2012.1. 8 14:49

「冬靴」

さりげなく始まっている、不定期投稿の「自然観察を楽しむための道具たち」シリーズ。


前回までは、「スノーシュー」と「スノーランブラー」。
今回は「冬靴」編。


まずは、オーソドックスな防寒長靴。
長靴の中に、モコモコのあったかインナーが入ってます。
北国なら、ホームセンターで手に入り、色々なサイズ・カラー・価格があります。
スノーシューにも装着でき、春先の湿っぽい雪の時の軽い散策なら、意外とこんな長靴の方が便利。
人やモノによっては、厳冬期では冷たさを感じることもあるかと思うので、冷え性の人は注意が必要ですね。
スノーランブラーでも装着は可能ですが、足首が柔らかすぎて(ゴムなので当然ですが)、ちょっと扱いにくいかな、と思います。
ただ、値段がお手頃なので、多用途目的にまずはコレ。
snowramb1.jpg


ワタシを含めてニセコの仲間たちの多くがコチラ、ソレルブーツ。
「しろくまマークで-40℃まで対応」などと聞きますが、試したことありません・・・。
あったか冬ブーツの代表格ですね。
当然ながら、スノーシューもスノーランブラーもどちらもOK。
しかし、「歩きつづける」にはやっぱり不向き。
トレッキングシューズじゃないのでフィット感は少々アバウトな感じだし、
人によっては暖かすぎて、動き続けると足に汗をかくことも。
厳冬期に「汗をかく」ことは致命的なんです。


またここ数年、ゴムの製造・加工が変わったのか、ゴムの部分のひび割れが数年でおきてしまいます。
いいものなだけに残念。
snowramb1.jpg


意外とアリなのが、釣り用のウインターブーツ。
冬の防波堤などで使うことを考えているので、かなり暖かいモノも多く、作りもなかなか。
紐によるフィット感もよく、歩きやすい。
なによりソレルブーツなどに比べるとお手頃価格!
しかもスノーシューにもスノーランブラーにも使えます。ちょっと買い物、程度の時にもGood。
ただし、靴の高さが低めなので、ニセコのような雪が多いところでは、スパッツがないと雪が入りまくりです。
豪雪地帯でない地域での、ウインターシューズとしてちょうどいいかもしれません。
snowramb1.jpg


やっぱり「歩く」にはスノートレッキングシューズがいいですね。
ウチのスノーランブラーツアーでは、このブーツをお客様にお貸ししています。
足首のホールド感もよく、だけどもしっかりしすぎてないので気軽に歩きやすい。
見た目はソレルブーツなどに比べると寒そうですが、いやいや、かなり暖か。ワタシには十分すぎるほどに感じます。
コチラのブーツは-32℃まで対応らしいですが、やっぱり試してません・・・。
一日スノーシューで歩く、という時も、こんな靴で歩けば疲れが軽減します。
とっても歩きやすいです。
snowramb1.jpg


以上、ウチにあるいろんな靴を引っ張り出してご紹介、でした。
こんな靴にスパッツ付きのスキーパンツを履いていれば、足元の雪対策はバッチリ!
(当然もっといいモノもたくさんありますので、楽しく選んで、迷ってみて下さい)


野外での楽しさは、快適・適切な装備と道具、安心・安全から。

●コメント一覧
●コメントを投稿

投稿ボタンを押してから、投稿完了までしばらく時間がかかります。
投稿完了後、管理者が承認するまではコメントは表示されません。






野外道具
「最近買ってよかったもの」
「マイクロ・パフ・フーディ」
「ワタシ的、散策スノーシュー選び」
「フィールドワーカー的レンズ」
「エバーブレスフォトン新調」
「ベストというベストチョイス」
「Ftre手ぬぐい」
「散策バッグ」
「カメラ運用~3」
「カメラ運用~2」
「カメラ運用~1」
「カメラ運用」
「気楽な冬靴」
「New」
「小物入れ」
「レンタル用冬靴」
「新調!」
「冬グローブに」
「エバーブレスフォトン」
「良さげなサブバック」
「野帳~その2」
「温かい幸せ」
「GPS~Garmin eTrex30・・その2」
「GPS~Garmin eTrex30」
「インナーシャツ」
「山シャツレイヤリング」
「植物写真用カメラ」
「自然とデジタル~その3」
「自然とデジタル~その2」
「自然とデジタル~その1」
「さらば!汗冷え」
「ミッドシェルのすすめ」
「カメラ考」
「いい道具の要素」
「野帳」
「スノーランブラーの性能は?」
「冬靴」
「スノーシュー」
「スノーランブラー」
「ニューアイテム」
バックナンバー
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年