2015.1.30  0:50

写真大入れ替え終了!

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何だか、ずいぶんとハイペースなブログ更新頻度です。


ひと仕事終わったので、ご報告。


このホームページの写真を大幅に入れ替えました。


嬉しいことに、意外と好評なこちらのホームページ。
「写真がキレイ」とか、「ちょっと普通と変わった見た目」をお褒め頂いてます。


ならばこちらも気合を入れて更新作業。
数万枚の写真からイメージにあったものを選抜し、一枚ずつファイル名を書き換えたりなんだり・・・。
改めて数えてみたら、ホームページ全体で140枚近い写真が上がっていました。
全部を入れ替えたわけではありませんが、それなりの数を入れ替えました。
(ツアーの中身などは変えてません)
しかも、お客さまからの指摘もあり、プロフィールのページでは初めて顔を出してみました(笑)


色々なページを改めて見て、お楽しみ下さい。
ツアーページのサムネイル画像なども、さりげな~く変わってる部分がありますよ。


※お手元のパソコンにキャッシュが残っていると、更新された状態で表示されません。
windowsF5キーか、ブラウザの更新ボタンを押すと更新されます。
それでも画像が変わらない時は、変更していないページです。

2015.1.29 18:50

(中古ですが)Newスキー!

(前回投稿参照)
ということで・・・、
今日は久しぶりにスキーの日。
(久しぶりといっても4日ぶりですが)


ここ最近は、
ひとりフィールドワークをしたり(特に収穫はありませんが)、
たまった本を読んだり(頭にはまったく入ってませんが)、
HPの写真を入れ替えたり(アップしてませんが)、
してました。
まったく実になってません。


そんな中、一週間ほど前に友人から板を譲ってもらい、
先日の雨まじりの日を使ってビンディングを付け替えて、本日デビュー。
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私は、仕事的にスキーへの金銭的・時間的投資はどうしても二の次になってしまうので、中古とはいえ新しい板は久しぶりです。


ここ数年のニセコでは、ニセコらしい深いパウダースノーを楽しむためにも、極太の板やロッカースキーなんぞが大流行なのですが、以前の私はエセ硬派を気取って、
「板は(センター幅)85mmまでよねー。太い板でラクして滑っているようじゃダメダメ。」
などと、買い替えるお金がない言い訳をしてました。


それが、ここ数年は
「95mmくらいの板がパウダーでも小気味よくていいよねー」となり、
今は、
「100mmをちょっと超えるくらいがベストよねー。」
となってます。
我ながら節操のない感じ。


今回の板は、
135mm-101mm-126mm で、長さは188cmのツインチップ。
サロモンTeneighty Gun LAB(2006)。
重い板なのでハイクアップはツラいですが、ワタシ的には深雪用にこのくらいのサイズがちょうどいい。
「ありゃ、こんなに気持よく滑れちゃうのねー」
と感じます。


これまでの板は春山用に、ゲレンデ用にはさらに別板で。
いい体制が出来ました。


年をとるにしたがって、道具に頼らないといけないのです!
「ラクして何が悪い!楽しけりゃいいんだ!」
と、すっかり開き直って、言っていることが180度変わりました。


さてそこで問題は、ビンディングの取り付け。
テレマークスキーのビンディング位置って、永遠のテーマのようにムズカシイ問題で、いつもアタマを悩ませます。


仲間と話していても、あーだこーだと散々話して、最後には、
「自分の好みでいいんじゃない?」と。
じゃ、今までのアツい話しは何だったんだー!という会話ネタ。


一応テレマークスキーの場合、スキーのコードセンターに3pin位置を合わせる、というのがベーシックで、そこから前後に何mm動かすかは自分の好みで、というところ。(←結局コレ)
ツインチップの板なので、ビンディングを25mmのセットフロントで取り付けてみました。


ということで、本日試乗。
絶好調でした!
やっぱり道具が変わると上手くなった気になれていいものです。
技術は何も変わっていないのですが、そこには気づかないフリをして、上手くなった気分でひとり盛り上がってました。
“道具” と “カタチ” って、大事だな~と改めて感じる一日。


何事もカタチから入りましょう!道具にも頼りましょう!そして気持よく楽しみましょう!
(って、やっぱり節操ない感じ・・・)


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2015.1.29 13:52

ワタシ的解禁!

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実は、今までこのブログでは、
「自然ガイドたる者、自然についての分かり易い情報を、分かりやすくキチンと発信!」
などと、ガラにもない求められてもいない高尚な意識で、あまりツッコんだ識別ネタやガツガツ歩かないと行けない場所の紹介、ましてやスキーネタなどについてはなるべく書かないようにしてきました。
私なりにそれなりに内容を選んでいたわけで、さほど自然ネタが思いつかない時が、ただの日記みたいな投稿になったり、更新自体が滞ったりする日、だったのです。


当然、それはそれでいいことかと思ってますが、
いつもこのブログを読んでくれている方の中にも、
「ガツガツと登山もするけど、ゆっくり自然散策も大好き」とか、
「バリバリのスキーヤーだけど、山麓での自然散策もアリ」とか、
「ワタシ、いろいろと見分けれるようになりたくて図鑑が愛読書なのよね~」など、
様々な人がいます。


なので、今年からの当ブログは、内容解禁です!
ワタクシ、選びません!
(名付けて、「ラクにいこうよ!」作戦)


今までも十分何でもあり、的なユルい内容が多かったですが、
今まで以上にワタシ的に何でもあり、でいきますよー。


細かい用語の説明をしながら本題を書いていたら大変なボリュームになってしまうので、説明を省くこともあります。
ご自分にとって興味のないワケ分からん内容の時は読み流して下さい。


特に何か変わるわけでもなく、ただ内容のバリエーションが増えるだけですから。
そしてたまに、ちょっと分かりにくい(かもしれない)話しもある、と。それだけ。


ただ、一部の人にとって、だけであっても出来るだけ役立つ情報も盛り込むようにしますんで。
(その流れで、前回は少々マニアック(?)なツッコんだ内容なのでした。)
あっ、当然 “ただの日記みたいな” 日も相変わらずありますので、あしからず。


末永くお付き合い下さいね~。よろしくお願いします。


※あっちなみに、そんななのでちょっとでも読みやすく、と思い、ブログページのみ、
フォントサイズを微妙に大きくして、行間を微妙に広げました。
気づきました~?って、自分で先に言っちゃうところが、イヤラシイんですが(笑)

2015.1.28 15:25

「コガラとハシブトガラ その2」

前回の「コガラとハシブトガラ」のその2。
知的好奇心旺盛な方からのリクエストです。


今回は識別にクローズアップ、なので、普段のブログでは触れないちょっと細かいところです。
また、本来なら写真をたくさん紹介するのがいいのですが、識別点がよく写っている写真が手持ちにあまりないので、言葉の説明ばかりとなってしまい、分かりにくくてスミマセン。


「そもそもコガラ・ハシブトガラってな~に?」って方は、Google様の画像検索などで見てみて下さい。
また、
「細かいところ、私興味ないもんね~」という人は、すっ飛ばして下さい。かなりの長文ですから。


あくまで “野外観察で” 参考に出来る程度のワタシ的識別点です。


まずは―、
◆頭頂部の光沢。
~これはワタシ的な第一チェックポイント。
 ・ハシブトガラ=濃黒色で光沢あり
 ・コガラ=やや褐色味を帯びた黒色で光沢なし
光沢があるように見えるコガラも個体によっているようですが、光沢のないハシブトガラはほとんど見ません。


◆嘴(くちばし)の太さ
~条件が良ければ見えますが、観察時は下から見上げるパターンが多い上、すばしっこい鳥なので確認出来ないことも多い。
 ・ハシブトガラ=嘴上下に膨らみがあり、がっちりした感じ。光沢もあり、上下嘴の境い目(会合線)が白く見える
 ・コガラ=基部は特に太くなく、すらっとした感じ。会合線は目立たない
ただ、太陽光の下では嘴が光って見えることもあるので、条件によっては光沢具合や会合線を勘違いします。
(↓写真はハシブトガラ)
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◆次列風切の外弁の色
 ・ハシブトガラ=翼をたたんだ状態ではこの部分の白色部は目立たない
 ・コガラ=翼をたたむとこの部分が重なって、明らかな白色部となる
(↓矢印部の白色部が目立たない=写真はハシブトガラ)
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以上の3点が野外で見るべきポイントのメインですが―、
◆その他
・足の太さ
ここに言及している図鑑がありますが、これは野外でキチンと見えたためしがありません・・・。
しかも、両種が並んでくれれば「太い・細い」が分かるのですが、よっぽどの数を見て比べないと難しく感じます。


・尾羽先端の形
これもまたひとつの識別点で、ハシブトガラは角尾でコガラは円尾とされています。
ただ、常に飛び回っていることが多い鳥なので、じっくり見るのが難しい上、換羽状況や年齢・羽の擦り切れ具合でかなり微妙なポイントかと・・・。


・分布
ハシブトガラは前回投稿のとおり、国内では北海道のみの分布。なので、本州の人は悩む必要はありません。
本州のコガラは特に針葉樹林を好む傾向があります。北海道でも比較的その傾向があるように感じます。
また、北海道でのコガラは標高500m前後の山地域が主な生息環境(藤巻,1990)。
ニセコでも羊蹄山麓の1.5合目あたりからコガラが出現することが多いです。


ただし北海道の冬期では、コガラは低地に下りてきてハシブトガラとごちゃ混ぜになり、これまた厄介。
そして道南では平地でもさえずりをよく聞くような・・・。
どういう環境が最適な生息環境なのか、ワタシ的には判然としません。


ハシブトガラも針葉樹林に多いですが、針葉樹林の林縁の広葉樹林(針広混交林)なども含めて、とても幅広い環境でよく観察できます。
特にハシブトガラとコガラが環境的に住み分けている、という報告はなく、今後の観察・研究に期待ですね。


また、興味深いところで、
コガラは枯れ枝などをほじくるような行動をよくするのですが、ハシブトガラはほとんどしない、ともあり、両種とも幹の割れ目などに貯食をよくするとあります(Hafton,1956)。


繁殖期もハシブトガラの方が少し早めなので、さえずりが聞かれだすタイミングを気にして歩けば両種の違いに気づき易く、混在しているのかどうなのか、分かるかもしれませんね。
前回の投稿のように、さえずりが明らかに違いますので、これがやっぱり一番の識別点です。
(ちなみに、地鳴きでの両種の違いはいまだ詳しく研究されていないようです)


何より、鳥に限らず植物なども難しい識別は総合判断が大事です。
ひとつの識別点だけで判断すると大きく勘違いすることもありますので。
(そんな識別法を、“当て込み” “決めつけ” と言います←分かっていてもやっちゃうんですよねぇ)


まぁとにかくムズカシく、あまりこだわるとドツボにはまります・・・(経験者は語る)。
ただ、こんなコムズカシイ奥深さにも、自然をみる楽しさのひとつがあるのは間違いありません。




(参考文献)
・五百沢「日本の鳥550」
・河井「北海道野鳥図鑑」
・永井「野鳥図鑑670」
・藤巻「北海道鳥類目録改訂4版」
・中村「日本野鳥生態図鑑」
・山階鳥類研究所研究報告 安部・黒沢「ハシブトガラとコガラの形態上の相異について」

2015.1.26 16:31

「コガラとハシブトガラ」

今年は、積雪量に関しては多くも少なくもない、という感じですが、気温は暖かめの冬に感じます。
今日の日中はプラスの3℃くらい。
厳冬期にはありえないほど暖かな一日。


すると最近、森の中から小鳥のさえずりが聞こえてくるようになりました。


「◯◯カラ(ガラ)」(シジュウカラが有名ですね)、と言われる小鳥たちは “渡り“ をしないので、他の鳥に比べて春の早い時期からさえずりを始めます。
「さえずり」は春の繁殖に向けて出すオスの声なので、いわゆるラブソング。
英語でもsongです(繁殖期以外に出す声はcallといいます)。
つまり、繁殖にはまだ早い厳冬期にはさえずりを聞くことはほとんどありません。
ニセコの例年では、2月中旬あたりからポツポツと聞かれだし、3月中旬にもなれば盛んにさえずりだす、という流れ。


しかし、今年のように暖かめの気温と風もない穏やかな日が続くと、ずいぶんとさえずりをするようです。


とはいっても、さすがにまだ繁殖の春には早過ぎます。
雪だって、まだこれからたくさん降るでしょう。
まだ1月ですからね。
かなりフライング気味。


ワタシもよく、4月の初めくらいに雪が落ち着いたからといってタイヤ交換を済ませちゃったら、その後に雪が降って冬に逆戻り―車を使えなくなって家から出られなくなる、みたいなことがあります。
気が早過ぎるワケで・・・、そんな感じでしょうか?(ぜんぜん違うか?!)


ちなみにこの「◯◯カラ(ガラ)」に、コガラとハシブトガラという鳥がいます。
(他には、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヒガラ、ヤマガラ。)
この二種(コガラとハシブトガラ)はベレー帽をかぶったような小鳥で、ハシブトガラは国内では北海道のみに生息します。
つまり本州なら、ベレー帽をかぶった「◯◯カラ(ガラ)」はコガラでいいのですが、北海道ではコガラかハシブトガラかどっち?、という問題がつきまといます。


これがまた悩ましく、この二種は、ホント、見た目がそっくり。


嘴(くちばし)をさす「ハシ」が「ブト(太)」の「カラ」なので・・・、
ハシブトガラの方がコガラに比べると嘴が太い、とか、
頭頂部の光沢具合が違う、とか、
次列風切の白色部が違う、とか、
会合線が目立つ、とか、
まぁ、いろいろあるのですが(笑)、
よっぽど条件良く観察できたり撮影できたりしない限り野外識別はムリ・・・というワタシ的結論。
そもそも野外では、そんなに条件良く見られることの方が少ないし。


この二種には、分布や生息環境に微妙な違いがあるようなので、あまり早計に決め付けると環境を見誤ることにもなりかねません。
まぁ、フツーはどっちでもいいかもしれませんね(笑)。


↓コガラ(・・・としましたが、ビミョーです・・・)
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↓ハシブトガラ(・・・でいいでしょう・・・)
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だけども、この両種の決定的な違いは「さえずり」です。
これから繁殖に向けての時期だけは、さえずってさえくれれば見分ける(聞き分ける)ことが出来ます。


↓コガラさえずり
MP3ファイル


↓ハシブトガラさえずり
MP3ファイル


さえずりの声が違いますね。


「小鳥のさえずりがキレイだな~」と、気持ちよく歩くだけでも当然いいのですが、ちょっとこんなことを意識して歩いてみても、もしかしたら発見・気づきの出会いがあるかもしれませんよ。


次回は「その2」。

2015.1.24 17:02

こんな時期そんな時期

クリスマス明けくらいからなんだかんだとツアーが続いていましたが、今週あたりで落ち着きました。


ところで、馴染みのお客さまはご存知かと思いますが―、
ワタシのツアーでは(特に1dayフリーツアーでは)、ニセコエリアだけでなく、車で1時間半程度なら遠征をして他地域の自然を見に行くこともあります。
しかも、移動途中でも急に道端観察してみたり、思いついたように止まって写真を撮ってみたり、各所で10分程度だけ歩いてみて出会いを探してみたり・・・。
自然観光地の看板の前に行って写真だけ撮って・・・、みたいなことにはあまり重きを置いてません。


そんなふうな自由なツアースタイルだと、私自身、日頃から幅広く歩きまわって場所を知っていないといけないし、当然ニセコ以外の動植物にも幅広く “目” を磨く必要があります。


さてさて、落ち着いてくるこの時期は、そんなインプットの時期なのです。


今日はガイド仲間を誘って、ちょっと面白そうな森へ遠征。
森の遷移を見ようと、歩いてました。
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この地域はそれなりに分かっていたつもりでしたが、やっぱり冬は手がかりが少なくてムズカシイ・・・。
分かったふうで分からないモノもあり、楽しく、勉強になります。


地熱が高いエリアもあるので、雪が積もらずに緑が!
久しぶりに見る緑に、ひとりで盛り上がってました(笑)
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しかもなんと!もうフキが!!2ヶ月以上先取りです。
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家に帰ると、夏に買ったきり、ほとんど勉強するヒマのなかった図鑑をペラペラとめくってインプット。
水草だけで300ページを超える図鑑。
ツアーで話す機会はない!というほどマニアックな図鑑かもしれませんが、色んな場所にある水辺。
やっぱりこれも分かっている方が見れる世界があるってもんで・・・。
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でもやっぱり今の私には、ワケ分からん。
初めてシダ図鑑を見た時の感覚です。
こんなインプットが実になるのはあと何年かかることか・・・。


そんな時期です。

2015.1.22 16:46

二日間ツアー

今回は、冬のニセコは初めてのお客さま。
ひらふスキー場で待ち合わせだったのですが、まず何より、外国人の多さに驚いていました。
お昼を食べても「ここはどこ?」っていうほどの外国人の多さだし、
コンビニに行っても溢れんばかりの外国人の多さ。
歩道を歩いている人はやっぱり外国人。


観光地としては大変ありがたいことだし、人が多いということは何よりなのですが、日本のお客さまによってはちょっと肩身の狭い思いをしてしまうことも。


他の大きなガイド会社では、スノーシューツアーの半分~8割が外国人、というところもあるようです。
しかも、同じ日のツアー枠で外国人と日本人のお客さまが申し込んでいれば、全員一緒に催行することも普通は当然あります。
これって、ガイド的にはムズカシイ問題です。
動植物の名前ひとつにしても和名と英名というのがあるし、それをすべて使い分けて話すことなんて出来ないし、楽しみ方の嗜好もかなり違うし・・・。


そんな複数の多くの方々を一度のツアーでやるなんて、私のガイド力では出来ません・・・。
何より私のような拙い英会話レベルではコミュニケーションもままならず、コミュニケーションを再優先とする私のツアーでは外国人のお客さまはとってません。
私は―、
「日本のお客さまに、自分たちの身の周りの自然を改めて知り、みたり・気づいたりする楽しさを感じるツアーで勝負!」
なのです!(おぉ、なんだかカッコイイ! キマッタ!)


この日、札幌からの生粋の日本人のお客さまは、待ち合わせの際、ワタシが生粋の日本人で安心していました(笑)
当然プライベートのツアーなので、誰にも気兼ねなく、いつものように雑談しながら・笑いながらのツアーでした。


まずは、スノーシューのツアー。
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自然のあれこれを見ながら、なのですが、なんだか枝に積もった雪が気になるようです(笑)
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スキー目的ではなく、この自然ツアーのために札幌から来てくれたので、次の日はスノーランブラーで歩きます。
それでもやっぱり雪が気になる・・・。なぜか雪を落としながら歩いてました(笑)
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転んでも新雪なので痛くないし、他に気を使う人もいない。
それぞれが笑いながら、私も見守っているだけ(良く言えば)。
悪く言えばこれは放置といいますね(スイマセン)。
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みんなでGo!
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スキーをやらなくとも雪と戯れる遊びはあるし、
自然ツアーといっても勉強に来ているわけではありません。
まずは、自然の森の中で仲間同士で楽しむことから。
そして、ちょっとでも自然の仕組みのフシギさや美しさに心を惹かれ、みる楽しさや気づく楽しさを感じてもらい、
これからも自然の中で楽しんでもらえれば何よりです。

2015.1.18 16:36

アクティブでなくとも

ニセコは、ニセコらしい深いパウダースノーを楽しんだり、ゲレンデや山を滑って楽しんだりするために、国内外から多くのスキーヤーが集まります。
かくいう私も、そのためにニセコへ移住したひとり。
良い雪と良い斜面、ガンガン滑る楽しい仲間がたくさん。
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ただそれは、「それなりに滑れて」「それなりに体力があって」「アクティブなことが好き」な人向け。


だから私のツアーでは逆に、
「別にワタシ、滑ることはそんなに好きじゃないのよね」とか、
「年齢的に体力的にちょっと・・・」
という人でも、誰でもゆっくり楽しめるような、自然ツアーを心がけてます。
体力や技術をフル活用するのではなく、みる楽しさと気づく喜びのためのツアーです。


この日も、札幌からのお馴染みさんで、70才を越えたお母様とご一緒の自然ツアー。
わざわざ高速バスを使って来てくれました。


ツアー前日は大荒れの一日だったのですが、この日は朝から陽射しも出てグッドコンディション!
そういえば前回来てくれた時も、天気が良かったかと。
いいツキ、持ってますね


せっかく陽射しがキレイならば・・・ということで、
「こんな日はハルニレ林がキレイなんですよぉ~」
と、スノーランブラーでのツアーでした。
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ほぼ雑談しながら・・・、
だけどニセコの森を通じて札幌の森を知り・・・、
見るモノはキチンと見ながらのゆっくり歩きです。


どデカいハルニレをじっくり見ながら思いにふけっていたら・・・
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着生シダを発見!冬緑生のシダなので、冬でも青々してます。
くるっとなるのも特徴で、かわいらしいもんです。
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ゲレンデの喧騒を離れ、しかもアクティブにガンガンと歩くわけではないので、気ままにほぼ自由行動。
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下りは地味~に滑りながら・笑いながら、やっぱり自由行動。
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ニセコパウダーのスキーもいいですが、こんな時間もアリかと。

2015.1.17 18:08

嬉しいながらも・・・

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しばらく投稿があいてしまいましたね。


何をしていたか、というと、今期最後の講義で泊まりがけ。
最後の授業を華々しく(?)終えてきました。


しかも夜は、いつものようにオジサンたちと飲み会。
キチンと顔を合わせてのコミュニケーションの会です。
毎度のパターンですね。


だけど今回は、飲み会での手土産付き。
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なんと!ずっと欲しかった図鑑を譲ってもらいました。
この本はなかなか手に入らず、ここ数年はプレミアまでついちゃって手に入ったとしてもウン万円。
原本を手に入れるのは諦めていた本です。


ワタシ、どんなに本をデジタル化しても、別に紙の本をキチンと手元に置いておきたいタイプ。
たとえ今現在では使いこなせない本でも、とりあえず手元に置いて、いつか経験値が上がった時に読み返したりできるように―。


だから、この本がずっと欲しかったんです。
すると、お世話になってる方が、「譲るよ~」と。
なんとありがたいことか。


1500ページにも及ぶ図鑑で、片手では持てず、ましてや寝ながらなんて読んだら大怪我しそうなボリューム感。


嬉しい限りなのですが、頂いたからにはキチンと覚える必要があるわけで・・・。
真摯に勉強して恩を返すしかありません。
敷居がかなり上がっちゃって、タイヘンなことになってます。

2015.1.13 15:39

穏やかな一日

今日はずいぶんと穏やかです。
気温も寒くもなく、かといって雪が溶けちゃうほど暖かくもなくキチンと粉雪。
風もなく、森は一面の雪。


そんななか、札幌からのお客さま。
私の場合、道外から観光のため来て頂けるお客さまも当然いるのですが、道内のお客さまが全体の半分以上を占めます。
朝イチで家を出て、わざわざツアーに参加しに来てくれたり、気軽に日程を合わせて来てくれたり。
いつもながら、ありがたや、ありがたや~なのです。
ありがとうございます!


相変わらず雑談しながら笑いながら・・・、あっ、当然自然の話しもちょっとしながら。
ユルユルな自由なツアー。


静かな森の、楽しいツアーでした。


↓なぜか気づくと、笑いながら転んでいる旦那さん。
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なぜ?(笑)
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人工林とはいえ、冬の雰囲気がキレイです。
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2015.1.10 18:26

未知

今日はフィールドワークの日。


航空写真などを見て、
「ここは良さそうな森だな~」
と、気になっていたところを目指し、ひとり黙々と歩き続けて実際に見に行くのが目的。


ちょっと距離があるので、スノーランブラーで出動。
こんな時は、スノーランブラーの機動力がチカラを発揮します。


一面雪に包まれてどこでも歩ける状態になると、数百m離れるだけで見るもの・気づくものが違うわけで、たとえ行ったことがある場所でもちょっとルートを変えると知らない場所に早変わりします。
キリがありません。


だけど、キリなく歩きまわっているといつか当たりがやってきます。
まぁ、今日はハズレでしたが。


とはいっても、プラプラ歩いているだけでもいくらでもキレイな冬の景色に囲まれている、冬真っ盛りのニセコであります。
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2015.1. 8 13:43

まいった・・・2

吹雪だったり内業が立てこんでいたりすると、パソコンに向かっている時間も長くなるのですが、そうなると作業の息抜きがてらに、
「あ~、ボチボチ◯◯を買い換えなきゃ・・・」
とか、
「これ、欲しいな・・・」
とかで、色々調べたりしてます。


ウチは衝動買いという買い物をまったくしない分、買うまではひたすら比較検討・情報収集に数ヶ月、時には1年以上もの間、買うのを保留しつつ時間をかけるタイプ。
ムダな買い物は絶対にしない、と心に誓っている派。


もうこうなると、
「そこまで時間をかけられるならいらないんじゃない?」
とも思われますが、そこはグッとそんなことに気づかないフリをして、買っちゃう妄想を楽しんでます。


挙句の果てに、宝くじが当たった時の計画を練る家族会議も年中開催。


そんな下調べを、内業仕事の “息抜き” がわりにやっているといつの間にやら時間がたっちゃって、もうどっちがやるべき作業なのか分からなくなること、コレ日常。


「家ではいつも本読んで、勉強してるんでしょ?」
なんて、人から言われることがあるのですが、まったくもって私を買いかぶり過ぎなのです。


なので、吹雪やらで内業仕事が続くと、あれやこれやと欲しいものが気になってきて・・・
全部買っちゃったらもう大変な散財につながります。
だけど、必要な物は必要なわけで、それを厳選するのにまた時間がかかり・・・。


ここ数日はそんな日々。
いや~、まいった・・・。

2015.1. 7  7:49

まいった・・・

ワタシのツアーでは、個人事業のフットワークの良さを活かし、色々な場所でツアーを行なっています。


冬の場合でも天気や風に合わせて、その時々で出来るだけ天気の影響の少ない森を選んで行なっています。
なので、ワタシの方からツアーの中止をお伝えすることは年間を通してほとんどありません。


今日もツアーの日。


私のツアーの催行基準では、
私の感覚的・経験的な危険度に、
警報発令や風速◯m以上という絶対的なライン、
というものをプラスして設定しています。


昨日までは、
「あそこの森へ行けば、明日の風はさほど影響ないだろう」
などと画策していたのですが、
今朝起きると、羊蹄山麓に警報発表!
すべて打ち砕かれました。


“絶対的なライン” で催行基準に抵触すると、もうテがありません。
有無を言わさず中止です・・・。


こういう時に限って、
「あれ?意外と穏やかじゃないの。ツアーはやれたね~。」
と、結果的になるものですが、それはあくまで結果論。


・・・と考えなきゃいけないのですが、やっぱり天気が恨めしく感じるものです。
またの機会に是非ご参加下さい!!!!

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2015.1. 6 14:41

正月明け

世間一般では仕事始めを迎え、正月モードはひと段落でしょうか。
となると、ワタシのツアーモードも少し落ち着くタイミング。


昨日は久しぶりに滑りに繰り出しました。たいそう楽しかったです。


今日は暖かな日で、みぞれ混じりの雨。
日中はプラスの1℃前後で道路はベチャベチャです。


ツアーも入っていないので、内業仕事でパソコンに向かってカチカチと・・・。


今晩からキチンと(?)寒くなって、明日はまた雪になりそうです。


と、特に意味のない、子供みたいな作文調のブログでした。

2015.1. 4 10:32

自分のペース

かつて私がカヌーガイドやら山ガイドやらでガイド会社に勤めていたころ、
「ニセコはアクティブな遊びばかりで、団体ツアーも多く、私、そういう土地は好きじゃないのよね~。
だって、ゆっくりと静かに、自然をキチンと見たいんだもの。」
と、ご年配のお客さまに言われたことがあります。


確かにその頃は、
自然をじっくりキチンとみて、ゆっくりと歩くためだけにツアーを行う
というツアーは少なかったような気がします。


その時から、
「いつか自分でツアーをやるようになったら、個人客のみでキチンとコニュニケーションのとれるツアーをやって、体力・技術のある一部の人だけのツアーじゃなく、だれでも自分のペースで楽しめる自然ツアーをやろう」
と心に決めました。


この日は、札幌近郊からのお客さま。
まさに、
スキーをしないけど、自然ツアーに参加するためにニセコに来てくれた
お客さまでした。


ホントにありがたい限りです。


身体に持病を持ち、思うように歩けない時期が続いたお母様が、娘さんと一緒に参加してくれました。


だから、あえて目的地を設定せずに無理のない程度に歩ける範囲内で、だけどもキチンと自然をみて遊んで楽しんで・・・のツアー。


常に母親を気遣いながらも、自然の中で遊んで・観察して・雪を楽しむ娘さんたち。
お母様も、歩くことを少なからず諦めていたようなので、その分、存分に自然を眺めて楽しんで・・・。
素敵なご家族と一緒に、こちらもほんわかする、いい一日でした。


上を向いて歩きましょう!!


↓雪と戯れる、の図。
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↓雪と戯れる、の図その2。
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↓観察する、の図。
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↓さりげない冬の風景美を撮る、の図。
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2015.1. 2 21:04

リベンジ1day

元旦からは、1day×2日間のお客さま。
夏も冬も来てくれていて毎回1dayツアーで、もう5日間くらいご一緒してます。
自然ツアーをメインに冬のニセコに来てくれるなんて、ワタシとしては嬉しい限りなのです。


何度もご一緒しているので、お好みのスタイルに合わせて行ける場所を数ある選択肢の中から吟味して、その時々でベストなものをご提供したく、アタマを悩ませます。
これってガイド的には、充実感のあるアタマの使い方なんです。


去年の冬も1day×2日間だったので、ニセコから遠出にもチャレンジしたのですが、すっかり冬のツアーの洗礼=吹雪になってしまい、行く予定だったところは断念。


今年はリベンジを果たすべく、再チャレンジでした。


今年は天気もよく、時折青空も見れて、風景もバッチリ!
風もなく穏やかで、寒さは大したこともない。
遠出の道のりでも、普通の冬道程度の道路状況でワタシ的にも安心。
元旦早々、縁起がいい!


↓スバラシイ!私のプライベートでのフィールワークでも、このコンディションはなかなかないですよ。
ラッキーな新年スタートでした。
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2015.1. 1 18:23

明けました

明けましておめでとうございます。
今年もコツコツと、テクテクと・・・相変わらずのスタイルでやっていきますので、気長にお付き合い下さいマセ。
よろしくお願いします。


とりあえず、正月は休みがなくバタバタなので、ご挨拶程度まで。
あとはテクテク歩いている羊をどうぞ。
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2015.1. 1  0:01

GPV気象予報 道央版

GPV気象予報 道央(雨量・雲量)


GPV気象予報 道央(気圧・風速)

2015.1. 1  0:00

GPV気象予報 道南版

GPV気象予報 道南(雨量・雲量)


GPV気象予報 道南(気圧・風速)

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