2013.12.14 12:02

「自然とデジタル~その1」

自然の中でのデジタル機器って、どう思います?


最近は図鑑や大量の画像、資料などなどをタブレットPCなどで持ち歩くことが難なくできます。
これってかなり便利といえば便利なのですが、ワタクシ、図鑑・野帳(メモ)・資料などはアナログ派。
デジカメは当然使ってますが、あとは重い図鑑を何冊もカバンに入れて、自分でも解読不能のメモを書きつつ、
資料をクチャクチャにしながら歩いています。


最近はガイド中でも、タブレットPCで写真を見せたり解説したりといった手法もありますが、
私自身はツアー中にちょっとした図鑑写真をお客様に見せる、といったときには、
あくまで “(紙の)図鑑” で見せるのがいいと思っています。


覚えるために植物や鳥を勉強したい、という時も、必ず “紙の図鑑” で見ることが大事です。


ただ、フィールドワークをしている時で―、
特に、泊まりがけで山に行っている時や本州などの慣れない土地での自然観察は、そうそうしょっちゅう行けない場所。
そんななかで出会った植物や鳥は、その場で調べて
「しっかりと見るべきトコロを見たい。撮るべき写真を撮って記録したい」
という気持ちもあります。
ましてや動物の痕跡などは、時間がたてばなくなっちゃうのでなおさら “その場での同定” が大事。


(↓歩くのを止めて、持ってきた図鑑でひたすら調べる!の図。・・・このあと結局この図鑑には載ってませんでした・・・)
110601%20225.jpg


そんな時、
「あぁ~、家にある “あの本” があれば調べられるのに」
と思うことは多々あるわけで・・・。


最近は本や資料を大量にスキャンしておいて、タブレットやスマートフォンに入れておき、いつでもどこでも見られるようにしておくことができます。
いわゆる本の “自炊” 作業です(本を電子化することを “自炊” といいます)。


自分自身の自然観察にはそんなデジタル要素を取り入れるのもアリだよな~・・・と感じる日々。


冬の間にそんなトコロを大改革!・・・はまた次の投稿で。

●コメント一覧
●コメントを投稿

投稿ボタンを押してから、投稿完了までしばらく時間がかかります。
投稿完了後、管理者が承認するまではコメントは表示されません。






野外道具
「最近買ってよかったもの」
「マイクロ・パフ・フーディ」
「ワタシ的、散策スノーシュー選び」
「フィールドワーカー的レンズ」
「エバーブレスフォトン新調」
「ベストというベストチョイス」
「Ftre手ぬぐい」
「散策バッグ」
「カメラ運用~3」
「カメラ運用~2」
「カメラ運用~1」
「カメラ運用」
「気楽な冬靴」
「New」
「小物入れ」
「レンタル用冬靴」
「新調!」
「冬グローブに」
「エバーブレスフォトン」
「良さげなサブバック」
「野帳~その2」
「温かい幸せ」
「GPS~Garmin eTrex30・・その2」
「GPS~Garmin eTrex30」
「インナーシャツ」
「山シャツレイヤリング」
「植物写真用カメラ」
「自然とデジタル~その3」
「自然とデジタル~その2」
「自然とデジタル~その1」
「さらば!汗冷え」
「ミッドシェルのすすめ」
「カメラ考」
「いい道具の要素」
「野帳」
「スノーランブラーの性能は?」
「冬靴」
「スノーシュー」
「スノーランブラー」
「ニューアイテム」
バックナンバー
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年