2016.1.14 18:41

研修生

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秋が終わる頃になると、
「雇ってもらえませんか?」
という問い合わせが来ることがあります。


大変ありがたく恐縮してしまうのですが、ワタクシ、人を雇うほどの規模のツアーをやっていないし、ワタシ自身がお客さまと歩きたいので、 “人を雇ってツアーをやってもらう” ということはあり得ません。
何より、給料払えませんし(笑)
なので、丁重にお断りしています。


それでも、
「こんなスタイルのツアーをやりたいので・・・」
なんてことを言ってくれて、昨年秋頃から、“お客様兼研修生”というカタチでご一緒しています。
毎回遠方からニセコにわざわざ来てくれて、そんな真剣さにも頭が下がるばかり。


研修込みでご一緒しているので、単に自然の知識だけでなく、ガイドとしての「フィールド開拓の方法」や「ガイド技術の上げ方」、「こうしなきゃいけない」というところまで話しが及びます。
そんなふうに一緒に歩いていると、ワタシが数年かかって分かった知識や考え方をあっという間に吸収してくれるわけで・・・ウレシイような突き上げられているような(笑)
でも、、、いいですね。こんなふうに自然ガイドを志すような人がいると。


自然ツアーって色々なカタチがあることが大事かと思っています。
・子供相手だったり―
・団体のお客様や修学旅行生相手だったり―
・外国人相手のツアーだったり―
・短い時間で気軽に楽しめるようなツアーだったり―
・じっくりと自然をみて・知るツアーだったり。


多様なスタイルのガイドがいて、多様なツアーがあり、そこからお客さんが自分にあったものを選ぶ―これが一番です。


そんな中のひとつのカタチとして、ワタシのようなツアースタイルを目指すガイドさんもいることに、少々嬉しく思いました。

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