2010.9.29 17:37

カネオクレタノム

昔、「カネオクレタノム」という有名な電文(電報文)例を聞いたことがあります。
「金、送れ、頼む」
「金をくれ、頼む」
「金、遅れた、飲む」
カタカナ(ひらがな)ばかりな上、句読点がないと、日本語はいろんな意味に取れちゃうので、きちんと伝えましょう、というもの。

しかし、植物の種名(和名)はカタカナだけで表記するので、似たようなことが起きます。


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『ヒメノガリヤス』(山地の道端に生えるイネ科の植物)
昔、ヒメ・の・ガリヤスかと思ってました。「ガリヤス」って何よ!?
ホントは、
ヒメ・ノガリヤス。
ノガリヤスとは「野刈安」。「野に生える刈り取りやすい草」という意味。それの華奢な感じなので、「ヒ
メ」。


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こちらは、『ミヤマノキシノブ』
これも、ミヤマ・の・キシノブかと思ってた。「キシノブ」って誰よ!?
ホントは、
ミヤマ・ノキシノブ。
ノキシノブとは、「軒忍」。茅葺き屋根の家の軒下に生える「忍(しのぶ)」。(“しのぶ”とはシダの古名)。それの「ミヤマ(深山)」に生えるもの。


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さらにこちらは、『クサレダマ』
「腐れ玉」ではありません。何が腐ってるのよ!?
「レダマ」とは、江戸時代に渡来した“レダマ”の木(マメ科の落葉低木)のことで、それと似た草なので、クサ・レダマ。


他にも、神仙沼にあるタチギボウシは、タチ・ギボウシ。タチギ・ボウシ(帽子)ではありません。
「ギボウシ」とは、橋の欄干にある擬宝珠(ギボシ)のこと。


恥ずかしながら、他にも長い間勘違いしていたものがたくさんあります。
覚えにくいものは漢字を調べて覚えるといいのですが、勘違いの経験があると一回で覚えられていいんです。

2010.9.26 17:01

暗くジメジメ・・・ではないんです

日高の山は岩の多いところ。
歴史を重ねた岩にはコケが多く、ササが発達したニセコとは違った印象です。
コケやらシダやらは、日陰の湿ったジメジメ~っと、というイメージですが、キレイなんですよ~。

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大きな木の幹も、コケを育て、他の植物を育てます。
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いいですな~。

2010.9.25  7:47

さみぃぃ~

昨日出張より戻りました。
日高の林道を山の奥に行くと、気温は8℃。
「さみぃぃ~」と言いながら、フリースを着るほど。ついこの前まで「あちぃぃ~」と言っていたというのに・・・。

帰ってくると羊蹄山は初冠雪を迎えました。
いよいよ雪の季節が近くなってまいりました。
緑が減ってくると少々寂しい感じもしますね~。

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2010.9.21 18:57

山麓の森

先週までは山を登っていることが多かったので、先週末は久しぶりに山麓の森を一人、プライベートでぶらぶらしてました。

ついこの前までは、暑い空気とセミの声に包まれていましたが、今はすっかり秋。
空気が秋なんですよぉ。森歩きも気持ちのいい季節になりました。
ニセコの町に初雪が降るまであと一ヶ月少々。二ヵ月後には雪が積もりだす頃です。あっという間ですね。


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2010.9.18 17:55

秋の低山2

今日はお客様とニセコ山系を一日ぶら~っと歩いてました。
天気が少々心配されつつ、すっかりいい天気。
コースタイムでは4~5時間のコースを7時間ほどかけてのんびりゆっくり。
コケやらシダやら見ながら、「キレイですな~」と、余裕の山行。
紅葉にはまだ少々早いですが、土曜というのに静かな山歩き。こんなのがいいですな。


イワオヌプリの山頂は白い砂礫の広がる道。青空と緑と白のコントラストがとってもキレイなんですが、写真はなかなかうまく撮れません。
そもそもほとんど緑が入ってないし・・・。まぁまぁ、こんなもんでしょ。また次の機会に。

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2010.9.17 21:37

秋の低山

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島旅行から帰ってからは、道北へ5日ほど出張したり、お客様とニセコ近郊の低山歩きに出かけていました。
本州もだいぶ涼しくなってきたらしいですが、北海道はすっかり秋の雰囲気です。
ニセコの紅葉にはもう少しかかりますが。
来週あたりになると、大雪山では初雪の便りが届く時期です。

2010.9.11 10:24

島へ~秋編2

“のんびり~”の風景。

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かれこれ10年以上のお付き合いのネイチャーストーブ。
何も気にせず適当に木っ端を突っ込むと、コンパクトなミニ焚き火をどこでも楽しめます。

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焼尻島は「めん羊」が盛ん。
ぼけ~っとしていると、どこからともなく、「メェェ~」。

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いい意味でやることがないので、夕日をひたすら撮る!

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ススキが秋の夕日を演出。
キレイですな~。

2010.9.10 18:36

島へ~秋編

2ヶ月前に天売島に行きましたが(7月バックナンバーへ)、今度はそのお隣りの焼尻島へ行ってきました。
出張やらツアーやらの合間をみて無理やりの1泊2日の島旅。
今回の目的は、「テントを持って、自由気ままに、とにかくのんびりすること!」


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ずいぶんと、のんびりしているように見えるでしょ~?
でも実は・・・・・・、
行きのフェリーが大風のためにアトラクション以上の揺れ。
うぅぅ~・・・と唸りながら島に到着後、テントサイトまで何とか歩いて、やっとこさテントを張って、力尽きた―の図。
まぁ一応、最高の天気とフィールドの中、のんびりする目的達成!


復活後は、前回の島旅で味をしめた「レンタサイクル作戦」を今回も実行!
すっかり鼻歌交じりで、快適、快適~。
ふふふ~ん。
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2010.9. 5 18:41

秋の風でした

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今度は泊まりがけで羊蹄山へ。
蒸した夏の空気と思いきや、山の風はすっきり涼しい秋の風でした。
先日の雨を境に、季節が移っているようです。


狙ったわけではないけども、偶然に、登山道脇の立派な木を二枚撮影してました。
一枚目は青空の元、秋の風を感じながらの登り。
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二枚目は霧のかかった登山道の中の下り。
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ずいぶんと表情が違うモンですね。

2010.9. 3  9:08

涼しい山歩き

歴史的な猛暑というニュースをよく聞きますが、北海道も今年は特に暑い日が多いです。

しかし、この日は涼しい山歩き。
涼しい沢風を浴びながら、沢をどんどんツメていきます。
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稜線が近づくにつれ傾斜もキツくなり、慎重に慎重に。
天気もよく、川の水が気持ちイイ~。
こういう道のりだと、暑くなったらいつでもクールダウンが可能。暑い夏ほど、気持ちがイイ!
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稜線に出ると、一気に山の展望が。これまた気持ちイイ~。
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今回はプライベート歩きではないので、山頂を踏んだからおしまいってわけではありません。お仕事、お仕事。
笑っちゃうくらいのササヤブと格闘中。
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なかなか、楽しい山歩き?(お仕事)でした。

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