度、長さ10~40mm程度の糞である』
とあります。


クマゲラはアリが主食。
あの大きな身体をアリで保っているなんて、そりゃ、大面積の森が必要となるわけです。
他の昆虫やらイモ虫やら、もう少し栄養効率の良さそうなエサもあるのに、なんでこうなったのでしょうかね?


森を歩いていればそんなクマゲラの採餌痕はそれなりに見る機会があるのですが、糞となると今までキチンとと見たことがありませんでした。


それが・・・・・・
こんな採餌痕を探してみたら、ありました。
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クマゲラ糞。
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アリの外骨格、まさにコレ。
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5月12日後志管内にて。

2017.2.17 16:14

氷漬け

まだ2月の半ばだというのに最近の気温は高めで、昨日なんてプラスの5℃!
そんな暖かかった昨日もニセコの森を歩いていたのですが、森の中ではゴジュウカラやハシブトガラのさえずりが始まり、まるで初春の様相でした。
まだまだ厳冬期の気温と降雪の日もあるでしょうが、森の中は着実に春に向けて動いているのを感じる今日このごろです。


となると先日、暖かくなる前にまた、氷を見に行ってました。
最近こんな写真ばかりですが、ご勘弁を。
今年の氷も、この暖かさで崩れてしまうでしょうから。


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ちなみに明日から明後日は、すっかりマイナスの気温となって冬へ逆戻り。
でも再び氷がこれから成長していくことなんて、さすがにもうないでしょうね。
というか、そんなに寒さが続くのもイヤになっちゃいますが。

2017.2.15 15:07

樹木マイスター

この日もスノーシューツアーの一日。


ご主人は知り合いのスキーガイドツアーでバックカントリーへ。
奥サマは自然ツアーで森歩き。
ワタシは当然、奥サマとご一緒していました。
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ワタシらは超スローペースで、だけどもひとつひとつをキチンと見ながら、誰も気づかない微妙な自然の姿に感心しながら・唸りながら、歩いてました。


こんな歩き方を一日していたら、奥サマはもうすっかりニセコの森の樹木を自然と見分けていました。
しかも、遠目で枝ぶりやら環境を見て “アタリ” をつけて見分けて、近づいて「個」をキチンと見て識別して・・・・・・ヤブキ的「パッと見分類学」までマスターです。


『夏になって葉があったら、分からない』
なんて言っていましたが、普通は逆ですから(笑)
見分ける手がかりの少ない冬に分かるようになれば、夏はすぐ分かるようになりますんで。


ツアーが終わる頃には、「ニセコの樹木マイスター」の称号を授けました(笑)
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スキーをガンガン滑るのも良し・じっくり自然を見るのも良し、地域に色々なタイプのガイドがいて色々なスタイルのツアーがあって、色々なお客様に楽しんでもらえる地域になるといいですね。

2017.2.13 18:42

ヤマセミ

ヤマセミは北海道では冬でも見られる地域(=留鳥)と、夏だけしか見られない地域(=夏鳥)があると、ワタシ的には思ってます。


ニセコでは、数年前までは冬に見られることはほとんどなかったのですが、ここ数年は冬でも稀に見かけることがあります。
夏より個体数は減るのだろうけど、ニセコでもここ数年は間違いなく越冬しているようです。


しかし、これだけ雪が多いニセコ。
冬に川辺に近づいて行って、ずっと雪が降り続く中で探し回る、というのは現実的に難しく、そうなるともぉ雪中行軍の様相。
「ヤマセミを見るためにそこまでするかどうか」
はアナタ次第。


今回は、昨年末に新たに見つけた越冬地。
何回か同じ場所で見ていたのですが、ここ数週間はパタッと見かけなくなりました。


「厳冬期を迎えて、雪の少ない周辺地域にでも移動したのかな」
と思いつつも、それでもめげずに通い続けて、この日も2時間待ち・・・・・・。


なんて書くと、
「雪の中、2時間待つなんて、なんとまぁモノ好きなのでしょう」
という気になるかもしれませんが、実はここ、車から降りて3歩で到着できる観察場所なので、まったく苦になりません。


車の中でウトウトしかけていると、ヤマセミ特有の鋭い鳴き声に起こされました。


近づきすぎて双眼鏡で覗いたり、写真を撮るために追いかければ、せっかくの厳しい冬をやり過ごそうとしている鳥に対して強いプレッシャーとなりますが、ここは今までの観察の中で “止まり木” が分かっているので、余裕の心持ちでその木に止まるのを待つのみ。


ずっと待っていたら、向こうから近づいてきました。


2ヶ月かけて、「ニセコの冬でもヤマセミが越冬している」という証拠写真がやっと撮れました。
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2017.2.11 16:36

高曇り

この日は青空の見えない曇り空。
だけど、ニセコアンヌプリも羊蹄山も山頂まで見えるほど雲は高く、風なし、雪なし、気温は寒くもなく暖かくもなく。
ある意味で、良いコンディションです。


そんなタイミングでスノーランブラーツアーでした。


まずは少しだけ練習。ちょっと慣れればもうOKです。
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スノーランブラーは自然を見るためのスキーなので、メインは練習じゃなくて観察です。
植物を見たり、動物の足跡を見たり。
足跡だらけの一日だったので、お客様はすっかり ”足跡観察はおまかせ” となってました。
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斜面を登りながらも、遊んで―
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アンヌプリを一望する小山へ立って、森を観察。
遠望するからこそ見えてくるニセコの森、っていうのもあるものです。
10年来ニセコに来ているお客様でしたが、新発見もあったようで、ガイドの甲斐もありました(笑)
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↓秘密の “ヤブキゲレンデ” 。(別にヒミツじゃありませんが)
スノーランブラーで遊ぶにはぴったりな、いつもまっさらな斜面です。
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いつものように、一日中歩いていても誰にも会わない、静かな一日でした。

2017.2. 9 17:46

行きにくい場所

今日はこんな所に行ってました。
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氷が成長するのは、1月末~2月の厳冬期のみ。
3月になるとこの場所は雪崩が怖いし、氷も小さくなっちゃうので、そこまでして行きたくありません。
しかも、風が当たる場所なので風の弱い日を選ぶ必要があり、雪が降っていると氷に雪が積もっちゃってパッとしない。
さらに、なかなかの急斜面を登るので、体力と装備も少し必要。


となると、いつものワタシののんびりツアーな雰囲気では、なかなか行けることがありませんね。


そんな所に、数年ぶりに行ってきました。
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2017.2. 7 17:57

お得?

今回のツアーは、めまぐるしく変わる天気の中での1dayツアー。
だけども、焦って歩くわけでもなく、目的地やツアールートがあるわけでもないので、相変わらず、じっくり観察しながらの気ままなのんびり森林散策です。


時折、ワッサワサと雪が降り出す森も綺麗。
しかも、このお客様が参加してくれている時はいつも晴れの天気ばかりだったので、雪降る森、というのが新鮮だったようです。
良かった良かった。ニセコのオーソドックスな森の姿が見れましたね。

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日差しが出て来る瞬間の森は、極上の美しさです。
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青空の森!
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フクロウが間違いなくいる、という森を歩いていたので(すでに確認済みなのです)、木を一本一本チェックしながら三人の目で探します。
いつもは私ひとりの目なので、効率よく広範囲を探れます。
そんな間は完全放置!(←あっ、いつものことか?!)
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今回はそう簡単に出会わせてはくれませんでしたが、フクロウの好む森や、探す時に見るべき場所、探し方、森の中での大きさのイメージなどなど、そんなトコロを体感すれば、いつかどこかで出会えるかもしれませんね。
ただ探すだけでは、なかなか出会えるものでもありませんから。


ちなみに、北海道のフクロウは亜種エゾフクロウ。
本州のフクロウに比べると、腹面の白色が強い感じがあります。
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フクロウには出会えなくても、ハシブトガラ・ゴジュウカラ・アカゲラ・コゲラ、ツグミにキバシリ、シマエナガなどなど、小鳥たちもたくさん観察。


色々な天気の中、色々な森の表情を見て、色々な観察が出来て、しかもツアー後は森以外の場所をプラプラして……お得な一日でした。

2017.2. 5  9:29

「サクラソウ色々」

サクラソウの仲間たちって混乱しやすいグループです。
名前と花姿が似ているものばかりなので、どれがどれだか、ゴチャゴチャになっちゃうパターンですね。
しかも、どこでもしょっちゅう見る植物でもないので経験値もなかなか上がらず、いつまでたっても混乱地獄から抜け出せない、という人もいるのではないでしょうか。


かくいうワタシも数年前まで、この仲間を見るたびに
「コイツはなんだったっけなぁ~。何度も見ているんだけど……」
と、なっていました。


ちなみに、
『写真撮って、家帰ってから調べりゃいいじゃん』
ではないのです。
家に帰ってから分かることと、現地で分かることには、大きな違いがあるものです。
現地で分かった方が、見えてくるものが広がるものですから。


こちら、サクラソウ科の “まさに” サクラソウ。
(こういう時は、「Theサクラソウ」と言うと、ツウっぽいですよ)
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葉はサニーレタス系(または、チンゲンサイふう)で、大雑把な重鋸歯になってます。
(↓葉だけのサクラソウ)
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《参考》重鋸歯とは・・・葉の縁の形状を “鋸歯” (きょし)といい、ひとつの大きな鋸歯の間に細かい鋸歯があるような形状のこと。二重鋸歯ともいう。(→「写真で見る植物用語」より写真で見る


こっちは同じサクラソウ科でも、名前はクリンソウ。
葉は同じくチンゲンサイふうだけど、サクラソウのような重鋸歯になってません。
また、沢沿いなどの湿っぽい所に多く、群生する傾向にあるかと思います。
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花が輪生状に咲くのでクリンソウ。
だけど、花に目を引っ張られずに、葉をキチンと観察しましょう。
違いが見えてきますので。
(↓葉だけのクリンソウ)
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このチンゲンサイが小さくなり、“ヘラ型”の葉となると、「○○コザクラ」といった名前のサクラソウになることが多く、ユキワリコザクラやらソラチコザクラ、エゾコザクラなどなど。
(↓ソラチコザクラ)
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さらにこちら↓は、オオサクラソウ。
サクラソウと花が似ていて背丈も似た感じですが、サクラソウとは葉の形が違っていて、サニーレタスやチンゲンサイふうではありません(円心形)。
葉の大きさはサクラソウの方が大きいので、サクラソウの方がしっかりとした印象がします。なのに、こっちがオオサクラソウですので。
オオサクラソウは花が円形について、“花つき” がいいからなのでしょうか。
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オオサクラソウに似てますが、茎に毛が多いエゾオオサクラソウ。
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こちらはサクラソウモドキ。
局所分布のため、そう見るものではありません。とりあえずは無視してもいいかも(?)
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これら円心形の葉を持つサクラソウの仲間には、他にヒダカイワザクラの「○○イワザクラ」もいます。
だけど、ヒダカイワザクラの変種はカムイコザクラで……あれっ?「○○コザクラ」だ(笑)
(↓ヒダカイワザクラ)
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ヒダカイワザクラは、別名アポイコザクラとも言い……イヤぁぁぁ~。
ふぅぅ~。


これらをただ図鑑とにらめっこして覚えても、面白くもないし、覚えられるものではありません(少なくとも、ワタシの頭では)。


これらすべてが同じような環境に、同じような個体数で生えているわけではないので、やはり「生育環境と生え方」を実際に見て、整理をつけるのがイチバンです。
生育環境も生え方もそれぞれが違い、花姿も違いますから。
そのためには『数多く歩き回って、数多く見る』しか、テはないかもしれませんね。
そんな過程も楽しいものです。。。きっと。
って、ここまで読ませておいて、何の解決策にもなってませんが(^_^;)


ある日突然、ふと気づいたらいつの間にか頭が整理されていて、出会った時に何の違和感もなく名前が浮かんできた時にはもう……そりゃ、ウレシイものですよ。
そんな妄想の元、自然散策にいそしんで下さいマセ。

2017.2. 3 19:36

もう2月

分かる人にはもう何度も見ているこの写真……いつもいつも同じ写真でスミマセン。
酔っ払って撮っているもので。
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そうです。
またいつもの交流会&情報交換会&決起集会&近況報告会&……まぁ要するに飲んでました。


しかし、ワタシにとっては、とても大事な冬のイベントなのです。
ただ単純に “楽しい” だけでなく、今年のやりたいこと・やるべきことを互いに再確認し、大いに刺激をもらってきました。
まだまだ勉強不足なトコロも痛感させてもらったり……。


ありがたいことに年末から1月はずいぶんとツアーが続いて忙しくさせてもらいましたが、2月からは少しペースが落ち着きます(これからどんどん申し込んでもらって構いませんよー)。
そんな間に講義のために学校に行ったり、来季に向けての準備をしたり、の季節です。
そんな二日間でした。

2017.2. 1 15:14

足跡観察

この日は、生き物好きな女の子とスノーシューツアー。
動物そのものと出会うのはなかなかムズカシイですが、この日は雪も降っていないので足跡だらけ。
新雪・粉雪が感じられないかわりに、足跡観察会となりました。


ワタシ自身も改めて、
「森の中の動物って出会うことは少ないけど、これだけの生き物が歩き回っているんだな~」
と感じるほどの足跡。


観察中。
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こちら↓は、休憩場所を造成中。
ワタシは現場監督として見ているだけ。
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“動物そのもの” が見られるに越したことはないのですが、生き物だって人前に堂々と出てくる、なんてことはしません。
それが普通の自然の姿です。
都会では、人馴れしてしまった鳥や動物が見られるポイント、なんかがありますが、それって少し違和感を感じてしまいますしね。


そんな本来の自然の森の姿と、観察と想像の楽しさ、というトコロも分かってもらえればいいのですが……と、言い訳(^_^;)。

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