2017.6. 6 17:17

所変われば

まだ新潟にいます。


北海道に比べると本州の森林内はササの侵入が少ないせいか、多様性に富んでいるのを感じます。
同じ面積で比べれば、単純に植物の種数が多い。分からないモノもあるのですが、それがまた楽し。


森の階層が厚いので、快晴の日でも落葉広葉樹林でこの暗さ。もっと常緑樹が混じる森なら、さらに暗くなるでしょう。北海道なら、もっと明るい森になります。
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海岸断崖にクロマツとアカマツの森。
こんな本州ではありきたりの風景が、北海道にはない風景。
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数年前に、北海道で探したスナビキソウ。どこにでもたくさんありました。
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これも北海道では探しました。こちらでは海沿いの道の駅裏にありました。ハマボッス。
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さらには、アカショウビンの声が普通に聞かれ、ヤマドリの母衣打ちの音が森でずっと響いています。
本州だな~、と。


そして、人口密度の多いギンリョウソウ。さすが本州!?(これは関係ないか)
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2017.6. 4 17:09

新潟にて

ブログ更新がいつもよりも空いてしまいました。


新潟にいます。
先日フェリーで本州に降り立ちました。


ワタシ、大学時代を過ごしたのが新潟なので、フェリーターミナルや新潟駅周辺はとても懐かしく感じたのですが、着いて数時間後には山奥の森の中にいたのであまり懐かしさもありません(笑)


とにかく、相変わらず森の中を歩き回っています。


ちなみに着いてからずっと雨模様。写真もパッとしません。
しかもこの時期、森の中は花の少ない時期。
撮った写真を見ても、一般的にはあまり「おぉ~」とも思わないこんな写真ばかりです。
いわゆる記録写真というモノばかり。

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北海道ではまったく見られないものばかりなので、「おぉ~」なのですが。

2017.6. 1 11:08

6月上旬の予定

一昨日までは、調査仕事で道のない極悪な道のりを何時間も歩き続けてヘトヘトになり、昨日はしっかりとした登山道のある道のりを、ルンルン気分で歩いていました。

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探していたモミジバショウマも発見。北海道特産種。花のタイミングにまた見たいものです。
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さて、今日から6月半ばまで、調査仕事のため東北へ行ってきます。
この出張仕事ももう、毎年の春と秋の恒例仕事となっています。


その間のツアーの対応は出来ませんが、お問い合わせやお申し込み可否の対応は可能です。
遠慮はいりませんよ。

2017.5.30 18:36

待ちに待った

ワタシがフィールワークからツアー・調査現場仕事までフルに使っているカメラは、オリンパスの防水カメラ。
主に記録写真用に、もっともハードに使っています。


しかし買ったのはもう4年ほど前で、TG-2と言われるモデル(現行のモデルはTG-4)。
一度出歩けば数百枚というペースで写真を撮り、大雨だろうが大雪だろうが道なき道を歩こうが常に持ち続けているので、ここ数年はさすがに不調になることもしばしばありました。


それでもこの一年以上、だましだまし使い続け、現行のもの(TG-4)がモデルチェンジするのをずっと待っていました。


それが!!


やっと先日、海外で新TGシリーズ(TG-5)の発表がありました。
→デジカメWatch 2017/5/17
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画素数をTG-4よりも落とすことで、より高感度となっているようで……防水カメラとしてハードに色々な状況で撮影する身からすると、オリンパスさん、ありがたい選択です。分かってらっしゃる。
ワタシ的には画素数は1,200万画素あれば充分。必要なのは雨の暗い森の中での撮影感度です。


夏までにはきっと日本でも発表となるか!?
となればワタクシ、即買いです(笑)
記録写真を撮ることは仕事の一環。商売道具です。


楽しみ、楽しみ。

2017.5.28 17:36

嬉しい出来事

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ワタシの冬のツアーでは、歩き出す前に
「ウェアのポケットのチャック、閉まってますかー?もしも開いていてポケットの中身を雪の中に落としたら、回収不可能となりますよぉー。はぁーい皆さん、チェックしてー」
という儀式があります。


ニセコのように、軽い雪が数mも積もっている中で鍵やらカメラやらを落とせば、あっという間にズブズブ~っと埋まってしまいます。
しかもワタシのツアーで歩いている場所は、夏の遊歩道などはない場所なので、雪がなくなれば一面の笹薮の森。ヤブの中に埋もれてしまいます。
雪の森での落とし物は、雪がなくなっても回収不可能なのです。


さて、今年の1月のツアーの際、ツアーが終わって車に乗ろうとしたら、
「あっ、カメラがない!」
と、お客様談。
カメラホルダーにしっかりと付けていたのに、何かの拍子で外れて、どこかに落としてしまったようです。


すぐに森の中に戻って探してみましたが、不用意に歩き回るとかえって見つけられなくなると思い、5分程度探した後に半ば諦め、とりあえず宿にお送りしました。
お別れする際、お客様はすっかりブルー……。そりゃそうですよね……。


さてさてワタシは、お客様を送迎後すぐに現地に戻り、探し回る前に作戦を考える。。。


まずは自分のカメラを雪に落としてみて、今日の雪質ではどのくらい沈み込むのか実験。


すると、2メートル近い積雪の上に前日の軽い粉雪が数十センチも積もっているので、50センチ以上は雪の中に沈み込んでいきます……。あやうく、自分のカメラも発見不可能になるところでした。


となると、今日明日でがむしゃらに探しても見つかる可能性はとても低いわけで。なにせ、数kmは歩いてますから。


まずは、新たに雪が降ってしまう前に、ツアーで歩いたルートを正確に記録する必要があります。
そこで、まだ残っているツアーの踏み跡を正確にたどり、GPSで軌跡データを残す―これでいつになろうが、2~3mの誤差で今日歩いたルートをたどることが出来ます。


そのあとで、落としていそうな場所を重点的に、雪を掘りながら捜索。
しかしさすがに見つからず。


季節は厳冬期の真っ只中。
数日で雪はどんどん積もってしまい、もう捜索不可能となりました……。


そして3月も半ばを過ぎて少しずつ雪が溶けてくると、GPSの軌跡データが役立つ季節になりました。


雪が数十センチ減ればGPSで正確にたどりながら歩き、また数十センチ減れば歩く。
5月に入って雪が完全になくなったら笹薮に埋もれてしまうので、それまでが勝負です。


そんなこんなを繰り返して、ゴールデンウィーク。積雪量が残り50センチ程度になった頃…………


いつものように仕事の合間に歩いていたら、残雪の森の中に小さな物体がポツンと。。。


神が降りました。
思わず、「あ゛ぁぁーー!あったぁぁぁーーー!!」叫んでしまいましたよ。静かな春の森で、ひとり雄叫び(笑)


3ヶ月以上ぶりに回収です。


・・・・・・・
しかしこれからが大事。


お客様が落としたカメラはワタシと同じ防水カメラだったのですが、さすがに3ヶ月以上も雪に埋もれていたせいでモニタやレンズは結露しまくり。
電池はまず残っていないでしょうが、かといって不用意に電源を入れて万が一通電したらショートを起こして壊れてしまうかも。


まずは電池を抜いてワタシのカメラで充電し、フタの類を全開にして乾燥剤やら太陽のチカラを借りてカメラ本体内部をゆっくりと数日間かけて乾燥。焦ってドライヤーでの乾燥は禁物です。


すると3日ほどで結露は消え、綿棒で小さなゴミを掃除し、満タンになった電池をセット。ドキドキしながら電源を入れてみたら……なんと!ON!!フツーに使えそう!!
さすがにお客様のメモリーカードまでは確認するわけにもいかないけれど、本体が大丈夫なくらいだからきっとメモリーカードも大丈夫でしょう。


ワタシ的には、カメラ本体の金額的損失よりもメモリーカード内のご旅行の思い出までも失くしてしまったことがとても心苦しかったので、少し安心しました。


あとはお客様にお送りして、画像データを確認してもらうだけです。


・・・・・・・
カメラを発送してから、数週間後―。


お客様から手作り写真集が届きました―中身はニセコでのご旅行の写真の数々。
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とてもとても、嬉しい出来事でした。

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