2019.5.30 16:15

モミジバショウマ

植物はスミレやハコベなど名前や識別点が似ていて、混乱しやすい分類群がいくつかあります。
さらには、「花が咲いていればマシなんだけど、花が咲いていない時期に葉だけで見分けようとすると混乱する」という仲間たちもいます。


そんな難しさでよく聞くのが、「○○ショウマ」の仲間たち。
ネット上では、識別に混乱しているものをよく見かけます。
(ネット情報だけで決めつけず、図鑑でも調べることをおすすめします)


トリアシショウマ
アカショウマの仲間で、本州では変異に富んでいて混乱しますが、北海道ではトリアシショウマの一択です。
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サラシナショウマ(左)とヤマブキショウマ(右)が並んでた。
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ルイヨウショウマ
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で……
問題はコレ。
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北海道固有種(国内では北海道のみに分布)の、モミジバショウマ。
以前、2年ほどかけて室蘭で探して歩き回って、やっと見つけました。


先日、同じ胆振地方で偶然再発見。ワタシ的には、道内二箇所目。
一個体だけが、花を咲かせていました。
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花弁がないのが大きな特徴でもあります。
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周りをよくよく見てみると、10個体くらいはゆうにある。なのに、開花している個体はこれだけ。
以前初めて見つけた時も、全体の個体数の割に花を咲かせている個体は妙に少なくて、今回と同じ。葉のサイズは大きいのに、花茎すら立ち上げていません。


しかも、室蘭で見つけた個体の開花時期は7月上旬。
ここは室蘭からさほど離れていないのに、一ヶ月以上早く咲き出しています。


見た目が地味な上、北海道固有種で生育地も限られているとなれば、観察している人は極端に少なくて情報が少ない。
色々と、まだよく分かっていません。


こんな良く分からない不思議さにも、少しワクワクします。

2019.5.28 14:18

6月からスタート

先週末は北海道でも各地で30℃を超え、真夏のような気温でした。
ニセコの雪も登山道の一部に残っているくらいで、ほぼなくなってきました。
(まだ一部の道ではぬかるみ多数のところもあります)


6月以降、夏のツアーメニューがスタートします。


ただ6月~6月半ば過ぎまでは、残雪の影響で沢・沼などの水量が多く、所々でぬかるみがひどかったり通過出来ない場所もあるため、お申込み時の状況や内容によって「要相談」での対応となる場合もあります。
お問い合わせ下さい。


さて、今回は鏡沼湿原の今をご紹介。


鏡沼入口。遊歩道から雪はなくなって、通常通り歩ける状態です。
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エゾイチゲが咲いてた。
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ミネザクラ(チシマザクラ)も咲いています。
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コマガタケスグリ
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渡渉部分では、通常は石づたいに渡れますが、今は残雪期の水量増のため足首が完全に埋まる程度まで水がきています。
長靴なら渡れますが、もう少し水が引くのを待つか、違うルートからのアプローチがいいかも。
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湿原内はホロムイイチゴが咲き出し―
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イソツツジも数輪程度が咲き出しています。
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“ホコリ” が付いているようなシダは、ヤマドリゼンマイ。
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駐車場付近や遊歩道沿いの森林内は、これからしばらく山菜採りで少々賑わってしまう時期でもあるので、静かさを取り戻して花と緑が増えてくる6月半ば以降がベストですね。
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2019.5.26 17:32

北海道産スギラン

前回、北海道産シノブの悲しい投稿をしましたが、こちらの着生シダは健在でした。
これも道内ではほぼ見ることが出来ない、北海道産スギラン。
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いつまでもひっそりと、居続けて欲しいものです。

2019.5.24 18:37

北海道産シノブ

道内ではほとんど見ることが出来ないシノブ。樹上の苔などに着生するシダです。
2年がかりで目ぼしい場所を歩きに歩いて、数年前に胆振地方でやっと見つけました。


山奥の大木に着生したシルエットは、独特の美しさがあります。


先日、そのシノブを3年ぶりに再訪。
「天気もいいし、写真を撮りに行こう!」
ということで、誰もいない山奥の林道をひとり歩くと……


シノブが着生していた大木が倒れていました!
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風にやられて倒れたのでしょうか。
倒れた幹を探してみると、乾燥に負けた残骸が…。
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ここにシノブが生育していることは、かつて2人にだけ教えたことがあります。
なので……
ここでシノブが生育していたことを知っている人間は、世の中に3人だけでしょう。
そのシノブが死んでしまったことを知っている人間は、私ひとりでしょう。


何だか寂しいですね。


数年前のスギランに続き(下記ブログ)、貴重な分布の植物がいなくなりました。
自然の営みなので、しようがない。そういうものです。
だけどやっぱり残念だ。


--2017.11.23--
スギランというシダがあります。常緑性で、深山の大木や岩上に着生し、生育適地の本州産スギランは30cm以上の……


在りし日のシノブ(2016年9月24日)
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2019.5.22 17:43

鳥見&花見

札幌からJRで来てくれて、ツアーが終わったらまたJRで帰る。という、私としては大変嬉しいツアー参加のお客様。もう何回一緒に歩いているでしょう。


春が遅いニセコでも、5月20日を過ぎれば木々の葉は開きだして視界を遮り、エゾハルゼミの大きな声が鳥の声を遮り…鳥を見るには終盤の時期になってきてます。


それでもいつものように、おしゃべりしながら誰もいない森を歩き、鳥を見つけては立ち止まり、花を見つけては立ち止まり、春の長閑な散策でした。


観光で行くような自然景勝地ではありませんが、この時期は、こんな春散策の雰囲気が好きです。

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葉が邪魔で鳥の写真がちっとも撮れずに悔しかったので、後日再訪して再チャレンジ。
これがやっと。
キビタキ
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コサメビタキ
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2019.5.20 15:56

今の神仙沼

神仙沼の様子を見に、行ってきました。


駐車場のトイレは、例年6月第一週のニセコ山開きまで使えません。
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入り口だけを見れば、余裕で行けそうな感じ。
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だけど、まだ木道の一部で雪がかぶっています。
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完全に道がなくなる所もあるので、皆さんここいらで引き返してました。
気軽に散策するにはまだかかります。
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しかも、今が一番中途半端な雪の量。
キチンと選ばずに迂闊に足を置くと、雪が抜けますよ。危険があるほどではないですが、少々イラッとくる。
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湿原内は雪はなくなっていますが、当然、木道の整備はまだ。
これも山開きに向けて整備されるかと思うので、もう少し待ちましょう。
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神仙沼
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自己責任で行ったトコロで、植物はまったく始まっていないし、つまらないかも。。。
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探せば、ミズバショウやエゾイチゲがぽつぽつとある程度。
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ということで、「神仙沼ネイチャーハイキング」は6月以降、木道の整備がおおむね済んでからの実施となります。

2019.5.18 15:45

東北遠征~森編

八甲田の山々は雪解けの季節を迎え、ブナの新緑が美しい。
まだまだ滑れそうで、板を持ってくれば良かった(笑)
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ガイド仲間に付き合ってもらって、山麓の遊歩道を歩いてました。
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トウゴクサイシン(2007年までウスバサイシンとされていたもの)
北海道のオクエゾサイシンに比べて葉先が尖り、萼裂片はオクエゾほど反り返らずにつまんだようになるのが特徴的。
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ヒョウノセンカタバミ
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偶然見つけた、オオユリワサビの群生地。
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オシダのフィドルヘッド。(フィドルヘッド=シダの開葉前の姿のこと)
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「背骨が逆に折れちゃった」系は、サカゲイノデ。
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「アッチャコッチャ向いてる」系は、ジュウモンジシダ。
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付き合ってくれたガイド衆。ありがとう。
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帰り道も美しいブナ二次林に立ち寄って、「いいね~」と独り唸ってました。
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奥入瀬に行ってきたのに、奥入瀬渓流を歩いてないことに帰る日に気がついた。
また来よう。

2019.5.16 17:20

東北遠征~水編

初日には、こんなこともやってました。


奥入瀬自然観光資源研究会(通称おいけん)と、十和田湖ガイドハウス 櫂のコラボイベント・カヌーツアーに参加。


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丁寧なレクチャーを聞いてから出発します。(なんか、懐かしい…)
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私はひとり参加なので、当日出会った親子の参加者と組んで漕いでました。
まぁ「昔取った杵柄」で(笑)
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これ以上ない!というくらいのコンディションの中、水面からの美しい新緑の森を見る。
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素晴らしいツアーでした。

2019.5.16 14:19

東北遠征~海編

先週末から数日間、青森へ行ってました。


いくら本州でも、花がたくさん咲く盛りの季節にはまだ早い。
だけど、自然ガイドたる者、花が咲いてりゃ分かって当然。(と思いたい)
花の盛期を外したこの時期に―しかも本州の植物を、どれだけ自分が見られるのか勉強です。(分からないから)
まぁ、東北のブナの新緑を見たいな、という気持ちが8割ですが。


15年近く前に来たけども、もう一度来てみたかった種差海岸。
その当時はニセコの植物を覚えるだけでアップアップな頃なので、今なら違うものが見えるはず。
せっかくなので、片道5kmの遊歩道を往復しました。さすがにちょっと遠い。


「天然芝生にクロマツと海」という、絵に描いたような日本的風景。
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しょっぱなから、ホタルカズラに喜んでました。
やっぱりこっちに来ると、北海道では見られないモノばかりで、試されているようで楽しい。
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おっ!ニオイタチツボスミレでしょう。
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この騒々しさ…セイヨウジュウニヒトエでしょうか。いわゆる、アジュガ。
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北海道の人間が、この状態のスイカズラを認識するのはムズカシイ…。
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ハナイカダはこれから。遊歩道脇にたくさんあります。
これは道南に行けば見られるけども、やっぱり北海道では少ない。
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まったくノーマークだった、ウラシマソウ。
花が盛りで、ひとりで盛り上がってました。
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サクラソウも盛り。
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白砂青松。(松が写ってないけど)
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「なんちゃらビャクシンだろうな~」と思って調べてみたら、ハマハイビャクシンらしい。
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「なんちゃらトウヒレンだろうな~」と思って調べてみたら、ハチノヘトウヒレンらしい。
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ハイネズはたくさんありますが、地味すぎます。
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ついでに、15年ぶりくらいに蕪島神社へ。
ウミネコの繁殖地として、国の天然記念物に指定されています。
東日本大震災の津波被害と、つい数年前には火災により本殿消失という憂き目も乗り越え、立派な本殿が再建されていました。
鳥はいつも変わらず毎年の営みに励んでいます。
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ヒッチコック「鳥」の世界。
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いつ空から糞が降ってくるか分からないためにビニール傘のレンタルなどもありましたが、ここは敢えて何も持たずに歩く。
落ちてきたらきたで、ウンがついた、ということで。


長くなりすぎたので、また。

2019.5.15 15:37

シマリス

なかなか変わった姿勢で芽を食べてます。
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2019.5.13 17:58

地球岬

もう2週間は経っちゃってますが、室蘭にある「地球がまぁるく見える地球岬」に行ってました。
というか、観光地の地球岬展望台には行っていなく、地球岬遊歩道を始め、気になっているモノ探しに名もない場所へ。


ニリンソウがキレイでした。
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フチゲオオバキスミレ…の影を撮ってみた。
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地球岬まで行って、海の写真を撮るのを忘れた。

2019.5.11 16:55

いい!

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この日は、町の観察会で歩いてました。


ニセコから1時間半ほど車を走らせて、ニセコとは少し違った自然が広がる場所へ。


皆さん、自然に対する好奇心が旺盛な方ばかりなので、ワタシが少し好奇心をくすぐれば後はみんなであーだこーだ言って、各自が勝手に見ています。
いつもの放置です(笑)
どうしても分からない時だけ、「ヤブキさーん」と呼ばれ、ちょっと解説。
少し話したら、また放置。


いいですね。ワタシ的には理想的。
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ワタシはひとり、「踊りまくってるー」などと喜んで、分かりにくい写真を撮ってました。
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(オドリコソウの群落)


自然を見て感動したり・識別に悩みながらも楽しむのは参加者の皆さんで、それが分かるようになって喜ぶのも皆さんです。
それを自分自身のチカラで分かろうと楽しんでいるのなら、ワタシが先に首を突っ込んで “教えてあげる” 必要はありません。どうしても分からない時だけ、お手伝いすればいい。


解説してあげる、って実は一番簡単。
空気感や雰囲気を作り出すのが、ガイドとしては一番ムズカシイ。


そんなツアーがしたい。
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2019.5. 9 18:51

(ほぼ)勢揃い

毎年GWが終わる頃には、夏鳥の多くが揃います。
今年も5月6日にキビタキやコサメビタキ、5月7日にツツドリを今年初確認。これでニセコでも、9割以上の夏鳥が勢揃いしました。
あとは、渡りの遅いカッコウなどの数種だけ。


遠いけど……ツツドリ。
遠目ではオオタカかと思った。トケン類(カッコウの仲間)が猛禽類に擬態しているのがよく分かる。
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センダイムシクイ
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オオルリ
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ヤマガラ
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ニュウナイスズメ
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ヤブサメ
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ビンズイ
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コサメビタキ
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シマエナガ
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キビタキ
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アカゲラ
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エゾヤマザクラは満開を迎え、
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キタコブシもまだキレイでした。
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2019.5. 8 15:31

続・5月

新婚さんは、家造り(巣作り)も頑張ってます。


シマエナガ
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2019.5. 7 20:54

5月

5月は新婚さんの季節です。


ベニマシコ(左:オス、右:メス)
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アオジ(奥:オス、手前:メス)
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イカルは見た目では雌雄の判別は出来ません(雌雄同色)。
まぁ、仲良さそうに並んでいたので、新婚さんということに。
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2019.5. 6 13:21

サクラ咲く

やっとサクラの季節がやってきました。
数日前にオオルリもニセコに到着し、森の中ではさえずりが聞かれるようになってきました。


色鮮やかな季節になりました。
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2019.5. 4 16:22

公園でも

鳥好き・花好き・動物好きの自然大好きなお子様と、公園散策。
相変わらずワタシ、自然ツアーなのに自然景勝地に行かないことが多いです。
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公園といっても都会にあるような芝の都市公園ではなく、アップダウンも結構ある森林内の遊歩道。
観光じゃ普通行かないので、GWとはいえ、静かに鳥の声に耳を傾けられて花をゆっくりと眺められます。
ここは一年でこの時期が最も良く、鳥も花もたくさんの公園です。
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隣町のニセコ町ではサクラが咲きましたがここ倶知安町では少し遅く、この日がまさに!と思っていたけどもう一息でした。
そのかわり、カタクリやらキクザキイチゲやらエゾエンゴサクといった春の花がいい時期です。


何気ない公園でも―というか何気ない所の方が、この時期の自然を感じられるものです。
のんびりとした、春の自然散策でした。


今日あたりにサクラも咲いたかも?
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追記:本日、5/4に倶知安町内でもエゾヤマザクラが開花しました。

2019.5. 2 12:03

今の神仙沼湿原

まだまだ残雪豊富な神仙沼へ行ってきました。
この時期は管理がされていないので、観光気分で行っちゃダメですよ。なので、写真でお楽しみ下さい。


4月26日に開通したニセコパノラマライン。
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今年の残雪量は、去年のこの時期よりもずいぶんと少なめ。
去年はよじ登った雪壁も、今年は余裕。
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とは言っても森林内はまだ2mを超える雪なので、どこでも歩けます。
言い方を変えれば、どこを歩いていいか分からなくなるので、歩く人は天候・ルートに気をつけて下さい。
(これからさらに雪が減ってくると、不意に足元の雪が抜けたり、湿原近くでは水もあります。木道が出てくるくらいの雪になるまでは、不用意に歩きに行かないことをオススメします。)


美しい森に誘われ、ダケカンバの森を歩く。
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過去写真から似た写真を探してみた。
昔のカメラとは画角が違うので、写っている範囲が違いますが。
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神仙沼
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木道を歩けるようになるまで、さすがに一ヶ月はかからないでしょう。
去年は6月以降からの「神仙沼ネイチャーハイキング」開始でしたが、今年は早く歩けるようになりそうです。

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