2019.5.30 16:15

モミジバショウマ

植物はスミレやハコベなど名前や識別点が似ていて、混乱しやすい分類群がいくつかあります。
さらには、「花が咲いていればマシなんだけど、花が咲いていない時期に葉だけで見分けようとすると混乱する」という仲間たちもいます。


そんな難しさでよく聞くのが、「○○ショウマ」の仲間たち。
ネット上では、識別に混乱しているものをよく見かけます。
(ネット情報だけで決めつけず、図鑑でも調べることをおすすめします)


トリアシショウマ
アカショウマの仲間で、本州では変異に富んでいて混乱しますが、北海道ではトリアシショウマの一択です。
130529-10.56.30_001.jpg


サラシナショウマ(左)とヤマブキショウマ(右)が並んでた。
190526-13.10.49_020.jpg


ルイヨウショウマ
190526-14.33.57_081.jpg


で……
問題はコレ。
190526-13.07.18_018.jpg


北海道固有種(国内では北海道のみに分布)の、モミジバショウマ。
以前、2年ほどかけて室蘭で探して歩き回って、やっと見つけました。


先日、同じ胆振地方で偶然再発見。ワタシ的には、道内二箇所目。
一個体だけが、花を咲かせていました。
190530-11.02.49_021.jpg


花弁がないのが大きな特徴でもあります。
190530-11.02.22_020.jpg


周りをよくよく見てみると、10個体くらいはゆうにある。なのに、開花している個体はこれだけ。
以前初めて見つけた時も、全体の個体数の割に花を咲かせている個体は妙に少なくて、今回と同じ。葉のサイズは大きいのに、花茎すら立ち上げていません。


しかも、室蘭で見つけた個体の開花時期は7月上旬。
ここは室蘭からさほど離れていないのに、一ヶ月以上早く咲き出しています。


見た目が地味な上、北海道固有種で生育地も限られているとなれば、観察している人は極端に少なくて情報が少ない。
色々と、まだよく分かっていません。


こんな良く分からない不思議さにも、少しワクワクします。

●コメント一覧

こんにちは、札幌の小笠原です。
ご無沙汰しております。

先日、風土館でお会いして、手を振ったのですが、たぶん気付かれていなかったですよね?
他の方とお話されていたし、こちらも家族連れだったので、深追いはしませんでした。

本日、奥尻なのですが、モミジバショウマ?というのを見ました。
すでに果実の状態でしたが、トリアシの場合、枯れた花弁が少しは残ってるはずですが、
今日見たのは、まったく花弁のかけらも残ってなかったので、たぶんそうかなー、と思います。

今まで、胆振日高では見てますが、この辺は初めてです。
まあ、奥尻は何があるかわかりませんが。
今日はヤブコウジがフッキソウのようにありました。
明日は、オクシリエビネ狙いです。

小笠原 8.24 17:21

お久しぶりです!
先日は、私は打ち合わせ中というのもあり、そちらは「ご家族連れ&まさか倶知安で&街着(笑)」というのもあり、しばらくしてから気づきました!失礼しました。
奥尻ですかー。いいですね。
奥尻のモミジバは新産ですかね?貴重な情報ですね。
オクシリエビネも魅力的ですが、オオクジャクシダも見つけておいて下さい(笑)そしてこっそり教えて(笑)
またいつかゆっくりとお話し出来る機会があると、嬉しいです。

Ftre-zen 8.24 18:36

打合せ中でしたか、すいません、お仕事中に。
私服で、まさかの倶知安で、分からないですよね。
奥尻はシダの宝庫ですよね。
北海道ではここにしかないのがけっこうありますもんね。
明日、時間が許す限り探してみます。
また、定山渓のとこでのように、みんなでオフシーズンに語り合いたいですね。

小笠原 8.24 20:08
●コメントを投稿

投稿ボタンを押してから、投稿完了までしばらく時間がかかります。
投稿完了後、管理者が承認するまではコメントは表示されません。






バックナンバー
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年