2017.2. 5  9:29

「サクラソウ色々」

サクラソウの仲間たちって混乱しやすいグループです。
名前と花姿が似ているものばかりなので、どれがどれだか、ゴチャゴチャになっちゃうパターンですね。
しかも、どこでもしょっちゅう見る植物でもないので経験値もなかなか上がらず、いつまでたっても混乱地獄から抜け出せない、という人もいるのではないでしょうか。


かくいうワタシも数年前まで、この仲間を見るたびに
「コイツはなんだったっけなぁ~。何度も見ているんだけど……」
と、なっていました。


ちなみに、
『写真撮って、家帰ってから調べりゃいいじゃん』
ではないのです。
家に帰ってから分かることと、現地で分かることには、大きな違いがあるものです。
現地で分かった方が、見えてくるものが広がるものですから。


こちら、サクラソウ科の “まさに” サクラソウ。
(こういう時は、「Theサクラソウ」と言うと、ツウっぽいですよ)
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葉はサニーレタス系(または、チンゲンサイふう)で、大雑把な重鋸歯になってます。
(↓葉だけのサクラソウ)
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《参考》重鋸歯とは・・・葉の縁の形状を “鋸歯” (きょし)といい、ひとつの大きな鋸歯の間に細かい鋸歯があるような形状のこと。二重鋸歯ともいう。(→「写真で見る植物用語」より写真で見る


こっちは同じサクラソウ科でも、名前はクリンソウ。
葉は同じくチンゲンサイふうだけど、サクラソウのような重鋸歯になってません。
また、沢沿いなどの湿っぽい所に多く、群生する傾向にあるかと思います。
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花が輪生状に咲くのでクリンソウ。
だけど、花に目を引っ張られずに、葉をキチンと観察しましょう。
違いが見えてきますので。
(↓葉だけのクリンソウ)
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このチンゲンサイが小さくなり、“ヘラ型”の葉となると、「○○コザクラ」といった名前のサクラソウになることが多く、ユキワリコザクラやらソラチコザクラ、エゾコザクラなどなど。
(↓ソラチコザクラ)
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さらにこちら↓は、オオサクラソウ。
サクラソウと花が似ていて背丈も似た感じですが、サクラソウとは葉の形が違っていて、サニーレタスやチンゲンサイふうではありません(円心形)。
葉の大きさはサクラソウの方が大きいので、サクラソウの方がしっかりとした印象がします。なのに、こっちがオオサクラソウですので。
オオサクラソウは花が円形について、“花つき” がいいからなのでしょうか。
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オオサクラソウに似てますが、茎に毛が多いエゾオオサクラソウ。
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こちらはサクラソウモドキ。
局所分布のため、そう見るものではありません。とりあえずは無視してもいいかも(?)
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これら円心形の葉を持つサクラソウの仲間には、他にヒダカイワザクラの「○○イワザクラ」もいます。
だけど、ヒダカイワザクラの変種はカムイコザクラで……あれっ?「○○コザクラ」だ(笑)
(↓ヒダカイワザクラ)
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ヒダカイワザクラは、別名アポイコザクラとも言い……イヤぁぁぁ~。
ふぅぅ~。


これらをただ図鑑とにらめっこして覚えても、面白くもないし、覚えられるものではありません(少なくとも、ワタシの頭では)。


これらすべてが同じような環境に、同じような個体数で生えているわけではないので、やはり「生育環境と生え方」を実際に見て、整理をつけるのがイチバンです。
生育環境も生え方もそれぞれが違い、花姿も違いますから。
そのためには『数多く歩き回って、数多く見る』しか、テはないかもしれませんね。
そんな過程も楽しいものです。。。きっと。
って、ここまで読ませておいて、何の解決策にもなってませんが(^_^;)


ある日突然、ふと気づいたらいつの間にか頭が整理されていて、出会った時に何の違和感もなく名前が浮かんできた時にはもう……そりゃ、ウレシイものですよ。
そんな妄想の元、自然散策にいそしんで下さいマセ。

2017.2. 3 19:36

もう2月

分かる人にはもう何度も見ているこの写真……いつもいつも同じ写真でスミマセン。
酔っ払って撮っているもので。
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そうです。
またいつもの交流会&情報交換会&決起集会&近況報告会&……まぁ要するに飲んでました。


しかし、ワタシにとっては、とても大事な冬のイベントなのです。
ただ単純に “楽しい” だけでなく、今年のやりたいこと・やるべきことを互いに再確認し、大いに刺激をもらってきました。
まだまだ勉強不足なトコロも痛感させてもらったり……。


ありがたいことに年末から1月はずいぶんとツアーが続いて忙しくさせてもらいましたが、2月からは少しペースが落ち着きます(これからどんどん申し込んでもらって構いませんよー)。
そんな間に講義のために学校に行ったり、来季に向けての準備をしたり、の季節です。
そんな二日間でした。

2017.2. 1 15:14

足跡観察

この日は、生き物好きな女の子とスノーシューツアー。
動物そのものと出会うのはなかなかムズカシイですが、この日は雪も降っていないので足跡だらけ。
新雪・粉雪が感じられないかわりに、足跡観察会となりました。


ワタシ自身も改めて、
「森の中の動物って出会うことは少ないけど、これだけの生き物が歩き回っているんだな~」
と感じるほどの足跡。


観察中。
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RIMG0008.JPG


こちら↓は、休憩場所を造成中。
ワタシは現場監督として見ているだけ。
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“動物そのもの” が見られるに越したことはないのですが、生き物だって人前に堂々と出てくる、なんてことはしません。
それが普通の自然の姿です。
都会では、人馴れしてしまった鳥や動物が見られるポイント、なんかがありますが、それって少し違和感を感じてしまいますしね。


そんな本来の自然の森の姿と、観察と想像の楽しさ、というトコロも分かってもらえればいいのですが……と、言い訳(^_^;)。

2017.1.30 21:07

オオバナノエンレイソウ

こちら、オオバナノエンレイソウ群落。
なかなか見事でした。
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超大花・オオバナノエンレイソウもありました。
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5月9日 日高管内にて

2017.1.28 16:21

おまかせ3day

4泊5日でニセコへ来て、スキーをしないお客様。
そのうちの3日間、ずっと “おまかせ” でご一緒していました。


初日の午前中はあいにくの暴風雪。
一日中止にするのは簡単ですが、『別に、どこかでお茶、でもいいですよ』なんてことを言ってくれるお客様だし、せっかくニセコまで来てくれたのにホテルに缶詰状態、というのは何なので、午後から “歩かないツアー” で自然ツアーへ。


車から3歩、という超近場で、レンジャクやらツグミやらアトリやら、ヤマセミまで……「車で鳥観察会」をしてました。
(自然ツアーと言っていいのか!というくらい歩いてません。歩いていないので、写真すらありません(笑))


さて次の日は、マイナス20℃近くまで冷え込んだ朝。
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『厳冬期のニセコに来られるのは年齢的に最後かな……』
などとおっしゃっていたので、
「じゃ、これだけの寒さを逆手にとって、厳冬期にしか見れない風景を」
ということで、少し遠出をしてました。


こんな氷爆を見に。
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正月くらいでは氷がそれほど成長していませんが、この時期になって寒さが続けば急速に氷が大きくなって見応えがありますね。
厳冬期ならではの風景ですね。
近くで見ればこんな↓。
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そんなことやっているうちに、ニセコもすっかり天気が回復して穏やかな3日目。
今度はニセコらしい森の中を、超じっくりと観察しながらのスノーシュー。
1日かけてもやっぱり大して歩いていません(笑)いいことです。


そのかわり、ニセコらしい森と個々の木々、ニセコらしい雪質を堪能した一日でした。
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