2019.11.14 17:51

ウリノキ

冬芽は樹木が寒さや凍結から芽を守るためのシェルターのようなもので、越冬用の芽です。
普通、冬芽は枝の先端や横(葉腋)に付けるのですが、ウリノキはちょっと違う。


↓ウリノキ
191031-11.55.04_011.jpg


↓ウリノキの葉の軸(葉柄)
191031-11.54.35_009.jpg


葉っぱが落ちきっていない晩秋に、そっと葉を外してみると…
191031-11.54.46_010.jpg


冬芽が葉柄の付け根の中に隠れています。
こんな冬芽を「葉柄内芽(ようへいないが)」といいます。


この、葉がぶら下がりつつ冬芽が隠れている様子を撮る、のにチャレンジ。
ちょっと力を入れ過ぎると葉が外れて落ちちゃうし、だけど冬芽がキチンと見えているようにしたいし……なかなかこの一枚を撮るのが大変(笑)


他には、プラタナス(モミジバスズカケノキ)やハクウンボクなどが葉柄内芽の冬芽を持つ樹木です。
こちらは写真を撮らないまま、冬の落葉期になっちゃいましたね。
またの機会に。

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