2017.3.22 15:30

春の使者

春になって我が家の前の畑から雪がなくなる頃、ヒバリの声が響きます。
まさに春を告げる声。


その年の初めてのさえずりを「初鳴(初鳴き)」なんて言いますが、ニセコ(倶知安町)では、ヒバリの初鳴が例年3月30日前後となります。


ただこれはあくまで「さえずり」を始める日なので、鳴いてくれれば人間にとって格段に気づきやすくなる、というだけで、実際にニセコに渡ってくるのはもう少し前。
目を皿のようにして探し回れば、いつもこの2~3日ほど前に “鳴いていない” ヒバリを見つけられます。


そんなヒバリを、昨日21日に見つけました。
さんざん走り回って、この一羽だけ。当然、鳴いてません。
例年よりも一週間は早い、ニセコ到着です。
2017-03-21%2015.31.16_012.JPG


倶知安町の町外れ、畑周辺の道路にはまだ1m近くの雪壁があり、畑にもまだまだ雪が残っています。
除雪された道路の端っこに見えている数十センチの土の上で、何とか採餌してました。
まだ食べるものも少なさそうだし、寒いっしょ。
今日はまた雪が降ってるし。


がんばれー。
何はともあれ、春の使者のご到着は済みました。

●コメント一覧
●コメントを投稿

投稿ボタンを押してから、投稿完了までしばらく時間がかかります。
投稿完了後、管理者が承認するまではコメントは表示されません。






バックナンバー
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年