2014.2.27 16:42

春??

予報通り、ここ数日春の日和が続いています。
日中はプラスの気温。


陽射しは暖かく、青空!
新雪はしばらく積もっていませんが、ピシーっとしたゲレンデもたいそう楽しく、スケールの大きいニセコらしさを満喫できます。


滑りに行くと、毎日のように仲間たちに会い、おしゃべりしながら一緒に滑る毎日。
仕事をしてるの?的な人たちばかりです。お互い様ですが(笑)


とはいってもまだ二月。
あと数回は吹雪のような日もあるでしょう。
本格的な春はまだもう少し先(のハズ)。

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2014.2.24 17:39

氷の造形美

昨日、天気予報を見ていると、しばらく天気がいい。
しかも今週はプラスの気温になる暖かさ、とな。


じゃ、氷爆を見に行きましょ。
暖かい日が続くとなくなっちゃう、「今」限定なんで―。
ちょっと遠征です。


滝に行くというからには、ずっと沢沿いを歩きます。
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たまに罠があるので、気をつけながら・・・
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カワガラスと追っかけっこしながら・・・
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野ネズミとも追っかけっこしながら・・・
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到着!
読み通りでした。スバラシイ風景!
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まさに、氷の芸術です。
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冬の2ヶ月ほどの間しか見られない氷の世界なのです。

2014.2.22 15:04

雪よし!空よし!笑顔よし!

今日は、札幌からわざわざ日帰りで、ツアーのために来てくれました。
この方々も先年からのリピーターのお客様。
いやいやホント、リピーターの方に支えられてます。ありがたい限りです。


雪の予報でしたが、どっ!ピーカン。
朝はマイナス15℃ほどだったので、雪は冬!陽射しは春!のベストコンディション!!


こんな日は、太陽と展望が気持ちがいい場所へ。
スノーランブラーの機動力をフル活用です。
この場所、なかなか普段は時間的に行けないのですが、まぁ、そこはワタクシ、ゆるゆるなので・・・(笑)


滑ることに一所懸命になりすぎず、いつでも立ち止まり、いつでも会話をし、
時に鳥の声にも耳を傾け、時にしっかり観察して壮大な自然の営みに思いを馳せつつ・・・・・・
というと、カッコイイですが、
要は、おしゃべりを楽しみながら、滑れる所では大笑いしながら、たま~に自然のハナシをして、
のツアーなのです。スイマセン・・・。


いい転びっぷりです(笑)
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眩しすぎます!(日差しじゃなくて、森を歩く女性の姿が!)
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冬の羊蹄山を一望!
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男性陣はワシワシ歩き・・・
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歩き・・・・・・・
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雪の多い時期限定の、天然ゲレンデを満喫!自由行動です(笑)
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帰りも小気味よく滑りながら、なんですが、たまには自然ガイドらしく、
自然ツアーっぽい感じを・・・ということで、
「いい樹姿に見入る人々」の写真。
(ちなみに、ワタシが提案した、“やらせ写真” です)
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自然を正しく知って・見て歩くことは大事なんですが、何より楽しさを感じ、気持ちよさを味わうこと。
そうして良さを実感して自然に入る機会を増やし、徐々にいろんなことを知って、より深く楽しめばいいんです。
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気持ちのいい森歩きでした。
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2014.2.19 21:19

嵐の後

数日続いた暴風もやっと落ち着き、そんなタイミングで札幌からリピーターのお客様が来てくれました。
しかも、+ワン。

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まったく人のいない、足跡すらない森の中で、ずーっとテンションMAXでした(笑)


人間は・・・というと、犬の足跡をじっくり見たり、歩いた足跡のパターンをみて、
ここぞとばかりキツネとタヌキとイヌの違いを観察。
ワタシ的にも改めて、なるほど~、なのでした。
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深い雪でも歩く歩く。
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午後のツアーだったので、森にさす西日がキレイな場所へ。
静かな白い森でした。
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2014.2.17  8:23

いつもどおり

本州の方では雪がひどいようですね。
山梨県などではあまりの雪で孤立しているところばかりのようで、かなりな災害となっているようです。
オリンピックもいいですが、キチンと報道してほしいものです。
雪が「いつもどおり」でない地域にとっては、大変な事態ですもんね。


昨日、
「ニセコは穏やかで・・・」
などと当ブログに書いたら、今日はすっかりいつもどおりの吹雪。
ウチも例のごとく地吹雪に囲まれています(笑)
昨日アップした家の前の雪壁写真も、すでに高くなっている勢いです。


こんな日は出来ることなら家を出ないほうがいいんですが、
都会の方々はそんなことは言ってられないでしょうね。
くれぐれもお気をつけ下さい。
車にはスコップやら毛布やらあったほうがいいですよ。


ワタシは内業仕事に励んでます。
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2014.2.16 16:35

数字と感覚

ここ2~3年の雪の降り方って、
「降る時は猛烈な吹雪!」
って日が多い気がしてました。


それに比べて今年はずいぶんと穏やかな気がします。
年末年始は結構な量の雪が一気に積もりましたが、比較的毎日シンシンとした降り方。
車の運転が出来ないほどの猛烈地吹雪―って日はほとんどありませんでした。


しかもここしばらくは、降るには降っても除雪に追われるような降り方をしてません。
ずいぶんと穏やかな毎日が続いている気がします。


だけどこれって、生活しながらの感覚。
じゃ実際はどうなの?ということで、調べてみると・・・・


倶知安の公式の数値は、
 ・現在の積雪量=180cm(113%)
 ・今冬の累積降雪量=754cm(97%)
でした(気象庁データより。カッコ内は例年値)。


例年とほとんど変わらないのですね~。
今年は多いってほどでも少ないってわけでもない。


降雪量の増えるペースも例年とあまり変わらず。
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しかし、家の前を見る限りでは、ずいぶんと少なめです。
2012年2月14日
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2013年2月17日
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2014年2月14日(今年)
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ウチは吹き溜まり地帯なので、大風の日が多い年は積雪量が大きく増えがちです。


自然の移り変わりや様相って、かなり「感覚」に頼っている部分が多いです。
だけど、こんなふうにキチンと数字でも見てみると、全体像がしっかりと見えますね。
とっても大事なことかと思ってます。


だけど、数字だけを鵜呑みにして、
「今年の雪はいつも通りなんだよ!少ない気がするのは錯覚錯覚!!」
と “感覚論” を切り捨てるのも少し違う気がします。


あくまで数字は「ある場所での公式数値」。
それだけ、といえばそれだけ。
やっぱり、そこに住む人の個人的な感覚も自然をつかむにはとっても大事。
数字的なところと感覚的なところをバランスよく見てみるのが大事ですね。


そして、この両者のズレをどうみるか、というところにも自然をみる本質的な楽しさがあるのかもしれません。


ちなみに、
札幌の年間累積降雪量は、597cm。
倶知安は例年1000cm(10m)を越えます。


今の倶知安の累積降雪量が754cmということは・・・・・・
春までに、あと3m近い量の雪が降るっていうことかい!?
え~どうなの?って気分です。

2014.2.13 16:30

まだ冬ですが

最近は天気が穏やかな日が多いニセコですが、気温はまだまだ低い日が続いています。
立春を過ぎたころから、鳥たちは少し活発に動きだして春を感じさせてくれてますが、
植物を見ている限り、春の気配はもう少し先のはなし。


森の冬芽もいまだかたく閉ざしています。
こちらはホオノキの冬芽。
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芽鱗(がりん)と呼ばれる、いわばシェルターで花や葉の新芽を寒さから守ってます。
モクレンの仲間で、花も葉も冬芽もビックサイズ。樹形も独特な形をしているので、遠くからでも分かります。


ホオノキについては、過去にもこのブログで紹介してますね(→「朴の花」)。
この投稿の通り、一億年近く前から生き続ける原始的な被子植物で、遠く万葉集でも、


『わが背子が 捧げて持てる ほほがしは あたかも似るか 青き蓋(きぬがさ)』
(あなたが日覆いに持っていてくださる、大きな朴の葉は緑の蓋(きぬがさ)のようですね)
 ※「蓋(きぬがさ)」は、後期な人が使う織物の傘のこと


などとうたわれています。
開いた大きな葉は本当に傘のようです。
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花も大きく見事。
蜜を作って昆虫を誘うという進化過程をもっていないので、香りと見た目で虫を誘引します。
当然人間も、この大きな花と葉に “誘引” されて目を惹かれます。
花が咲くのは6月を過ぎた鳥の声が盛んになっている時期。まだまだずいぶん先ですね。


だけどあと一ヶ月もすれば、そんな花の準備が進みだします。
↓こちらは昨年の3月20日ごろ。冬芽が開きだしました。
あと一ヶ月ですな。
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2014.2.11 16:26

出会いを求めて

なんだかこの日は歩きまくり。
特に目的はないんだけど、歩いていれば何かあるかな~、
という目的なしのフィールドワーク。


買わなきゃ当たらない宝くじ、と一緒で、
歩かなきゃ当たらないお宝、なのです。


くっきりプリントのエゾリスの足跡を見て、
「ほぉ~なるほどなるほど。」と唸り、
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ウサギが走り回る森を歩きまわりながら、
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遥か頭上で、チュンチュンチュン・・・・と・・・おっ、ベニヒワ。
久しぶりに写真でも・・・と思ってカメラを構えて・・・
うりゃ!
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とぉ!
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今度こそ!
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・・・・・・
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とまぁ、いつまでも、まともな写真を撮らせてくれませんでした。
まぁまぁ、見れただけでOKということで。
写真はまたいつか出会いがあるもんさ。
ハズレの数を増やすことがアタリへの近道、とどこかで誰かが言っているし。


景色がキレイなんで、いいか。
と気づけば、4時間も休憩なしで歩きまわってました。
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2014.2. 9 10:04

寒~ございます

関東方面では雪がすごいようですね。
なんだか20cmだの30cmだの積もっているようで。
ニセコのような土地で1m積もるよりも、普段降らない土地でこんなに積もったらさぞかし大変でしょう。


自然の営みには勝てませんね。
お身体にお気をつけ下さい。


さてさて、こちらも昨日は厳寒!
朝はマイナス20.8℃。
常に雪のニセコでは極端に気温が下がることは少ないのですが、
昨日は天気がよく、その分寒い一日でした。


しかし、ツアーには絶好の日和。
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風もなく、天気はよく、雪はギュッと締り、空気も締まってます。
道内にお住まいの、年中雪とともに暮らしているお客様でしたが、
「ただ寒いだけでしょ!」
と感じるか、
「冬の空気感が素晴らしい一日!」
と感じるかは、その人の自然に対する感性次第。
こちらの方は後者。大喜びのお客様でした!


そんな中、いつものように色々な小さな自然をみて、
雄大な大きな自然も眺めながら、静かな森を歩いてます。


スノーランブラーにもピッタリな雪質で、こんな寒さの中でも、
ツアーが終わる頃には小汗をかいてました。
「やっぱり冬でも歩かないとね~もったいない!」
とお客様談。


その通りです。
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2014.2. 6 14:22

今日も雪・雪!

先日は札幌近郊の公園内の森で野外観察。学校の実習でした。
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天気もよくて青空、雪もほどほどの量なので歩きやすく、快適快適。
ニセコのように埋もれちゃうほどの雪ってわけでもないので、人の歩いたところなら長靴でも歩けちゃいます。
(そもそも、「人の歩いたところ」があるのが驚きですが!)


そんななか、木をしっかり見て、動物たちの足跡を見て、森を見て、鳥を見て、・・・
学生たちとワイワイ歩いてました。
天気のいい日が多い、ってだけで気持ちがいいですね。


今日はニセコの森でいつものツアー。
相変わらずの雪です。
道路はたまにホワイトアウトになっちゃうくらいの降りっぷり。
寒さもマイナス10℃ほど。


森の中は人の歩いた形跡なんぞまったくなく、
新雪が新たに30cm以上は積もってます。
当然独り占め。


夏には行けない、だけど1時間程度歩けば行けちゃう “いい森” を見に行ってました。


これはこれで楽しいのです。


下りの斜面でも雪がこれだけある森林内なら、なんも危なくありません。
↓雪に埋もれながら笑ってます(笑)
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2014.2. 2 21:54

町なかで

相変わらず目つきが悪い上、お口の周りが汚れまくりで行儀が悪いですよ。シメさん。
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ん~・・・的なヒヨドリ
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ツグミもたくさん
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倶知安町、街路樹にて。

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