2013.5.12 16:06

「鳥見の会Ⅱ」

昨日・今日と室内講座&鳥見の会の日。


今年はキビタキ・オオルリといった、声も姿も華のある鳥のニセコ到着が例年になく遅れていました。
彼らの到着が今日の鳥見の会に間に合うか、ワタシ的にやきもきしていたのですが、一昨日にやっとニセコに到着!


なので今日は、彼らがメイン。まさに出血大サービスなのでした。よかったよかった。


自然をみる楽しさは、「識別のための観察」ではなく、「識別から始まる観察」の楽しさなのです。
そこいらへんもお伝えできたら、と思いつつツアーを行っているので、じっくりと観察ができる鳥というのは
とってもいい対象となります。
その上、姿もキレイで、声もキレイときたら、もう言うことなし。


ひとつひとつの動き方や飛び方、止まり方、逃げ込むところ、身体の色の個体差、環境との関わり・・・などなど、
種名が分かってからも、みるべきところはたくさんあります。
そこいらをキチンとみて、自分なりに考え、また観察する、というのが楽しいトコロなのです。


しかもこの時期ともなると、半日の観察で30種近い鳥が見聞きできるようになっています。
そんなふうにじっくりみていると、たかが数百m歩いたらもう3時間!なのでした。


来週にもなれば、さらに声が活発になる時期。
来週の鳥見の会は朝5:00スタート!最終回です。
鳥の鳴き声で溢れかえる時間帯の散策となります。


一年に一回だけでも、この時期・この時間に歩いてみることをおすすめします。
世界が違いますよー。


※今日の鳥見の会ではカメラを持っていなかったので、キビタキ・オオルリの出血大サービスにも関わらず写真を撮れず・・・。あまりに悔しかったので、午後に一人で再出動!写真を撮りつつまた戯れてました↓


(センダイムシクイ)
130512-02.jpg


(マヒワ)
130512-03.jpg


(キビタキ)
130512-04.jpg


(オオルリ)
130512-01.jpg

●コメント一覧
●コメントを投稿

投稿ボタンを押してから、投稿完了までしばらく時間がかかります。
投稿完了後、管理者が承認するまではコメントは表示されません。






イベント
「木の曜日講座 in2019」
今年も
「“鳥見の会” について」
「木の曜日講座2017」
「グリーンシーズンモード」
「木の曜日講座 in2015」
「風土館講座」
「シダ観察」
「鳥見の会Ⅱ」
「鳥見の会 2013」
「鳥見の会 2013のご案内」
「冬の鳥」
「Coyote = Ftre コラボツアー」
「秋のイベント・ツアー」
「調査のご報告2012」
「続・鳥見の会」
「鳥見の会」 2012
「冬の王者をみる!」
「スノーランブラー体験会」
バックナンバー
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年