2018.1.31 16:26

今日も深雪

最近はスノーランブラーで歩くことが多かったけど、今日はスノーシュー。


最近のニセコの深雪はスノーシューを履いてもしっかり埋まります。膝上くらい。
スノーシューを履いてもラッセル歩きって…ニセコらしいです…。
筋トレやダイエットをしたい人は、常に先頭を歩くと効果的かと思われます。ワタシはさりげなく後ろをついていきますので (^_^;)
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こんな時は針葉樹林の方が歩きやすいものなんで…
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春先は固く締まった雪が上から落ちてくるかもしれないので危険地帯なのですが、今時期は雪をかぶるだけ。
ウェアのフードさえかぶれば楽しいくらいです。これも粉雪のニセコらしさ。
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2018.1.29 16:37

こんなの見た

厳冬期真っ盛りなので、花をおひとつ。


ギューギュー詰めのナガハシスミレ(2017年5月6日渡島地方)
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2018.1.27 19:37

寒くて良い日

先日はニセコと同じ羊蹄山麓近郊の町で、マイナス31℃を記録しました。
ニセコはマイナス18℃程度でしたが、厳冬期真っ盛りの寒さです。


さてそんな中、札幌で講義をしていたかと思えば、この日はツアーの日。
数日前の寒さよりも少し暖かくなったとはいえ、最高気温でマイナス8℃くらい。
ピシッと締まった空気です。
その上、ニセコらしいパウダースノーが最高な一日でした。


こちらのお客様、スキーはOK・バックカントリースキーまでOK・体力装備もOKで、どこでも行けます。
道内の方ですが、片道2時間以上かけて、日帰りで来てくれました。
ホント、いつもありがとうございます。


しかも、
『一般的なツアーらしいツアーではなく、ヤブキさんのフィールドワーク的なツアーがいい』
という少し変わった好み(?)がある方なので、ワタシも地形図と航空写真を見せながら、
「ここの森がキレイそうなんですよね~。だけどワタシも歩いたことないッス」
という場所へ行ってました。
(プロガイドのツアーなのに “歩いたことのない場所へ連れて行く” と言うと、ガイドとしての姿勢を疑われそうですが、やるべきことはやってますんで (^_^;) )


それにしても、「お客様の行きたい場所」に行くのが普通のガイドツアーなのに、「ワタシが気になっている場所に、お客様がご一緒する」ツアーって、何よ?ですね(笑)スミマセン。。。


通常のツアーよりも歩いてもらっています。
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読み通り!やっぱりキレイなダケカンバ林でした。
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降りが激しくなって “八甲田山” の様相でしたが、余裕の笑顔!
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当然下りは・・・滑っては登り返してまた滑って・・・と遊んでました。
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ニセコの森をキチンと見て・粉雪を感じ・厳冬期の空気を感じ…ツアー後もカフェでアフタースキーを楽しみ…楽しい良い一日でした。

2018.1.25 17:15

こんなの見た

今日・明日は講義の日で札幌へ来ています。
夜はこれからガイド仲間と会合なので、「こんなの見た」シリーズで更新(手抜きではありません)。


アセビ(青森県の森林公園にて…自生は宮城県以南なので植栽木なのでしょう。)
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アセビは “馬酔木” と書きます。馬が酔う木。
飲みすぎないように気をつけます。

2018.1.23 14:30

ご安全に

本州、特に関東では雪が大変なようですね。


こちらでは毎日の雪といっても、日頃雪が降らない大都会で20cmとか降った日にはもぉタイヘンでしょう。


こんな除雪車もやってこないでしょうから。
そもそも雪を飛ばしたり、どけたりする場所もないでしょうに。。。
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明日からも寒波がやってくるようですので、足元にはくれぐれもお気をつけ下さいね。


今日のニセコは風が強くて吹雪気味なので、今週の講義の準備や後期試験を作ったり、打ち合わせの準備をしたり、その他もろもろ内業に励んでます。

2018.1.21 16:36

良い空気と空

この日の朝はマイナス12℃ほど。
最近は暖かで穏やかな気候が続いていたので、久しぶりにピシッとした厳冬期らしい空気感です。
道路はカチカチに凍ってますが、森の中はふわふわした新雪がうっすら積もり、薄日が時折差し込み、静かで無風。
日常に疲れてよどんだ心も洗われます。別に疲れても、よどんでいるつもりもありませんが (^_^;)


この日は、地元の友達が知り合いを連れて参加してくれました。
「改めてニセコを知り・楽しむ」がテーマです。


ニセコらしさって何なのよ?というトコロを見ながら・感じながら、いつものようにお喋りばかり。というかワタシが喋ってばかりでスミマセン。


明るい森に樹影がキレイでした。
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天気と場所のタイミングがバッチリなツアーとなりました。

2018.1.19 16:31

嬉しい再会

1dayツアーの日。


リピーターのお客様なので、いつものように朝一番の車内会議からスタート。
お客様はどこにいくのか・何をやるのか、ちっとも分からないまま―そんな分からないトコロを楽しんでくれてました(笑)


本日の作戦は―、
暖かい日で山麓はみぞれ混じりの雨が降りそうなので、なるべく雪になりそうな山のエリアへ。
そして日頃はスノーボードを滑っているし、スノーシューは何度もやったことがあるので、(言われてもないのに)スノーランブラーを用意しておきました。スキーにチャレンジです!
しかも元気な方なんで、「歩きますよー」という場所へ。普通はなかなか行けません。
さらには15年近くもニセコに遊びに来ている方なので、改めてニセコでの生活まで感じられるよう、ツアー後は町も徘徊。観光で来た人は普通は行きません。


盛りだくさんな一日となりました。


登りは常に直登!ルート取りが男らしい!
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とはいえ、ただ歩くわけでもなくお喋りしながら。
笑って話してまた笑って…あっ、たまに観察。
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普段はスノーボードの方なので歩き出した当初は固い動きでしたが、すぐに慣れて、下り斜面を見つけては滑ってます。自由行動!
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でもやっぱりたまにはキチンと自然を見て・感じます。
「夫婦ナラ」の木(ワタシしか言ってませんが)。
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ツアー後は、車で走っては止まって写真を撮って、さらには色々な場所に立ち寄りながら、20分で帰れる道のりを1時間半以上かけて宿にお送りしました。
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さて、実はこの日のお客様、昨年にこんなドラマがありました。(長くてスミマセンが…)
→2017.5.28. フォレストレック ブログ「嬉しい出来事」


このお客様が再び来てくれて、一年前の出来事の話しに華を咲かせ…嬉しい再会でした。

2018.1.17 15:50

メンズ・デイ

この日は、男性おふたりとスノーランブラー。


装備も服装も体力もまったく問題ないので……となると、歩いて・滑って、また歩いて・また滑って。ツアー時間内で行けるギリギリまで行ってきました。


普段はスノーシューで山を歩いたりしているそうですが、せっかくの自然ツアーなので、自然をみて・知る楽しさを感じてもらいながら、そのためのスノーランブラーの魅力も感じてもらいながら、普通の登山とは別のスイッチを入れた歩き方で歩きます。


ガンガン歩くのも楽し。
ガンガン遊ぶのも楽し。
だけど時には立ち止まって観察して、新たに知ることもまた楽し。
自分で色々なコトに気付ければ、またもっと楽し。
なのです。


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2018.1.16 16:07

アウトドアフォーラム

先日は、北海道アウトドアフォーラムと称して、ガイドミーティングの日。
ガイドを生業にしている人が多いのですが、自然体験に携わる様々な業種の人の集まりです。
主催の「登別ももんがクラブ」さんにお呼ばれして、ワタシも参加してきました。


この「ももんがクラブ」さん、施設管理を通して環境教育・自然観察・自然調査・情報発信、さらには幼児教育から今回のような交流の場作りなど、様々な活動をされています。


ワタシなんぞには到底出来ない、素晴らしい自然活動ですね。


当然、ワタシ自身はずいぶん前から知っていたのですが、何故か今までご縁がなく、今回ありがたいことに初ご挨拶でした。


後志・胆振・日高・石狩などの地方から数十人が集まって、こんなふうに交流し、情報交換会という名の飲み会。
「情報交換会という名の飲み会」って……いつもの札幌飲み会と同じです(笑)
とは言っても、いつもの札幌飲み会とはまた違う職種の集まりなので、いつもと同じようで違う、有意義な時間でした。


そして、せっかくガイド仲間が集まるのだから、フォーラムの前後はガイド仲間に誘われてどっぷり話して歩きまわって……こちらもたいそう有意義な時間でした。


人との繋がりは宝です。


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2018.1.14 23:06

こんなの見た

こんな出会いはそうそうない。
クマガイソウ(2017年5月26日渡島地方)
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2018.1.12 15:51

夫婦円満?ツアー

ニセコはバックカントリースキーの盛んな所。
『ウチの旦那はバックカントリースキーばかりで今日も山を滑りに行ってる。だけど私はそこまで滑るのが得意じゃないので、ニセコに来るといつも別行動なんです~』
なんてお客様が、シーズンに数回ほど、ワタシのツアーに申し込んでくれます。


そんな時、ワタシ的にはただ自然ツアーをやってもなんかつまらない。


バックカントリーを滑らない(滑れない)人にとっては、手軽にそんな世界を覗こうと軽い気持ちで山に行ってみる、というワケにはいきません。
その上、“少しだけ垣間見る” ということすらなかなか難しいものです。


となると、『ウチの旦那は、どんな所に行っていて、何が楽しくて、どんな景色を見ているのか』すら、ずっと分かりあえませんね。


ワタシ自身、プライベートでは山も滑る身なので、圧雪されていない自然の斜面を滑る楽しさは充分に分かっています。


ならば!


旦那さんが気持ちよく滑っている斜面を眺めながら、こっちは森の中で静かにお茶でもして……みたいなコトが出来たら、奥サマにしても旦那さんの楽しんでいる世界を少し知り、だけども奥さんは奥さんで山の自然をゆっくり楽しんで……下りはスノーランブラーでタラ~っと自然の中を滑る。スキーが出来なくてもOK!


よし、この作戦でいこう!


あえて冬山っぽく斜面を登り(森の中の緩い登りを30分程度ですが)、バックカントリースキーヤーも誰もルートに取らないような場所を目指します。あえてここを歩く意味が分かりませんから(笑)
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山を眺望できる開けた場所に到着!
スキーヤーの「ヒャッホー!」という歓声を遠くに聞きながら山の斜面を眺め、のんびりお茶。
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「あのスキーヤー、もうすぐ滑り出しますよ~。あの斜面を滑るんだろうね~」
「あっ、あそこにもボーダーが!気持ちよさそう。。」


これもニセコらしさです。


夫婦の間でも、お互いの趣味の世界を知って理解・尊重すれば、夫婦仲がより円満になるってモノです(?)。

2018.1.10 16:08

情報収集

アウトドアでの遊び、特に山岳地帯や冬期では天気の情報がとても大事。
一般的な天気予報はおおまかな分かりやすさではいいのですが、天気図を始めとした数々の情報を総合して “自分で判断する” というのも、一方で大事です。


昨年、ワタシも愛用していた『GPV気象予報』が大幅リニューアルしました。


『SCW天気予報』
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(ページの最下部から本サイトに入れます。)


SCWでは、GPVよりも高精度の2kmメッシュで表示が出来る、「局地モード」を追加。
さらに雲の種類の観測情報も追加されたので、(雲の種類を知っていれば)視覚的に雲の判別が出来ます(無料会員は制限あり)。


そして何より、スマートフォンで使いやすくなりました。
以前のGPVをスマホで見るためには、ウィジェットをブログなどに作って表示させる、というワザを使わないと使いにくかったのですが、そこが大きく改善されました。
SCWはスマホやタブレットでも、とても使いやすくなりました。これはウレシイ。
この隠れページ(?)も必要なくなりますね。→Forestrek ブログ ウィジェット


詳しい説明は、『SCW天気予報』の画面左上に『説明』があります。
雲の種類の説明や雨量雲量図SSIなどは少し難しいですが、分かればとても便利な情報です。


こちら↓でも、概要と有料会員との違いなど、分かりやすく説明してくれています。
『風景写真の強い味方が登場 高精度天気予報「SCW」』


先日、当リンクページを整理しなおして、このサイトを始め、いくつかサイトを追加しておいたのでそちらもどうぞ。
→当サイトリンクページ


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2018.1. 8 16:05

ラッセラー

「快適に歩けます」なんて言っていた翌日には50cm近くの雪が一気に積もり、この日のツアーはすっかりラッセル歩き。


こんな日のスノーシューはツラいので、スノーランブラーの日。
スノーランブラーはスノーシューよりも深雪に強く、ちょっとしたコツを掴めば、こんな日でもあまり足を持ち上げることなく楽に歩けます。ニセコではぴったり。
が!それでも埋まりまくってます。
↓40cmは沈み込んでます。
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ちなみにラッセル歩きの最中は
『♪ラッセラー、ラッセラー』
と掛け声を唱えていると、くだらなさで気が紛れます。(「ラッセラー」は“ねぶた祭り”の掛け声ですんで)


どうせなら開き直ってニセコらしい深雪を存分に味わおう、ということで、誰もいない山あいの森へ。
立ち止まればキレイなのですが……
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試しにスノーランブラーを脱いで歩いてみたら、腰近くまで埋まります(笑)
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こうなると、せっかくの下りでも滑っていきません。
だけどもスノーランブラーらしく、多少なりとも滑ったほうが楽しいので……


斜面を皆で歩いて踏み固めて、マイゲレンデ(?)を作ってました(笑)
踏み固めた所ではがぜん滑り出すわけで、だけど滑って転んでもまったく痛くない。
少し滑ったらまた登り返して踏み跡を付けて、またそこを滑る―。
誰もいない雪の森の中で、こんなことして行ったり来たりしながら遊んでました。


遊んでいる最中は、例のごとく写真はなし!


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2018.1. 6 16:10

穏やかな正月

クリスマス後の猛吹雪から一転、今年の年末年始はずっと穏やかな毎日でした。


正月の間の日中は、いつも0℃前後の暖かさ。降雪は毎日10センチあるかないかで、もう見なかったことに出来るレベル。
年末はスノーシューを履いても歩くのに難儀するほどだった深雪も、正月の暖かさで雪が適度に締まって歩きやすくなってます。


こんな歩きやすさのおかげで、午後のツアーでもいつもよりも少しだけ遠くまで歩けます。
通常、日没時間の早い時期の午後のツアーは時間管理がシビアなので足を延ばしにくいのですが、この歩きやすさなら問題ナシ。
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毎日の降雪が少ないと、動物の足跡もたくさん残っていていいですね。
この時期のニセコの森って、足跡すら残っていないほどの雪ばかりなんで…。
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なんて記事を書いている今日は、日中だけで30cm以上積もってますが (^_^;)

2018.1. 4 16:03

ワシ見

鳥見(とりみ)という言葉はたまに聞いても「ワシ見」って言葉はあまり聞きませんが、要するに “ワシを見に行くこと” です。
多分、自然業界内でもあまり使いません。分かる人には伝わりますが (^_^;)
この際、ガン見・チラ見に並んで、鳥見・ワシ見・カモ見なんかも市民権を得たらいいのに。


数日前、ワシ見してました。


ニセコ近辺では「ここに行けば必ず見られる」という場所はあまりなく、あっても見られる数は少なめ。
道東に行けば漁港でカモメと一緒にいたりする場所もあって、そんな場所ではわんさか見られるのであまり貴重さを感じませんが、ニセコ近辺では数が少ないからこそ「探す」という “目” も必要です。
それが逆に楽しかったりします。


そんなこんなで、オジロワシがいた。
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オオワシもいたけど、飛んでいるか遥か遠くに止まっているかだけだったのでボケボケです。
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2018.1. 2 11:47

明けましておめでとうございます

今年の正月は穏やかなニセコ。
今朝なんぞ、暖かくてみぞれ混じりの雪が降ってます。


正月といってもいつもと同じように仕事をし、歩き、滑り…ちっとも正月感はありません。
テレビをつけた時に振り袖姿のオネーチャンが出演しているのを見て、やっと正月を感じています。
しかし「いつもと変わらず」ということにシアワセを感じてしまうのは、年をとったのでしょうか…悟りでしょうか…。


そんな心境のワタクシ、今年は「進化」というよりも「深化」していけるよう、変わらずフィールドワークと経験値を積み重ね、皆さまの思い出に残る楽しいツアーで還元できるよう頑張ります。


皆さまの変わらぬお付き合い、今年もくれぐれもよろしくお願いします。


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