2021.4.29 18:11

さあさあ

私にとって充実の(?)冬シーズンが本日終了。
滑り納めです。
明日は一日雨予報だし色々と準備をして、5月からは早速出張仕事やら夏ツアーやらが始まります。
さあさあ、スイッチを切り替えないと。


昨日も今日も、ゆかいな仲間たちと。
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2021.4.26 16:21

春のステージ

昨日は寒いと思ったら突然あられが降ってきて、山では雪が所々で積もったようでした。
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だけども町では当然積もるほどではなく、さすがに最後のなごり雪となるでしょうね。


北海道内でも四月下旬ともなれば桜の便りが聞こえだしてくる季節になってきていて、雪の少ない地域ではエンレイソウやスミレの季節になってきています。
近郊の場所でも、カタクリは実をつけてエンレイソウが咲きだしてました。
ワタシ的には、春の第二ステージ突入です。
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ニセコでは陽当たりのいい場所でカタクリが咲きだして、やっと花の季節に入ってきています。さすがにエンレイソウなんぞはまだまだ。サクラになると咲きそうな気配すらありません。
ワタシ的感覚では、ニセコと他地域では春のステージで1~2段階分のズレがあるのです。
まぁ、そもそも何を「ステージ」としているのかが私基準なんで、ワタシ一人が言っているだけですが(笑)
そんな季節の ”ステージ感覚” を知りたいマニアな人はツアーに来て下さい。
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花も鳥もこれからが本番です。
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2021.4.23 17:34

雪と鳥と

昨日ここで反省をしたので、今日はちゃんと歩いてました。


とはいえ青空がキレイなので、滑りにも行かないとイケません。(行かないとダメなわけではないけど)
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午後は近所の公園へパトロール。
雪は20~30cm。所によりなし。
スノーシューが必要なほどの量ではないけど、長靴は必須です。
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やっぱり、アオジがたくさんいた。
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やっぱり、ルリビタキもいた。
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他にも、モズやらホオジロやらクマゲラも。
カラ達のさえずりもたくさん。
「そりゃそうだよねー」
とつぶやきながら、久しぶりのパトロール・フィールドワーク。


何だか分からん鳥もいたので、また行かないと。
5月になったら出張も入ってくるし、来週は少し天気が崩れそうなんで、滑って・歩いて忙しい。
まぁこれって遊んでいるふうなんで、普通は ”忙しい” とは言わないと思いますが。
ガイドに大事な技術は、この ”積み重ね” なんです。(多分…)
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2021.4.22 17:32

待ってくれない

忙しいわけではまったくないのに、なんだか歩きに行けてません。
フィールドワークって「一時間でも行く」という無理やり感が大事なのも分かっているのですが……。


一昨年の4/24に近所の公園でオオマシコを初確認しているし、シロハラやらルリビタキやらクロジやら、もうニセコに来ているはず。
昨日やっとノビタキを見つけたくらいで、アオジすらニセコでは見つけていません。


ニセコでは花の季節にはもう少しかかりますが、鳥はここ数日でどんどん来ているはず。
待ってくれません。
歩きに行かないと!


……と、今日は自戒を込めたつぶやき。


オオマシコ
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2021.4.19 18:05

ニセコの良さ

3日間降り続いた雨もやっと上がりました。


今日・明日は用事があって札幌へ。
朝は雨だったけど札幌の街中を走っていると次第に青空が見えてきて、「こりゃもったいない」ということでちゃっちゃと用事を済ませたら、どこにも寄らずに昼過ぎには帰宅。


自宅でお昼を食べてから、午後は家から30分ほど車を走らせて花の偵察へ。
エゾエンゴサクは八分咲きくらいでした。あと3~4日くらいでいい感じになりそう。
といっても、ここはニセコじゃありません。
ニセコではまだ花の季節には早く、ニセコのエンゴサクはまだ10日はかかりそうですから。
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ついでに、「鳥でもいないかな~」と海辺もプラプラ走ってから再帰宅。
ニセコからだと日本海にも太平洋にも一時間もあれば行けちゃいます。
しかもその間の信号の数を数えられるほどなんで、運転も余裕。


そして当然、スキーもまだまだ楽しい季節。
この数日の雨で雪解けが進んだけれど、それでもまだ3m80cmの積雪量(スキー場上部)ですから。


大都市札幌へちょろっと行ける距離感なのに、スキーは遅くまですぐ近所で楽しめて、さらには日常的に花を見て、鳥を探して、海を見て……こんなふうに楽しめるなんて贅沢ですね。
何でも出来ちゃうニセコの良さを満喫出来る季節です。


そんな地理的魅力や季節的魅力、自然展望、人混みもなく寂れてもいないちょうどいい町のスケール感なんかがニセコの魅力なんです。


が……


やっぱりニセコの魅力は「人(ヒト)」ですよ。


この時期のニセコの友人たちはヒマなことが多いので(失礼!)皆でよく滑って遊んで話してますが、ホントつくづく個性豊かで面白い。
宴会をやるわけでも町で遊ぶわけでもなく、いい大人がみんな野山で真剣に遊んでます。
こんなご時世でも、心は豊かです。


このニセコっぽい(ちょっと変わった)人たちが集っている土地柄の空気感が、私の思う一番のニセコの良さです。
そんなことも感じられる季節です。
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2021.4.17 12:05

ニセコの四月

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今週末はずっと本降りの雨(の予報)。
自宅周辺の畑も地面が出てきて、雪はだいぶなくなりました。
この雨でさらに雪解けが進むでしょう。

そんな畑には10日ほど前からハクチョウもやってきていて、羽を休めています。
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噴火湾方面などの雪の少ない場所では、カタクリどころかスミレも咲きだして花の季節に入りだしているようですが、ニセコはまだやっと所々で地面が出たした程度です。


この時期はそんなニセコから脱出して花々を見に行くパターンがここ数年続いていましたが、今年はニセコの雪を楽しむ年なので(?)、いまだに滑っています。
そんな毎日なので自然ガイドっぽい写真が撮れず、さらに来週は用事で札幌、帰ってきたらまた滑って……の予定なので、なかなか花の写真が撮れずにここでご紹介が出来ません。
スミマセン。。。


まぁ見方を変えれば、ニセコの季節感がよく分かる、ということで。
↓昨日の愉快な仲間たち
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2021.4.14 19:12

冬メニューから夏メニューへ

ヒラフのスキー場での今日現在の積雪量は、
山麓:95cm
山頂部:400cm
となりました。


そして今日のスキー帰り、冬の間に私もツアーで行くことが多い羊蹄山麓をチェックしてきました。
先週から、冬の間は除雪されていない羊蹄山の登山口まで車で行けるようになっています。
ここまで上がれると雪が多めになるのだけど、もう60cm程度。
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場所によってはすでに20~30cmしかなく、森の中でもずいぶんと笹が顔を出してます。
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スノーシューであれば来週までは歩けそうだけど、スノーランブラーは雪に隠れたササに足を取られて危ないので、この場所では実施出来なくなりました。


少し標高を上げればツアーを行える場所もありますが、今週末から数日間天気が崩れそうです。
この時期の雨は一気に雪解けが進みます。
どうなることでしょう。


ということで、冬ツアーは今週末の4/18で(原則的に)終了となります。
これ以降でのスノーシューやスノーランブラーの冬ツアーメニューは、個別のお問い合わせ次第で天気や条件などをみながらの実施となります。


5月末以降に神仙沼湿原やニセコの山々が歩けるようになるまでは、夏メニューの「春のネイチャーツアー」や「1dayフリーツアー」で山麓の森での花見や鳥見のネイチャーツアーとなります。
お問い合わせはいつでもOKですので、ご遠慮なく。


今シーズンもご参加頂いた多くの皆さま、ありがとうございました。

2021.4.12 15:53

春のツアーは楽し

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(気象庁サイトより引用)


珍しいくらいの穏やかな天気図。
そりゃ、最高ですよね。
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春を感じて
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自然のチカラを感じる。
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ガイドの説明なんぞ大して必要ありません。みんなで勝手に見てる。いいことです。
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自分で持ってきた図鑑で調べる熱心さ。
図鑑を持っていってないワタシは、『頭に入ってますから』と言い訳。
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そして…健全に遊びまくりの一日。
毎日の仕事で身体はお疲れなのに、疲れさせ過ぎたかもしれません。スミマセン。。。
こんな一日で心の疲れが取れれば何よりです。
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2021.4.10 15:39

マジメに遊ぶ

ニセコのスキー場はG.W.が営業終了予定で、あと一ケ月を切りました。
私にとっての冬シーズンもだいぶ終盤になってきました。


今年の冬シーズンは人の動きも少ないし、遠出もしにくいし、飲み会も開けない。ならば地元で滑ってやろうと。ある意味で、移住した頃の初心に戻ったよう。
毎年よく滑ってるけど、今年は特に滑り倒してました。


独立してからの10年以上は、スキーや釣りやカヌーやら、大雪山などの高山の山歩きですら、仕事としての自然ツアーに直接関係のない趣味は気持ち的にもたくさんの時間を取れず、低山や森のフィールドワークなどのツアーに繋がることばかりにもっぱら時間を費やしていました。
気持ちに余裕がないというのか、意外と小心者なんですよ。ワタシ。


それが今年は純粋に楽しんでました。
シーズン中、ずっと足(腿)に軽い肉離れを抱えながらツアーをやってまた滑りに行く、という毎日。
休めばいいだけなんだけど。
欠点を見つけては練習を繰り返してひとつひとつクリアしていく、という行為が楽しい。
仕事にはまったく関係ないけど、それがまた気楽でいい。
ワタシ的ガイド像に大事なことは、独りで自然を見るばかりのマニアでなく、技術・知識・経験・人との繋がりなどの ”幅の広さ” がキモですし。


そしてせっかく身体が出来上がっているので、実は先日、検定を受けてました。
TAJ(日本テレマークスキー協会)技術検定 レベル4


なかなか難しい斜面コンディションでしたが、無事合格。
このブログを見てくれている人の中でテレマーク動画に興味のある人はかなり少ないと思うけど、せっかく動画も撮ってくれていたので貼り付けておきます。


お客さんからよく、
『ヤブキさん、守備範囲が広いっすねー』
などと言ってもらえるので、そういう意味でもまたアリ。


テレマークスキー技術検定 レベル4検定 小回り


テレマークスキー技術検定 レベル4検定 大回り


テレマークスキー技術検定 レベル4検定 総合滑降

2021.4. 8 11:29

寒い…

昨日はこんな感じで滑っていたのに……

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今朝はこんな。
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気温は2℃程度で冬なら暖かいくらいなんだけど、最近の暖かな気温に一度慣れちゃうとずいぶんと寒く感じます。
慣れって怖いもんです。タイヤ交換をしなくて良かった。


まぁ去年も4月23日に雪が積もっているので、こういう日もあります。
2020年4月23日ブログ

2021.4. 5 14:13

ニセコの春は楽し

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周辺地域でも花の便りが聞かれるようになりました。すっかり春めいています。
だけど、ニセコはまだまだですよ~。
個人的には、3月下旬~4月上旬のニセコの雰囲気が一番好きです。


この日は、久しぶりに少し肌寒い一日。しかも雪がパラパラと降ったり止んだりの天気。
こういうイレギュラーな雪や気温って滑るには不適になることも多いので、出発前はワタシ的に少しビミョーな匂いを感じてました。
なので、まずは雪質チェック。
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意外と滑る雪で、普通だったら怖がっちゃう雪質かもしれません。だけど春の雪は気持ちよく板がズレるので、そこは快適。
しかも札幌から何度も来てくれているお客さんは、スノーランブラーも慣れたもの。
よって何も問題なし!


ということで…春のスノランの機動力を生かして、普段よりも深入りしてます。
ワタシ的に好きな場所へご案内。
只今の積雪、2m30cmでした(お客さんに計ってもらった)。


ここにはスノーランブラーにとっては、なかなかのスーパーコース斜面があります。
練習することで出来るようになる、というのもとても楽しいことだし、大木に囲まれた誰もいない森で遊んでいるだけでも楽しいですね。
何度も登り返して練習してました。私は疲れるから下で待機(笑)
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時に自然を感じて…
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雪の森を眺めながらずっとおしゃべり。昼食時間も冬より長めです。
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気づけばやっぱり、自然の話しを全然してないツアーになっちゃいました。
なので、それっぽい写真を。
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2021.4. 2 14:46

冬ツアーはいつまで?

4月になりましたね。
現在のニセコの積雪量(残雪量)のお知らせです。
※ちなみに車で道路を走っている分には雪はまったくありません。日中であれば夏道と一緒です。


町から10分程度の森の入り口駐車場周りで……
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約130cm。
街中や車道脇なんかを見るともっと少ないけども、森の入り口ではこのくらい。
当然、斜面の向きや地形によって増減するので、およそ1m前後と言えばいいでしょう。


車で20分程度、ちょっと標高を上げたダケカンバ林などに行くと……
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だいたい2mという所でしょうか。
さらにスキー場上部や五色温泉(標高750m)付近であれば、まだ4mを超えています。


じゃ、「この雪がどのくらいのペースで減っていくのか?」という問題なんだけど、こればっかりはこれからの気温と太陽の活躍次第なんでムズカシイのですが……
雪解けのペースが速い年で、4/15までの二週間で1m程度減っていってます。
遅い年は二週間かけても10cmしか減らない、という年もありました。


まぁとりあえず、4月半ばまでは問題なく冬ツアーを楽しめそうです。
私のツアーでは、例年4月20日くらいで冬ツアーを終了としています。
この時期ではさすがに本州では雪のイメージが全くないだろうし、北海道内の多くの地域ですら雪のイメージがなくなるせいか、お申し込み・お問い合わせがなくなるので。


だけど実は、お問い合わせ次第・タイミング次第でもっと先でもイケますよ。
雪が少なかった去年ですら、5月8日になってもスノーシューで歩いてましたし。
ただ4月下旬以降ともなると、その年の残雪量や道路の除雪状況、当日の天気、ツアー時間など複数の条件が合わないとイケないので、柔軟に動ける地元・近郊の方向けになってしまいます。
今年はどうなるのでしょうね。


(2020年5月8日)
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