2017.2.15 15:07

樹木マイスター

この日もスノーシューツアーの一日。


ご主人は知り合いのスキーガイドツアーでバックカントリーへ。
奥サマは自然ツアーで森歩き。
ワタシは当然、奥サマとご一緒していました。
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ワタシらは超スローペースで、だけどもひとつひとつをキチンと見ながら、誰も気づかない微妙な自然の姿に感心しながら・唸りながら、歩いてました。


こんな歩き方を一日していたら、奥サマはもうすっかりニセコの森の樹木を自然と見分けていました。
しかも、遠目で枝ぶりやら環境を見て “アタリ” をつけて見分けて、近づいて「個」をキチンと見て識別して・・・・・・ヤブキ的「パッと見分類学」までマスターです。


『夏になって葉があったら、分からない』
なんて言っていましたが、普通は逆ですから(笑)
見分ける手がかりの少ない冬に分かるようになれば、夏はすぐ分かるようになりますんで。


ツアーが終わる頃には、「ニセコの樹木マイスター」の称号を授けました(笑)
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スキーをガンガン滑るのも良し・じっくり自然を見るのも良し、地域に色々なタイプのガイドがいて色々なスタイルのツアーがあって、色々なお客様に楽しんでもらえる地域になるといいですね。

2017.2.13 18:42

ヤマセミ

ヤマセミは北海道では冬でも見られる地域(=留鳥)と、夏だけしか見られない地域(=夏鳥)があると、ワタシ的には思ってます。


ニセコでは、数年前までは冬に見られることはほとんどなかったのですが、ここ数年は冬でも稀に見かけることがあります。
夏より個体数は減るのだろうけど、ニセコでもここ数年は間違いなく越冬しているようです。


しかし、これだけ雪が多いニセコ。
冬に川辺に近づいて行って、ずっと雪が降り続く中で探し回る、というのは現実的に難しく、そうなるともぉ雪中行軍の様相。
「ヤマセミを見るためにそこまでするかどうか」
はアナタ次第。


今回は、昨年末に新たに見つけた越冬地。
何回か同じ場所で見ていたのですが、ここ数週間はパタッと見かけなくなりました。


「厳冬期を迎えて、雪の少ない周辺地域にでも移動したのかな」
と思いつつも、それでもめげずに通い続けて、この日も2時間待ち・・・・・・。


なんて書くと、
「雪の中、2時間待つなんて、なんとまぁモノ好きなのでしょう」
という気になるかもしれませんが、実はここ、車から降りて3歩で到着できる観察場所なので、まったく苦になりません。


車の中でウトウトしかけていると、ヤマセミ特有の鋭い鳴き声に起こされました。


近づきすぎて双眼鏡で覗いたり、写真を撮るために追いかければ、せっかくの厳しい冬をやり過ごそうとしている鳥に対して強いプレッシャーとなりますが、ここは今までの観察の中で “止まり木” が分かっているので、余裕の心持ちでその木に止まるのを待つのみ。


ずっと待っていたら、向こうから近づいてきました。


2ヶ月かけて、「ニセコの冬でもヤマセミが越冬している」という証拠写真がやっと撮れました。
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2017.2.11 16:36

高曇り

この日は青空の見えない曇り空。
だけど、ニセコアンヌプリも羊蹄山も山頂まで見えるほど雲は高く、風なし、雪なし、気温は寒くもなく暖かくもなく。
ある意味で、良いコンディションです。


そんなタイミングでスノーランブラーツアーでした。


まずは少しだけ練習。ちょっと慣れればもうOKです。
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スノーランブラーは自然を見るためのスキーなので、メインは練習じゃなくて観察です。
植物を見たり、動物の足跡を見たり。
足跡だらけの一日だったので、お客様はすっかり ”足跡観察はおまかせ” となってました。
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斜面を登りながらも、遊んで―
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アンヌプリを一望する小山へ立って、森を観察。
遠望するからこそ見えてくるニセコの森、っていうのもあるものです。
10年来ニセコに来ているお客様でしたが、新発見もあったようで、ガイドの甲斐もありました(笑)
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↓秘密の “ヤブキゲレンデ” 。(別にヒミツじゃありませんが)
スノーランブラーで遊ぶにはぴったりな、いつもまっさらな斜面です。
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いつものように、一日中歩いていても誰にも会わない、静かな一日でした。

2017.2. 9 17:46

行きにくい場所

今日はこんな所に行ってました。
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氷が成長するのは、1月末~2月の厳冬期のみ。
3月になるとこの場所は雪崩が怖いし、氷も小さくなっちゃうので、そこまでして行きたくありません。
しかも、風が当たる場所なので風の弱い日を選ぶ必要があり、雪が降っていると氷に雪が積もっちゃってパッとしない。
さらに、なかなかの急斜面を登るので、体力と装備も少し必要。


となると、いつものワタシののんびりツアーな雰囲気では、なかなか行けることがありませんね。


そんな所に、数年ぶりに行ってきました。
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2017.2. 7 17:57

お得?

今回のツアーは、めまぐるしく変わる天気の中での1dayツアー。
だけども、焦って歩くわけでもなく、目的地やツアールートがあるわけでもないので、相変わらず、じっくり観察しながらの気ままなのんびり森林散策です。


時折、ワッサワサと雪が降り出す森も綺麗。
しかも、このお客様が参加してくれている時はいつも晴れの天気ばかりだったので、雪降る森、というのが新鮮だったようです。
良かった良かった。ニセコのオーソドックスな森の姿が見れましたね。

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日差しが出て来る瞬間の森は、極上の美しさです。
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青空の森!
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フクロウが間違いなくいる、という森を歩いていたので(すでに確認済みなのです)、木を一本一本チェックしながら三人の目で探します。
いつもは私ひとりの目なので、効率よく広範囲を探れます。
そんな間は完全放置!(←あっ、いつものことか?!)
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今回はそう簡単に出会わせてはくれませんでしたが、フクロウの好む森や、探す時に見るべき場所、探し方、森の中での大きさのイメージなどなど、そんなトコロを体感すれば、いつかどこかで出会えるかもしれませんね。
ただ探すだけでは、なかなか出会えるものでもありませんから。


ちなみに、北海道のフクロウは亜種エゾフクロウ。
本州のフクロウに比べると、腹面の白色が強い感じがあります。
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フクロウには出会えなくても、ハシブトガラ・ゴジュウカラ・アカゲラ・コゲラ、ツグミにキバシリ、シマエナガなどなど、小鳥たちもたくさん観察。


色々な天気の中、色々な森の表情を見て、色々な観察が出来て、しかもツアー後は森以外の場所をプラプラして……お得な一日でした。

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