2020.8.30 17:25
湿原の花の季節も終盤になり、紅葉にはまだ早い。
そんなタイミングなんで、人も少なくとても静かな湿原でした。
2020.8.30 17:25
湿原の花の季節も終盤になり、紅葉にはまだ早い。
そんなタイミングなんで、人も少なくとても静かな湿原でした。
2020.8.28 17:08
とある植物が見たくて、ガスガスの霧の中、山歩きをしていました。
仕事でも下見でもないので、こんな天気でも気持ち的には余裕な感じ。
撮る写真の毛色が心の余裕感を物語っています。
自然を楽しむには、こういう心の余裕も大事です。
2020.8.26 21:15
ガガイモの花
小さくてユラユラと風に揺れて…撮るのがムズカシイ。
クロバナヒキオコシの花。
作り物みたいなタマゴタケ。
2020.8.24 19:07
この日は地元近郊の人向けに、町主催の観察会で鏡沼湿原へ。
こういったイベントには毎度参加してくれるような地元・近郊の方ばかりなので、観察対象も質問も突っ込んだものとなりがちで、それがワタシ的にも難しく・楽しいです。
一応ガイド役は私なんですが、今回は学芸員など自然に詳しい人もいるので、かなりの部分でお任せしちゃってます。
こんな遠くの位置から写真を撮っている、ということ自体、放置しすぎです(笑)
ズーム!
それぞれの人が、地元の自然を改めてじっくりと見てます。
私はひとり、こんな写真を撮って遊んでる。
とはいっても、今回はワタシ的テーマというのかストーリーがあり、”自然ガイドによる自然ツアー” らしく、皆を集めてキチンとした解説(?)なんぞもやってました。
リピーターのお客様には、『小道具を使って解説しているのを初めて見た』と笑われました(笑)。
ガイド業を始めとする観光業では、今年のコロナ禍によってツアースタイルの見直しもされ、マイクロツーリズムと称して―、
『これからのツアーは、地元近郊の方々もお客様として、地元の自然や文化の再発見を…』
なんてことが提唱されています。
それに伴って小規模の深いツアーも見直されていますが、コッチはもう10年以上もそんなスタイルでやってきています。個人的には、何を今更…と感じたりもします。
ツアー形態だけを少人数の深いツアーを目指しても、それを実施する現場ガイドがそれに合わせた知識や技術を磨くのが最も大事で…だけどそれが一番ムズカシイわけで…。
そんな中で、どんなふうに変わっていくのか、楽しみでもあります。
近所でも深く自然をみて、少人数でも深いコミュニケーションのツアー。
これがワタシ的にはとても難しく、面白い。
2020.8.21 21:27
だいぶ前ですが、花の山に行ってました。
「花の山歩き」と言うと、いつもの私ならたいそうのんびり歩きをしたように聞こえがいいでしょう。
しかし今回は―、
立ち止まっていてもふくらはぎや足首が痛くなるほどの傾斜が続く急登。ヒーコラ言いながら歩き、羊蹄山の傾斜が可愛いく感じます。
さらには…、
足元の不安定なガレ場やちょっとしたロープ場、超滑るぬかるんだ登山道…。
最後には、注意していないと道を見失うヤブの波状攻撃。
数年ぶりに登りに行きましたが、相変わらずのエグさです。
それでもやっぱり天上の楽園。
花の最盛期を外しているせいか、一日中誰にも会わず。
独り占めは気持ちいいと言えば気持ちがいいのだけど、クマにとっても楽園だろうから、もう少し人がいた方が安心かも。
そこいらもエグさ満点でした(笑)
2020.8.20 20:40
エビガライチゴ
ススキの秋めいた風景よりも盛夏のヤマアワの風景が、個人的には好みです。
コグリ(小栗)がいた。
ブナと光が素晴らしかった。
2020.8.18 15:38
『ヤブキさんって、擬態語が多いですよねー(笑)』
って、よく言われます。
そういえば、つい先日もブログで―、
トリアシショウマの花のぽよぽよ。
なんてことを書きました。
先日はイヌワラビを見つけて、
「イヌワラビって、シャギシャギ感が格好いいっすねー」と言い―
こんな森を見たら、
「ゴチャゴチャに生えている感じだけど、ハイイヌガヤなんでガヤガヤっすねー」
なんて話してました。
ちょっとバカっぽい。
2020.8.16 15:23
自然の個々の名前を知って森全体の姿を理解し、自身の新たな知的好奇心を刺激して……そんな科学的な ”目” で自然をみるのは楽しいものです。
しかし、純粋に美しさを愛でて感動して、感性のおもむくまま自然をみて……という感性的な ”目” で楽しむのもこれまたいい。
さらには、体力と技術と知性をフル活用して、自然にチャレンジするという姿勢もいいですね。
自然の楽しみ方は自由がいい。自由でいいんです。
ガイドを生業にしている私としては、 ”個人的にはこういう楽しみ方が好き” という部分を大事にしつつも、”ガイド技術的な幅” という意味では様々な楽しみ方に長けていた方がいいに決まっています。
感性に長けているタイプではない私は、感性をもっと育てたい、なんて常々思っておるわけで、どうすれば感性って育つものなのか、ここ数年のテーマでもあります。
感性で楽しむタイプのお客様と、感性で自然をみるツアーでした。
2020.8.14 12:46
ナニワズは、春一番に黄色い花を咲かせます。
(2020.4.11胆振地方)
このナニワズ、ちょっと変わった生活史を持っていて、カタクリなどの春植物並みの早い時期に花を咲かせたら夏に葉を落とし、秋に新葉を作るとそのまま雪の中で越冬します。
なので、夏のナニワズを見つけることは難しいんです。
花を咲かせていた場所を知っていればそりゃ分かるけど、あるかどうかも分からない中、草木が生い茂った森の中で葉をつけていないひょろ~っと出ている枝だけを見つけるのは、なかなか難易度高め。
実をつけていたので、何とか見つかりました。
夏の日差しの中のナニワズ。
2020.8.11 20:45
ドラゴンボールのクリリンではありません。
くるりとしている三種。
タチギボウシ
ミヤマホツツジ
オオヤマサギソウは唇弁がくるり系。
ネイチャーツアー的な話しの広がりはありません。
『だから何よ』とツッコまないで下さい。
2020.8. 9 17:56
ミズヒキという植物は、「葉の中央部に濃色斑が入る」なんて図鑑に書いてあります。
そんなコムズカシイ言葉で覚えなくても、足元に宇宙人がいたら、それがミズヒキです。
一度そういうふうな目で見ると、宇宙人だらけに気づけます。
2020.8. 7 17:51
「ここ数日はこんなでした」と、自分の見た風景を切り取るのも楽しい。
in鏡沼
ひっそりと顔を出したシャクジョウソウ。
盛夏にノリウツギ。
うだる暑さ
2020.8. 5 17:26
こんな何気ない自然美が好きなんです。
こんなご時世だからこそ、何気ないものがいつもどおりにある大事さを感じます。
近所の公園の、なんてことのない風景。
どこにでもある植物でも、何気ない造形美。
オオウバユリの花後。
オニグルミの葉。
オオカメノキの若葉。
繊細な美。ヤマヌカボ
エゾメシダのシンメトリーな美。
魚の骨のような面白い造形美。ヤマソテツの胞子葉。
トリアシショウマの花のぽよぽよ。
何十回と歩いている近所の遊歩道の風景も。
2020.8. 3 19:10
夏は小さな花が多い気がします。
モウセンゴケはまだマシ。
ヤブジラミ
ミツバ
ミヤマタニタデ
ヤブハギなんて風でゆらゆら動くので、撮影はさらに困難。
(ちなみに写真は「ヤブハギにヤブマメのツルが巻き付いている」という、おもしろ写真のつもり)
老眼気味の目には、ピントが合っているのかどうかすらよく分からない……。
2020.8. 1 21:12
ニセコでも身近なラン。
珍しいというほどでもないけど、出会うと少し嬉しいオニノヤガラ。
鏡沼に行く途中にたくさん咲いてました。オオヤマサギソウ。
よく見るとアリドオシランもありますよ。
少し標高を上げた所には、ヒトツバキソチドリ。
クモキリソウもたくさん咲いてました。
ランの仲間ではありませんが、今年はイチヤクソウがたくさん咲いています。
ヒトツバイチヤクソウもありました。
しばらく森林内が地味な時期だったのですが、少し花っけが出てきました。